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カテゴリ:韓国ドラマ
ジュンサンの、私がジュンサンだ、という唐突な言葉に、ユジンは、信じることができません。その場に駆けつけ、真実を知っているにもかかわらずウソをつくなとしらばっくれる、サンヒョクを殴りつける、ジュンサン。そんな姿を見て、ユジンは、見そこなった、と、サンヒョクと立ち去ります。
その日の夜、ユジンが下宿に戻ると、母がいた。ジュンサンから電話がかかってきたので、最後に会いに行こうとするが、母に止められる。そのとき、母が心臓発作で、倒れてしまう。それを聞き、かけつけたサンヒョクは、ことの経緯を知り、ジュンサンのホテルを訪ね、みんなをこれ以上、苦しめるな、と再度、お願いする。 ジュンサンは、自分が高校時代に住んでいた家で一泊。朝、母カン・ミヒが座っていた。その場で、なぜ、記憶を入れ替えたのか問い詰めると、ジュンサンは父親がいなくて不幸だったうえに、自分を恨んでいたので、記憶喪失をいい機会に、父親がいるように、入れ替えた、とのこと。その結果、愛されるようになった、と。高校時代に使っていた、名札などにまぎれて、ユジンが授業中に書いた手紙を見つける。そして、クリスマスにユジンに向けて録音した、たどたどしい、ジュンサンの肉声テープも発見し、涙を流しながら聞く、ジュンサン。 大魔王ことパク・チョンホ先生に結婚の報告をしに春川第一高校に行くユジン。放送室には、妹のヒジンもいた。そのとき、自分の失われた記憶を取り戻そうとやってきた、ミンヒョンもいた。しかし、2人は、摺れ違いつづける。そんな中、ユジンが、大魔王対策として教えた詩の朗読を、早速実践する放送部員の詩の朗読が、女子校内放送から聞こえてくる。 「初恋」S・ティーズデイル 「愛しい視線でで振り返り 後ろの私を見てください あなたの愛で 私を目覚めさせてください そよ風が燕を空に誘うように 日が照りつけようと嵐が来ようと 私たちが遠くに 羽ばたけるように でも初恋の人が 私を呼んだら どうしよう」 いまのユジンの心情を吐露したような詩の内容が、13話時点の境遇を集約しています。ジュンサンは、ミンヒョンとして生きていくことが、みんなを不幸にしないことだ、と悟ります。 その一方、チェリンは、興信所を使って、ジュンサンの身の上調査をしたところ、カン・ミヒが結婚して、戸籍を修正することで、苗字を変えていただけで、ジュンサンと、ミンヒョンが同一人物である、という結論を得る。 ユジンの母のお見舞いにいった、サンヒョクの父の、ジュンサンの葬式に行かなかったことを思い出し、ジュンサンがサンヒョクの父になぜ、10年前に会いに来たのか、わからない、ということを、聞きだし、いぶかしく思う。 アメリカに発ち、韓国には戻ってこないことを決意する、ジュンサン。あいさつまわりで行った、チェリンのブティックで、ウエディングドレスの試着をしているユジンと出くわす。ミンヒョンを愛していたのか、ジュンサンを愛していたのか、尋ねる、ジュンサン。答えは、2人とも、それぞれ、愛していた、というもの。言葉の重みをかみしめつつ、真実を告げることなく、結婚を祝福して去る、ジュンサン。 ユジンは、結婚式場の案内状を届けに、春川第一高校に行く。その情報を聞きつけたチェリンは、サンヒョクに連絡し、あわてて、春川第一高校に向かう。そこで、大魔王から、サンヒョクがジュンサンのことを調べにきた事実を隠すことには成功するが、ユジンは、サンヒョクが来た、ということを聞かされていないことを不審に思う。ユジンの実家に仕事を抜け出してきていたサンヒョクのあわてぶりをみて、さらに疑念を深めたユジンは、ソウルのユジンの下宿にサンヒョクに送り届けられた足で、ジュンサンのホテルへタクシーで向かう。 ジュンサンの部屋の呼び鈴を押すべきかどうかで逡巡しているところで、話は終わる。 ミンヒョンが、自分が、ジュンサンである、とユジンに伝えるが、信じてもらえず、逆に、せっぱつまって、大事な思い出まで踏みにじり、暴力まで振るう人という印象を与えてしまう。春川とソウルを、みんなが、行ったり来たりする、という非常にあわただしい展開。 真実を知った、サンヒョクと、チェリンは、ミンヒョンが、ジュンサンである、という事実が、大魔王から漏えいすることを、おそれ、仕事を放棄して、飛びだします。 みんなを傷つけまい、と自分のユジンに対する愛情をしまいこもうとする、ジュンサン。ジュンサンがミンヒョンであることも知らず、サンヒョクとの結婚だけに集中しようとするユジンが、かわいそうな回です。 サンヒョクの、たとえ、ジュンサンが目の前に現れても、自分と結婚してくれるか、と重ねて、ユジンに確認するところが、あさましくもあり、おろかでもあります。 ユジンは、ジュンサンが生きている、とは思いもしないので、その言葉を、そんなことが起こるはずがないものとして、本当に目の前に現れれば、苦しむだろうけれども、忘れ去ろうとします。 しかし、自分の目で、確認しようとします。次回、ユジンは、呼び鈴を押し、ジュンサンに、会えるのでしょうか。 また、明日。 不朽の名作韓国ドラマ「冬のソナタ」最新情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月07日 10時41分38秒
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