100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

178331
HOME \| DIARY \| PROFILE	【フォローする】【ログイン】

野ばら呉服会　～５０代の呉服～

カテゴリ別記事

よく読まれている記事

お気に入りブログ

カテゴリ未分類797

華道（正風流）149

フラメンコ1

着物コーデ3

ビスクドール1

[旅行] カテゴリの記事

全34件 (34件中 1-34件目)

1

★薔薇の回廊

　父とバス旅行に行って来ました。　一番時間が短かったけど、一番心に残った山梨県のハイジ村でした。　　画像は薔薇の回廊。我がにある品種はみんなありました。　我が家のは強健種ばかりなので、アーチにはうってつけです。　　ネームタグが見当たらず、名前がわからない紫の薔薇。これ、欲しいなあ。　なんていう薔薇かしら。

June 12, 2010

コメント(0)
★義妹の結婚式９

ゆっくりテラスでフルーツとヨーグルトを食べ、９時にチェックアウト。結婚式もあったり、離島へ行ったり、充実した旅行だった。洋菓子はあまり興味なかったけど、焼きたてのクロワッサンだけはもう１回食べたかったな。日本のは甘くてベタベタ油っぽくてあまり好きではないから。２１時半帰宅。荷物を整理して就寝。あー、楽しかった。それにしてもお尻が痛い・・。(ーー;)

August 18, 2008

コメント(2)
★義妹の結婚式８

午前中はウォーキングも兼ねて徒歩で水族館へ。なかなか見ごたえがあって、良かった。生きたオウムガイを見たのは初めて。愛嬌のある青い平目や、土木工事しているキスの仲間、海亀などなど。お昼は部屋に戻って。午後からは鳥博物園に。国鳥のラグーやニューカレドニアのカラフルなオウム、エミューなど沢山。エミューは大きくてびっくり。それに人懐っこくて可愛い顔をしている。画像は孔雀の求愛中。雄は必死でお尻丸出しで、前につんのめりそうになっても、羽を震わせて気を引こうとするが、雌は知らん顔。あまりにも健気で一枚パチリ。ちょっと寒かったのか、頭が痛くなって、夕方帰宅後少し横になった。食欲もあまりなかったので、人参とトマトのソテーと海老を少し食べて終わり。食べすぎで胃ももたれ気味・・。帰国後の体重計が脳裏を霞む。

August 17, 2008

コメント(0)
★義妹の結婚式７

今日は買出し。２日分の食料を朝市で。藤壺、イカ、レッドスナッパー、天使の海老（日本ではこう呼んでいる、南方の海の海老で唯一生食できる海老）、子牛のヒレ肉、鳩、ニンニク、南瓜、トマト、きゅうり、茄子、ズッキーニ、青梗菜、パパイア、ローカルオレンジ、バナナ、ネクタリン。昼はテラスで。海老が超美味しい！海が見えて気持ちがいい♪ 午後はお土産を買いに大型スーパーへ。ワイン６本、干し杏、ココナツボンボンは自分用。チョコレートなどは家族、職場用。夕食は寒いのでダイニングで。夫が鳩の丸焼きをオーブンで作ってくれた。無駄な脂肪がなくて美味しい。（私にも無駄な脂肪は要らないです）

August 16, 2008

コメント(0)
★義妹の結婚式６

夕方にはヌーメアに戻ってしまうので、今日が最後の朝食。毎朝サーブされる焼きたての高カロリーなクロワッサン、じっと我慢して夫に譲っていたけど、とうとうパクリ。ひや～～～美味しい♪昔食べたパリの味！さすがフランス領。絶品のクロワッサンに後悔なし！朝からめいっぱい遊ぶ。朝は散歩がてら、ムリ橋（ロケ地）まで行き、お魚を見たり、泳いだり。チェックアウトしてレストランでランチ。そのあとサイクリング。しかしこのサイクリングは一生忘れないハプニングが！借りた自転車はマウンテンバイク。乗りにくい上にサドルが堅く、スプリングがついていない。ウベアの道は舗装されてはいるが、荒い舗装でガタガタ道・・。私のお尻は１５分もしないうちに悲鳴を上げる・・。お尻を浮かせたり、お尻を半分ずつ交互に乗せたり、重心をずらしたり。やっと５０分漕いで到着したのはヌベアの最南端。ムリの岬。岩でごつごつしている。ここで、持参した巨大なスウィーティーのようなフルーツで喉を潤し、帰路へ。拷問のような堅いサドル・・。股関節の骨も痛いし、お尻もヒリヒリする(ToT) 夕方５時に飛行機でヌーメアに戻り、近所のスーパーで夕食の買出し。これから３泊はコンドミニアムで自炊♪あー、フレンチよさらば。トマトときゅうりの塩もみ、生ハム、パテ、赤ワイン、最後の残りのドライ野菜と卵のスープ、パン♪ それにしてもお尻が痛い・・。(ーー;)恥ずかしいが夫に見てもらうと、尾てい骨は擦り剥けて真っ赤っか、その横に水泡（まめ？）まで出来ているとな(>_

August 15, 2008

コメント(0)
★義妹の結婚式５

快晴～！！！（●＾o＾●）今日は海に入れた。水温が低いので、ぎゃーという感じだけど・・。ウベアのビーチは砂が非常にきめ細かくて、裸足で歩くと、生クリームの中に足を突っ込んでいるよう。美しい貝殻も割れずにいっぱい流れて来ていて、朝の干潮時、１時間ほど散歩する時に嬉しくなっちゃう。この年になって、涙が出るほど感動する景色があるとは思わなかった。写真では美しさがほとんど出ないけど、ここが映画のロケ地になった場所。絵の具で群青色と蒼色と白を筆でビーッと横に描いただけのような現実の物とは思えない海。そして声も出ない程美しく、ただただ涙がツーっと下りてくる夕焼け。この場所は借りたヴィラのまん前のビーチ。このチェアーで昼寝したり本を読んだりしました。目が見えることをこんなに感謝したことはなかった。

August 14, 2008

コメント(0)
★義妹の結婚式４

今日は曇り空。観光には丁度良いかな、で、島内観光ツアーを申し込み。水深７０ｍ以上あるらしい個人所有の青の洞窟やら、教会、絶壁、映画「天国に一番近い島」ロケ地ムリ島への橋など島の北から南へ。お昼過ぎにホテルに戻り、ランチ。ディナーは高いけど、ランチはそれほど高くない！魚介サラダの前菜と牛肉ステーキで３，０００円位。よし、お昼にいっぱい食べておこう。夕食は部屋で。持ち込んだ赤ワインと、鹿肉のサラミソーセージ、朝食で食べなかったパンと日本から持参したドライ野菜と高野豆腐でお味噌汁。明日は天気だといいな。

August 13, 2008

コメント(0)
★義妹の結婚式３

さてさて今日は午前中にスーパーで水を買い込み、午後　天国に一番近い島ウベアへ渡る。離島は水が１本７５０円以上するとの情報なので、頑張って持ち込み。若い一番下の妹カップルは、離島では水が高くて涙の節約生活をしたとの話だった。でも、国内線は１０ｋｇ制限・・。食材も持参したかったけど、追加料金が取られるらしく、水と鹿肉のソーセージのみ購入。実際は外国人だったので、海外からの乗り継ぎ客と見なされ、２０ｋｇまで良かったらしい・・。夕食はメインプレート１枚とグラスワイン１杯だけで、６，０００円！た、高すぎる！でも周りにはお店も何もない～(T_T) 海は綺麗だけど、ちょっと曇り空。明日はどうかな。

August 12, 2008

コメント(0)
★義妹の結婚式２

現地式の賑やかな結婚式。義妹だけど、とっても美人で優しい、私の大好きな子。夫になる方は私達より随分年上で、何となく不満がある変な私の心情。でも、私の着物を褒めてくれたから、ま　いっか。幸せになって欲しいと切に願う。萩の総柄の絽の訪問着。直前で帯と半襟を変更したけど、まあまあこれで良かったかな。家族一緒のディナーもこの着物で。フレンチだけど、シーフードだったから軽くて良かった。でも昼間、ウエディングケーキが感動するほど美味しくて、いっぱい食べちゃった・・。１５年ぶり位に感動した味。胃もたれも来なかった。どうしてかなあ。日本のケーキはもう胃もたれして食べられないのに。

August 11, 2008

コメント(0)
★義妹の結婚式１

ニューカレドリア　９時ヌーメアに到着。アーリーチェックインを頼んだけど、まだ掃除が済んでいないとのこと、ホテルを散策。ホテル中庭から海を望む。チェックインに時間がかかりそうなので、近所の探検と昼食へ。私達夫婦の大好物のエスカルゴ。イルデパン島には行かなかったけど、名物のイルデパン産のエスカルゴが食べられるレストランで。海の貝みたい！どうしてここのエスカルゴだけこんな形なの！？味はあまり変わりはないように思えた。妹達の話によると、イルデパンではこれが地面を歩いているそうな。うーーん。かたつむりだもんね。海じゃなくて陸で動くのよね。想像できず。戻って来たら、まだ部屋の準備が出来ていない、と。夫がクレーム言うと、ドリンクチケットを出して、あと３０分待って欲しいと言われ、ビーチ沿いのホテルのレストランで、シャンパンをオーダー。やっとチェックイン出来たのはもう３時半！このあと、近所のスーパーへ水とトマト・きゅうりを買いに行き、明日の打ち合わせ。疲れてしまったので、ルームサービスでハム・オニオンオムレツ頼んで、就寝。

August 10, 2008

コメント(0)
★４／２８　マドヴァとハイキング

　高指山へＧＯ！　見晴らしの良いハイキングコースなのですが、マイナーなのか、だーれにも会いません。マドヴァはノーリードで小鹿のように飛び跳ねて登って行きます。山から下りてくると下はグラウンドがいっぱいあります。今日は平日なので、誰もいません。富士山が綺麗！

April 28, 2008

コメント(0)
★クラウドの日記８

　携帯のアラームで目覚めた。そろそろモーニングコールがかかってくるだろう。　着替えて、インスタントのスープを飲むために湯を沸かす。歯を磨いて・・・　モーニングコールは５時２０分にかかってきた・・・。６時には出発しなければならないのに、この時間に起きたのでは間に合わないなあ。中国は怖い、怖い。　夜明け前の真っ暗な道をタクシーが走る。６時半に空港に到着。飛行機は８時半発で、帰りは３時間ほどで日本に到着する。　３時間はすぐに経ってしまう。ケイトは映画が終わらない内に放送を中断され、ブツブツ言っていた。成田は雨だった。湿気の匂いにほっとする。　この後、僕の体調は急降下し、寝込んでしまう。翌朝、熱が微熱からみるみる上昇。病院に行って検査したら、インフルエンザだった・・。「Ｂ型ですね～。珍しいですね～。」そうかも知れない。多分北京製だから・・。そしてそれから１週間、僕は和室に隔離・軟禁されてマグロのように横たわって過ごした。　ケイトは元気のまま・・。生まれてから１度もインフルエンザにかかったことがないんだそうだ・・。そんな人っているのか～？でもお義父さんもそうらしい。遺伝子は恐ろしい。　

January 7, 2008

コメント(0)
★クラウドの日記７

　風邪薬を飲んで寝たので、少し体調が良くなった。　今日は実質、最後の観光日。ショッピング日なので、寝込んでいるわけにはいかない！　ケイトはお茶とお茶菓子。（僕は物足りないが、ケイトは素朴な味の中国菓子が大好きなのだ）僕は、景徳鎮の器。　国営ショップで買った金入りのクリーム？を探していたケイトだが、どこにも売っていない。無いとなると欲しくなるのが人情だが、必死に探しても本当にないのだ。ネットでも検索したがヒットしない。残念だが、またの機会。　僕は景徳鎮の店へ。餃子のタレなどを入れる深めの小皿が欲しかったのだが、今は展示用しかなく、売り物ではない、という。ほかに、一人ずつ熱燗が飲める、酒器があったので、それを４つ購入。壺に熱湯を入れ、その真ん中に筒のような酒入れを立てて、暖める。蓋がお猪口だ。それから箸置を５個。白地に青い模様が美しい。　お茶は、もう自宅のストックがない、鉄観音茶とジャスミン茶を購入。鉄観音は店内の最高級のもの。ジャスミン茶も葉が１枚１枚クルクル巻いてある店内最高級の葉。横浜の中華街で安価で手に入るジャスミン茶にはジャスミンの花がいっぱい入っているが、高級のお茶はジャスミンの花は全部取り除かれるのだ。試飲したが、どちらも素晴らしい味と香りだ！　お茶菓子は、金柑とオリーブの砂糖煮。それからゴマのクッキー？、アーモンドの四角いクッキー？。これはケイトの趣味。僕はこの手のお菓子はぼそぼそして苦手なのだ。　昼食は、前回夜に行って食べられなかった牛麺。値段は６元！（約１００円）ビールはもう飲みたくなかったので、お茶を頼んだ。牛麺はスープにコクも旨みもなく、麺もコシがなく、まあ、値段なり。しかし・・。もらった請求書にびっくり。お茶代３６元！？（６１２円）メインの食事の６倍である・・。確かにメニューがなかった・・・。値段を確認せず、お茶で、という軽い気持ちでオーダーした・・。恐るべき中国。ケイトはカンカンである。メインの６倍もお茶代を取るなんて！まあ、何事も勉強さ。　午後はパッキング。陶器や化粧品、お茶にお酒、すご～く重い。パッキングをしながら、１日１日を思い出す。今回もあっと言う間の旅行だった。　夕食は冷蔵庫の整理。明日は５時起き、入浴し、早々に就寝。モーニングコールも頼んであるが、念のため携帯電話のアラームもセットする。明日はいよいよ帰国だ。

January 6, 2008

コメント(0)
★クラウドの日記６

　本日は頤和園！英訳ではサマーパレスとなっている。皇族の夏の離宮なのだが、スケールが凄い！今日も早朝に出発。頤和園の日の出が素晴らしいと聞いたのだ。　　これは夕日ではなく、朝日。もや～ん、としていて、あまり暖かそうな太陽に見えないなあ。でも美しい。池は凍結している。夏の離宮だから、舟遊びをするために大きな池があるのだ。　　石の船。絶対に沈まない船、という意味だ。現在、中には入れない。　　これは京劇を演じる３階建ての舞台、頤楽園。緑色の衣装を着た女性３人が、伝統舞踊を演じてくれているところ。地下には井戸があり、演出に使用された。その向かいには西太后と光緒帝の后妃と女官しか入れなかった大戯殿がある。光緒帝ですら、廊下の外の臨時席で京劇を観覧したという。　　皇帝の「お買い物ごっこ」のためだけに作られた、蘇州街。江南の蘇州を真似て作られている。運河の両側に店が建ち並んでいる。　　離宮なので、建物や東屋があちらこちらにある。山頂には４年がかりで再建された仏閣があり、そこからの万寿山は絶景である。　頤和園は西太后が大変愛し、英仏連合軍によって破壊された庭園であるが、２９０ヘクタールの中国最大の庭園は、海軍費を流用し再建されたビッグスケールのプライベートガーデンだ。これは・・どう見ても自然公園のスケールであって、プライベートで所有するには、再建築費だけではなく、維持費もかなりかかっただろうなあ、などと庶民は思ってしまう。　夏の離宮だけあって、今の季節は寒々しい・・。今度は夏に来て見たい。　昼はまた大薫店の北京ダックを食べに行った。メインの北京ダックは然ることながら、オードブルなども実に洗練された味と盛り付けで、本当に素晴らしい！食べきれない分は持ち帰った。　僕も胃腸が弱ってきたらしい。夜は食欲がなく、食べられなかった。ケイトは昼食の残りを暖めて、美味しそうに食べていた。う～ん、寒気もするぞ。風邪かな。早く寝よう。晩安。

January 5, 2008

コメント(0)
★クラウドの日記５

　今日はメインイベント、万里の長城へ。　万里の長城の中で最もポピュラーな八達嶺長城に行くことにした。郊外なので、タクシーを８時間ほど借り切るか、ツアーで行くことのなる。今回はＪＣＢのツアーに申し込んだ。ツアーと言っても、お客は僕達２人だけ。運転手さんとガイドさんの計４人。車もタクシー車である。背の高い若い男性ガイドさんで、かなり流暢な日本語を話す。日本語勉強暦はたったの３年だそうだ。運転手さんは穏やかな中年の男性。毎回わざわざ降りて、ケイトのためにドアを開けてくれる。　万里の長城の前に明十三陵に行く。北京から高速で４０分ほど。明の時代の歴代皇帝１３人分のお墓だ。日本の仁徳天皇陵のように前方後円墳になっている。定陵という小さい古墳を試しに発掘し、公開されていると言う。中国国際放送局の「中国百科」に詳しい説明がある。興味のある方は是非読んでください。　　　　　　　　　　↓http://japanese.cri.cn/chinaabc/chapter20/chapter200310.htm　とにかく深いし、小さいったって・・大きいし。でも今は何もない。皇帝や皇妃の骨と髪は人民軍によって燃やされたそうだ。主のいないお墓の中に大きな客間や居間があるだけ。座る人のいない大理石の玉座がポツンと置かれている。　早朝のせいで寒いのか山岳地帯だから寒いのか・・。覚悟して来たが、相当寒い。次はいよいよ万里の長城だが。そこから更に３０～４０分で入口に到着。ひや～これが万里の長城か～。山頂は霞んで良く見えない。遥か～彼方～まで、本当に繋がっている。ガイドさんは山登りにはつきあってはくれない。下で待っているからあ～とニッコリ見送られた。女坂と男坂のどちらからでも登ることが出来る。ちなみに昭和天皇は傾斜のゆるい女坂を登られたそうだ。しかし、早朝のこの時間、太陽は女坂の方角を照らしていて、眺めは逆の男坂からの方が良いだろうと判断した。しつこい物売りも（ゴメン）女坂の方が圧倒的に多い。よし、男坂を登ろう！　決意したのもつかの間、あまりの急勾配で、ほとんど進まないうちに息も絶え絶えに。ここから４つ目の城楼まで本当に行かねばならぬのか？？急勾配のため階段の１段１段は狭く、足を全部真っ直ぐに置けないのだ。それ以前に手すりにつかまらないと登れないから、横歩きで登って行く。階段の途中では観光客の皆様がへばって休憩中。うお～～と叫びながら気合を入れて登れない場合は、こうして何度も階段途中で休憩を繰り返しながら登るしかない。マイナス１０度で風がビュービュー吹き付けるが、もう汗だくで暑くてしようがない。ヒーハーヒーハー気管支炎になりそうだ。　　坂と階段がある。階段で写真を撮る余裕は全くない。最高点の４つ目の城楼に着くと、３６０度見渡すことが出来る。しかし霞んであまりよく見渡せない。どこを向いても山。山。山。この山を越えて、騎馬民族が侵略するというのだから信じられない。海抜千メートル程度だが、とにかく険しいのだ。　　立つのがやっとの急勾配。足がガクガクしているせいもある。　夏は４０度、春秋は観光客の行列という万里の長城だが、観光客も少なく、歴史を感じる十分味わい深いものであった。このような極寒の場所で、夜間も寝泊りして見張りをしていたとのこと。こんな所の勤務は嫌だなあ。もっとも、僕達なら冬眠してしまうからお役に立てないがね。美しい写真は同じく中国国際放送局のこちらからどうぞ。↓　http://japanese.cri.cn/chinaabc/chapter22/chapter220107.htm　ひゃー寒かった寒かった。寒かったと言うか痛かった。暖かい車内に戻って、３０分ほどすると、昼食の場所だそうだ。家庭料理と聞いたが、やはり油いためが多くて、すぐにお腹が一杯になってしまう。ここで梅干を大量に購入。梅干と言っても、酸っぱくもしょっぱくもない。熟して赤くなった梅を干しただけ。砂糖も入っていないが、杏のような味がする。杏よりも甘味が少なく、酸味がやや強いか。非常に美味しい。　この後、国営の七宝焼きの店に行く。作業所の見学が出来るのだが、気の遠くなるような作業で、高価な値段に納得。安物は焼きの回数が少ないのだそうだ。ケイトは七宝焼きよりも化粧品に興味津々。高麗人参と金の微粒子の入った真珠クリームだとか色々買っていた。（この夜　試しに使ってみて、あまりにも使い心地が良かったらしく、市内のドラッグストアを散々探したがどこにも売っていなかった）　この後、中国茶の店に寄って、お茶の試飲をしたが、僕達は中国茶が大好きなので、この店があまり安くないのが分かっていた。団体観光客用の店で、土産用のパックばかり。特に欲しいお茶はなかった。ケイトはお茶ではなく、茶器を買っていた。蓋つきで、中国式に飲める１人用の器だ。中国では、湯のみに直接茶葉を入れ、蓋をずらしてその隙間から飲むのだ。僕は以前買ったプーアール茶用の小さな急須と一緒に使う便利な茶器を見つけ、購入。二人とも大満足。　１時間ほどで部屋に到着。時刻は４時近い。い～や～、本当に寒かったし、疲れた～。でも行って良かった。観光客はこの時期ほとんどいないし、雰囲気を堪能できたなあ。　夕食は台湾料理店へ。お洒落で、スタッフもキビキビ動いてサービスが良い。料理はもちろん文句なし。台湾料理は日本人の口にも良く合うと思う。　明日は皇室の離宮、頤和園へ行ってみよう。晩安。　　

January 4, 2008

コメント(3)
★クラウドの日記4

　本日は天壇へ出発。　天壇は皇帝が五穀豊穣の祈願をした所で、今は公園になっている。故宮の南西、小高い丘の上にあって、見晴らしが良い。　　園丘の最上壇のこの中心で普通に話すと、声が反響して天に声が届くかのような不思議な体験をする。毎年冬至に皇帝がその年起きた重大な出来事を天帝に報告し、天に祈った場所。　　　皇窮宇。祭祀の時ここに皇帝の先祖の位牌を置く。この建物を囲む丸い土壁は回音壁と言って、１８０度離れた所で小声で話しても声が聞こえるそうだ。現在は柵がかかっていて１８０度は試さなかったが、かなり遠くからでも声が回って聞こえてくるので、大変面白い。　その建物の向こうに、皇窮宇の３段式のような建物、祈念殿がある。祈念殿では正月に皇帝が五穀豊穣を祈った。　特に壮大な建築物がある訳ではないが、皇帝自ら身を清めて祈願に立った場所というのが面白い。祈願が終わった帰り道は、後ろから太陽が当たって、まるで皇帝の後光が差してしるかのように家臣には見えただろう。故宮でさえ平地に作られているのに、ここは、街並みが３６０度一望できて、神聖な場所として選んだことが興味深い。　それにしても、小高い分吹きさらしで、ほとんど外にいるようなものなので、あまり長いは出来ない。今日は一段と風が強いようだ。　午後から皇室の離宮、頤和園に行こうと思っていたが、あまりにも寒く、風邪を引きそうなので、今日はこれまで！はっはは。さあ、暖かいものを食べに行こうか。ケイトが脂っこくないものが食べたいと言うので、鍋屋に行った。ラム肉のしゃぶしゃぶだ。椎茸や豆苗や白菜などをゴマだれで食べる。ラム肉は身体を温めるし、野菜もたっぷり、あっさりしていて、日本人にはほっとする味だ。　今日は本当に寒いので、午後は持参した文庫本を読んで過ごした。出歩いてばかりも疲れるし、明日はいよいよ万里の長城へ行くし、体力温存！　夜になって、昼食べた店で牛麺というのがあったので、また同じ店に行ってみた。ところが、麺は昼間だけらしく、看板が出ていない。ケイトは９時からタッキーのテレビ「雪の丞変化」を見るから早く帰りたいとせっつく。探す時間もないので、同じフロアーにあった日本の吉野家に入った。何年かぶりに食べた吉野家の牛丼だったが、こ・ん・な・に！美味いと思ったことはなかった。日本食というのは庶民の味もグルメなのだ。　部屋に着くと８時半。ケイトはあと３０分あるから、とせかせか入浴。僕は寝室で小説の続きを読むことにした。１時間ほどするとケイトが呆然とした顔つきで入って来た。「どうしたの？終わったの？」「うん・・・・。」「随分早いね。１時間ドラマだったの？」「・・・。あのね、あのね。”９時”からだったの・・。」？？？「うっはははっはは！」思わず噴出してしまった。確かにケイトは９時頃テレビをつけた。しかし、日本時間はその時点で既に１０時だったのだ！「おかしいなあ、おかしいなあ。と思ったのよ！オープニングの歌は既に終わっていたみたいだし、始ってすぐに立場を明かすし、復讐してるし、仇はすぐ死んじゃうし。こんなんで２時間かかるのかな、と思っていたらやっぱり終わっちゃった・・。」ケイトはふて腐れて寝てしまった。　まあ、明日は早いし、これでいいのかな。晩安。

January 3, 2008

コメント(0)
★クラウドの日記３

　朝７時起床。まだ夜明け前だ。８時には出発して故宮を目指す。　また　北門に連れて行かれると困るので、今回は天安門の所で降ろしてもらう。　天安門から故宮の午門までかなり歩く。　午門は本当に大きく、門というか、城壁の一部なので、そびえると言う表現が合っているかもしれない。そして厚み？がかなりある。まるでトンネルを抜けるような感じで中に入る。　橋を渡ってさらに歩き、やっと太和門へ。ここから広場の向こうに見えるのが太和殿だ。太和殿は故宮の中心の大きな建物で、紫禁城最高の高さであり、中国内最大の木造建築である。ここで来賓などを迎えた大典が執り行われた。　故宮＝紫禁城は、映画「ラストエンペラー」で撮影されたそのものだった。ただし、映画の中のイメージよりも遥かにスケールが大きいのだ。とにかく、広い。広すぎる。７０万平方メートルの中に建物や庭がぎっしり詰まっていて、１日では全部を回れない。そして全て石畳のため、靴の中にカイロを入れていても、寒さで足裏がじんじんと痛んでくる。アスファルトやコンクリートと寒さが違うのだ。　オリンピックが近いので、建物はかなり修復が進んでおり、ガイドブックの汚い紫禁城とは別物だ。朱色、青、緑、白、金色、極彩色であり、日光東照宮の本家本元と実感する。朝日に金彩色が鏡のように輝き、中央に皇帝が座り、どんなにか煌びやかな世界だったであろうと空想する。主要な建物は天井の修復も済んでいて、圧巻である。写真は撮らなかった。ジグソーパズルの１ピースしか撮れない気がしたから。神とされていた皇帝の当時の絶大な権力を思うと背筋がぞくぞくした。　西太后の居住スペースを３箇所とも見た。意外にも決して大きな空間でなく、なんとなく人間性を感じるような、安堵感があった。そう言えばベルサイユ宮殿のマリーアントワネットの部屋も驚くほどこじんまりしていたっけ。実際に御簾の裏から政治を行っていたとされる建物の中には、西側に事務室のような部屋もあり、奥に寝室等もあり、通常はこのだだっぴろい城の中にいながら、ほとんどこの建物から外へ出なかったのではないか、と日々の暮らしを思った。　宝物のほとんどは、台湾の故宮博物館に所蔵されているので、ここでは建物や庭そのものが宝物だ。　ラストエンペラー溥儀が、イギリス人教師から英語などを教わった建物もある。これは岩を使った庭園の中にあり、少年時代の溥儀はこの窓からこの景色を眺めながら、何を思い、どう過ごしたのか・・取りとめも無くそんな事を考えていると、窓際にふと溥儀がたたずんでいるような気がした。『大変でしたね。』つい　心の中でつぶやいた。　故宮にはお月見だけのための建物だとか、ティーサロンだとか、庭だとかが沢山ある。地図上では左右対称のお城なのだが、行き止まりや回廊があり、迷路のようだ。昔「西太后」という映画で、ライバルの女性達を誘拐して殺害していくシーンがあったが、これではどこの誰かが忽然といなくなっても本当にわからない。　紫禁城の長い長い歴史の空気がそのまま　ここに残されていて、これまで沢山の城を見てきたが、これほど生々しい雰囲気の城はなかった。日本は、この紫禁城の最後の住人、溥儀の人生に大きな関わりがあった訳だから、是非一度は訪れて欲しい、と思う。　３時間以上歩いて、寒さで足がつりそうになってきた。１２時も回っているし、エネルギー切れだ。タクシーに乗って、例の大薫店の北京ダックを食べに行った。　この店は大変に素晴らしい！店内は高級感溢れ、センス良くまとめられていて、気持ちが良い。しかも！！全ての料理が最高にうまい！いくつかの野菜系の前菜を頼んだが、盛り付けはまるで絵のような新フレンチスタイル。味も日本人に良く合うあっさりとした味で、今世界中で流行っている「旨味」があり、脂っこくて平べったい味の北京料理とは全く違うのだ。しかも、安い。日本でこの料理なら倍はいくだろう。そして、期待の北京ダックの美味さと言ったら！ケイトは元々脂っこい、北京ダックは嫌いなのだが、そのケイトがパクパク食べている。今まで食べていた北京ダックは・・あれは嘘だったんだな。肉質が違う。べたべたしない。それからこの店の面白いところは、北京ダックの一番美味い腹部分のパリパリの皮をなんと砂糖で食べるところだ。通常、ネギとタレをつけて薄い餅に巻いて食べるので、砂糖で食べるなんて最初は暴挙のように思われたが、エイヤと口に運ぶと、パリパリした皮にわずかに残る脂に砂糖が溶けて、いやこれはいい！セットでついてくるダックスープも薄味ながら濃厚で、おかわりしたい位だった。ゴマのおしるこを食べるともう本当の満腹で、幸せな気持ちで店を出た。　部屋に戻って、プールにでも。と思うには思ったが、ちょっと休憩のつもりがまた眠りこけてしまった。故宮でかなり歩いたし、仕方がないか・・。さて、今日の夕食はどこに行こうか、とケイトに聞くと、やはり日ごろ食べつけない北京ダックを驚くほど食べたせいで、胃もたれが酷いと言う。夕食はとても入りそうもないので、今夜は要らない、と。はっは。さすがにどんなに美味くても、鳥の皮は皮。あれだけ食べれば、胃もびっくりするだろうて。それでは僕は、昨日ケイトが作ってくれたブロッコリーとキノコのスープでも飲むか。僕だって調子の乗っていると、いつ胃腸のストライキに遭うかわからない。　明日は皇帝が新年に祈願したという天壇に行って見よう。　

January 2, 2008

コメント(3)
★クラウドの日記２

　昨夜遅くまでＮＨＫ紅白歌合戦（アジアの大きな都市ではＮＨＫが見られます）を見ていたせいでお腹が空いたのか、ケイトはまだ薄暗いうちからダイニングでごそごそ何かを食べている様子。トイレに立ちながら、もうお腹空いたの？と聞くと、もう朝の８時を回っていた。北京の日の出は遅く、８時近いのだ。そういえば僕も腹ペコだ。ウェルカムフルーツとして置いてあった林檎とバナナとみかんを食べて、故宮（＝紫禁城）までタクシーに乗った。　なかなか英語が通じないので、地図を見せて、南門を指差す。「オーケー、オーケー｣と分かってくれた様子。うん。なんだかんだ言っても漢字文化は通じるから嬉しいねえーーーーー？？？あのおー南門は今過ぎてしまったよ。城壁に沿って北上して行く。左折できなかったのだろう、まあ、ぐるりと城壁の近辺を見てみるのもいいものだ。おお、これが北門かあ、故宮はデカイなあと感嘆していると、タクシーのおじさんはニッコリ笑って停まってくれた・・。ええーーっ、北門じゃないでしょう、南門ってさっき言ったよう！と必死でまた地図を見せて説明すると、『なあ～んだ　やっぱり』、という顔をする。やっぱりじゃない、やっぱりじゃあ！いやいや　まあまあ、遊覧だと思えばいいんだ、遊覧だ、と前向きに考えたのもつかの間、タクシーはぐるりと周遊するのではなく、元来た道を猛スピードで引き返して行く・・。故宮はねえ７２万平方メートルもあるんだよね・・。　やっとのことで故宮の南の門＝午門に降り立ったと思ったら！なんと中国人口これ１３億人全員か！？と思ったほどの観光客でひしめき合っている。地方各地からの中国人団体客で押せや引けやの大騒ぎである。いなごの大群のように午門へざざざーーっと吸い込まれて行く。中国の人は大声なので、その美声に頭がくらくらする。呆然と立ち尽くしていた僕達はハッと我に返り、中国では旧正月で祝うから連休ではないけれど、今日１日は元旦で祝日で、日帰りツアーの人でごった返しているのだという状況把握が出来た。とにかく、今日は見学は無理だとあきらめ、地下道を通って、南側に広がる天安門広場に出た。　何でもスケールが大きくて、いちいち驚いてしまう。天安門はテレビでよく見て知っているが、こんなにも大きな建築物なのかと改めて思う。真ん中の毛沢東の肖像画は渋谷のハイビジョン画面どころではない。５０万人を収容できる世界一の広場（４０万平方メートル）の後ろの方からでも、よ～く拝顔できるようになっているのだ。あんまりどこもかしこも広くて大きいので写真も撮れない。広場にもどんどん人が詰め掛けてくるので、昼食のため退散することにした。　コンドミニアムの近くの香港料理店で昼食。青菜の炒め物や卵スープが美味しい。午後は王府井大街を探索することにした。昨日はスーパーマーケットを探してうろうろしていたが、日中の王府井はお洒落で活気があって、若者の街という感じだ。あちこち工事中だが、新しいデパートが立ち並んでいる。ブランドやファッション系の店、茶葉店、高級輸入菓子店、輸入コスメ店などがいっぱい入っている。ごみごみした不衛生な印象が全くない反面、中国らしさがほとんどなく、日本の若者向けデパートとあまり変わらない。ファッションに興味ない僕などは少々がっかりした。お土産はお茶くらいか・・。　日が傾く前に部屋へ戻り、ひと休みしてからコンドミニアムの中のスポーツジムへ泳ぎにでも行こうかと思っていたが、すっかり歩き疲れて寝入ってしまい、１７時近くになって目が覚めた。あの北京大薫店は明日の昼の予約をとり、今夜は宮廷舞踊も堪能できるリーズナブルな宮廷料理の店を予約したのだ。仕度をしてタクシーを飛ばす。少し郊外の電灯があまりない暗い路地を入る。運転手は「ここらへんだから」という感じで僕らを降ろした。舗装されていない道の奥へ進むと目的の店があった。ほっとして入口に近づくと、中国の時代劇みたいな格好をしたボーイが「皇帝のおな～り～」のような掛け声をかけてドアを開ける。すると、中には両側４人ずつのこれまた宮女の格好をした８人の女性がピンクのヒラヒラを左右に振り、深々とお辞儀をしてその間をくぐって通る。この８人、まさかこれだけで雇われている？嫌な予感がする。店内は満席で、僕達は舞台の横の寒い末席に座らせられた。メニューを頼もうとすると英語が通じない。身振りで頼むと出てきたのは、見事漢字だけのメニュー。しかも、値段は最低７００元（約１２０００円）から。これはコース料金か？英語で書かれたメモのようなものを差し出してくるので、読んでみると、前菜は何が好きか　□チキン　□ビーフ　□ポーク　メインは何が好きか　とかアンケートのような用紙になっている。つまりコックにおまかせで、値段も不明。これでオーダーしたらどんな高価な食材を使われ、どんな金額を請求されるか分からない。これはコースなのか、単品でオーダーできないのかと聞くが、通じない。ガイドブックに書かれていた、この店のディナー予算１００元（約１７００円）の文字が憎憎しく頭によぎる。宮廷舞踊を只で見せる店で、１００元などありえないのだ！うかつだった。どんな料理でもいいやの値段ではないし、メニューが全く読めないので、身振り手振りで丁寧にお断りして席を立った。冷や汗かきながら　キョトンとしたあの８人の宮女のヒラヒラのお辞儀の間をくぐり、入店からわずか５分後には吹きすさぶ寒空の下にいた。　砂利道をとぼとぼ歩く僕達は、ガイドブックの誤植に立腹するよりも、逆に何だか可笑しくて、どちらともなく笑い出した。「僕らもびっくりだけど、お店の人もびっくりだよね。」　車道に出るあたりに、小さな八百屋を見つけた。ケイトは嬉しそうに立ち寄って、エリンギのような茸とブロッコリーを３元（約５０円）で買った。　コンドミニアムに戻り、１階の北京料理店で夕食をとった。北京は湿度１％！（昨日は０％）体の乾燥を防ぐため、北京料理はかなり脂こい料理で、日本人はかならずお腹を壊すそうだ。確かに胃がもたれそうだったが、冷えた空腹の身には暖かい料理が嬉しかった。　明日は早起きして、故宮に行くぞ。晩安。　

January 1, 2008

コメント(0)
★クラウドの日記１

　今年も年末の大掃除が嫌で、僕とケイトは海外へ逃亡した。　（欧米ではイースターの頃に大掃除だって。春にやるのは大賛成！）　南の島へ潮騒を聞きに・・行きたかったとケイトはぼやくが、僕は冬の万里の長城に行ってみたくて、厳冬の北京へ向かった。夏は４０度以上になるらしいし、春秋はぞろぞろと並んで歩かなければならないほど混雑するそうなのだ。万里の長城の凄さを感じるには冬がいい、と聞いていたし、来年のオリンピック開催地を見たいという気持ちもあった。　使い捨てカイロを１００個ほどスーツケースに詰めたので、往路だというのに重くて仕方ない。北京市内はマイナス５度、日中の最高気温は５度。万里の長城はマイナス１０度。僕達横浜のクマにとっては、どんなに厚い毛皮も役に立ちそうにない。　飛行時間は４時間だが、成田でも北京でも飛行機が順番待ちで、結局５時間以上かかった。時差は１時間。腕時計を遅くする。空港を出てタクシーに乗る一瞬の間だと寒さがあまりよく分からない。気温０度と機内ではアナウンスしていたが・・。４０分程度でコンドミニアムに到着。外食が嫌いなケイトのために最近はキッチン・洗濯機付のコンドミニアムに宿泊することが多い。広さは１４０平方メートル以上あり、自由に調理してゆったり過ごせるーーーーはずーーーあれ？？鍋釜、皿、まな板包丁何も無いーーー。ええーーーーまさかあ、自分で買えって言うわけ？？僕は中国語も英語も話せないので、ケイトに電話してもらう。「料理したいから、キッチン用品を貸してってお願いしたわ。お皿もナイフもフォークも何も用意されいないから持って来てって。」しばらくするとスタッフが来た。おお、良かった。しかーし。持って来たのはお皿とナイフとフォーク。確かにケイトは例えばお皿とかナイフとかフォークって言ってったがね。ケイトはスタッフに「ありがとう。でもね、”料理がしたい”の。お鍋とかフライパンとか包丁とかも持って来てくれますか？」若いスタッフは英語がほとんど通じない様子。電話の手振りだけして去って行った。すぐにフロントから電話がかかって来たので、「”料理がしたい”から、深鍋、フライパン、包丁、まな板、おたま、それから箸２膳を持って来てください。」と細かく指示している。ほどなく、先ほどの若いスタッフがガラガラと巨大ワゴンを押してやって来た。がっはっは。笑っちゃうほどの巨大鍋と巨大フライパンがやって来た。確かに「ディーーーープパン、ビーーーーックフライパン」とケイトは強調してたからねえ。まあまあ大は小を兼ねるし、とりあえずお礼を言ってチップを渡した。中国では大らかでないとね。さあ、食材探しにでも出かけよう。　アメリカでもハンガリーでもキッチン付のコンドミニアムがある所には大抵すぐ近くにスーパーマーケットがある。フロントでスーパーマーケットの場所を聞いて出かけた。　いや？しかし？ここは？う～～ん・・スーパーマーケット？確かにお菓子や乳製品、北京ダックの真空パックなどの食品はあるし、高価なフルーツもある。でもそれ以外の生鮮食品や調味料が揃っている　いわゆる庶民の味方　ではない。惣菜もない。ほかのデパ地下もどこも似たり寄ったりだ。もしかして・・ここの「スーパーマーケット」ってこういう意味のお店なのか！？「スーパー」なマーケットだから・・高級食品売り場とかそういう意味？散歩を続けると、確かに庶民の果物屋は果物屋としてある。じゃあ肉屋とか八百屋とかみんなそれぞれ独立しているのか？日も暮れて、マイナス気温の中、顔が痛くなるばかりで、肉屋も八百屋も見つからない。コオロギとか何かのサナギ（多分蚕の繭の中身）の串焼とか売っている屋台街にぶち当たったが、ケイトは足が地面から一歩も離れず、見学させてくれない。もう帰りたいと涙目で訴えるので、超有名店　全聚徳店の北京ダック真空パックを「スーパーマーケット」で買って帰った。う～ん、ここ、王府井（ワンフーチン）は北京の銀座。銀座でスーパーマーケットがないようなものなのか。でも銀座だって、デパ地下はお惣菜てんこ盛りだしなあ・・。　コンドミニアムに戻り、北京ダックをスチームしてみた。燕京ビールとマッチしてなかなか加工品ながら旨い。鴨が今までどこで食べた北京ダックより旨い！肉がさっぱりしているのだ。やっぱり本場モンは違うなあ。よし。明日はこの老舗　全聚徳店をしのぐ人気だという北京大薫店に行ってみよう。何でも４０分かけてローストするため、脂分が６５％も落ちて、いくらでも食べられてしまう位美味しいのだとか。　さて、明日は故宮を見学してから北京ダックの出来立てをいただくか！それでは　晩安！

December 31, 2007

コメント(0)
★８／１２　窓の外には・・

夕方、泊まった部屋の窓の下には・・ムムム・・これは何！？し、しか～！よく見ると、お母さん鹿とバンビたち。バンビって本当に水玉模様なんですね。一番小さいバンビは体の色も少し薄いみたい。お腹いっぱい草を食べたあと、森の中へ帰って行きました。

August 12, 2007

コメント(0)
★８/１１　ハイキングだマドヴァ

行程１時間半程度のミニハイキングに行ってきたよ。僕どこにいるかわかる？わ～おっきいお山だなあ。あれが富士山なの。朝露の中の萱の藪の中を突っ切ってきたら・・びしょ濡れになっちゃったよ～。足とお腹がドロドロだって、ようこママがため息ついているよ。お山に２回も登ったんだ。あの後シャンプーもされちゃったんだよ。は～疲れた。

August 11, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記８

　　あー、最後の朝だ。国中が早起きなので、やっぱりつられて早起きしてしまう。　出発まで少し間があるので・・やっぱり締めくくりは市場！　朝市で締めくくり　あのさくらんぼがもう一度食べたかったけど、消化が悪いので、これから長時間飛行機に乗ることを考えて断念した。でも・・お金が無くなって買えなかった、あの王宮で焼いて売っていた、くるくる巻いたパン（チョココロネみたいだけど中は空洞で、太さが均一でもっと大きくて、シナモンシュガーがかかっているパン）が買えたのだ。これは超美味！次回は焼きたてが食べたいな。　歴史の長い国は訪れると面白い。皆、楽しそうに働いているのが印象的だったな。　これからはこの国がずっと平和でありますように。　　　おしまい

July 13, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記７

今日はブダペスト名物　子供鉄道を目当てに出発。地下鉄、路面電車を乗り継ぎ、登山電車に乗り込む。登山電車は森の中をのんびり１６分走り、終点セーチェニ山へ。ここから歩いて２．３分で子供鉄道の発着駅あり。１時間に１本で、始発は１０：００。早く着いたので、近くのカフェでビールとコーヒーを注文。１０分前にいそいそと席を立つ。　電車がホームに入って来るのが見える。切符売り場には誰もいなく、奥で制服姿の子供達がミーティングをしている。「ねえ、ねえ、切符を売っておくれよう」気づいた子供が飛んで来て、「チケット　オン　ザ　トレイン」と英語で言う。こんなに小さいのにちゃんと外国語を話せるんだ。えらいなあ。そうか　そうかと木製の縞々の椅子に腰掛けると、間もなく出発。大人の駅長さんが子供の車掌さん達にきりっと敬礼。電車が動き出すと　車掌さんが検札にやって来た。１０～１３歳くらいかな。利発そうな子だ。礼儀正しく、気持ちがいい。　子供鉄道の車掌さん　続いて、絵葉書売りも来る。うん。なかなかしっかりしているなあ。皮ひもの汽車のペンダントを購入。「いくら？」って尋ねたら、「えーっと、２百・・４０フォリント」とこの子も英語で返事をしてくれた。実地社会勉強なんだね。僕が１０歳の時は外国人とお話なんてできなかったよ。　森の中を進む子供鉄道の列車　終点まで行かず、４つ目ヤノーシュ山で下車。ブダペスト一高いエリザベート展望台までハイキング。小鳥達が沢山いるけど、僕達を見ても逃げないんだ。（熊の臭いがしたかな？）展望台は３６０度見渡せる。ぐるっと地平線だ。　ヤノーシュ山エリザベート展望台からの眺め1　ヤノーシュ山エリザベート展望台からの眺め２　ここから出ているリフト（スキー場にある体むき出しで乗るあれ。『ねえちょっと・・安全ベルトとかないの？』結構怖い。）で一気にふもとまで下山。やや（かなりに思った）無防備なまま、かなりの長い時間をかけてカタカタと進む。優しい風が涼しくて気持ちいい。小鳥の声と葉がこすれる音の中をゆっくり降りる。木漏れ日があんまり気持ち良くて眠くなってしまう。（危ない・・危ない。本当に結構スリルがあるのだ。写真がないのはそのため。）　リフトを降りると、バスでモスクワ広場（ロシアに占領されてた時代があった）に戻り、電車で郊外に行くことにした。ＨＥＶという電車で４０分ほどの距離。セルビア人によって創られた古い田舎町センテンドレに着く。　カロチャ刺繍やビーズ製品など沢山のショップが軒を連ねている。　センテンドレの街並　街の奥の１８世紀に建てられた古いレストランでハンガリアン　パプリカ　チキンを食べて、ゆっくり散策。何気なく入った　セルビア正教会のイコンには圧倒された。初めて見る様式で、どう表現していいのか分からないが、正面の祭壇のある方向一面に、額に入った聖人の肖像画がパッチワークのように隙間なく、両端の壁から　そして床から天井までつなげられている。あまりにも荘厳な雰囲気だったので、写真を撮り損ねた。　ショップでは、ケイトがビーズのネックレスなど物色。夏らしい白とブルーのものを選んでいたようだ。　日が長いので、うっかりしてしまうが、もう夕方の４時を回っている。そろそろ市内へ戻らなくては。ケイトは車窓を楽しむこともなく、電車のシートに腰を下ろした途端に眠ってしまった。レヒェル広場駅に戻ってくると、駅地下のスーパーで、土産用のパプリカやトカイワインなど買い物。　最後の夕焼けを楽しみながら夕食をとった。　最後の晩餐　結局　船には乗れなかったなあ～。

July 12, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記６

　うはうは。雨は止んだ。やっと郊外に行ける。長距離バスに乗って、郊外の街エステルゴムへ。この長距離バス、２車両連結していて驚いた。こんなの普通の道を走っていいのかい？しかも長距離だけど、路線バスみたいな感じで、結構乗り降りする。値段は１時間１５分走って６６０円くらい。（地下鉄は４つ駅乗っただけで、１６０円もするのになあ）窓から広がる田園風景が素晴らしい。見渡す限りのヒマワリ畑もあって、感動する。　エステルゴムに着くと、朝市の通りを抜けて、ハンガリー最大のエステルゴム大聖堂へ。ここは初代国王聖イシュトバーンが最初の建物を築いたが、トルコによって破壊され、その後５０年かけて再建築されたもの。主祭壇の絵はミケランジェロ・グレゴレッティ作の世界最大のキャンバス画で、１３．５ｍ×６．６ｍの聖母マリアの昇天である。左手の礼拝堂は、トルコの襲来前に１６００ピースに解体され難を逃れ、大聖堂再建築の際、組みなおされたものらしい。宝物殿にある大司教たちのワードローブの荘厳な刺繍にため息。そして歴史ある、金と宝石の十字架や杖など、目も眩むほどの宝物ばかり。　　大聖堂には展望台もあり（鐘台の屋根にぐるりと木道が渡してあるだけ）、螺旋階段にうんざりしたが、そこから見た景色は息を呑むほど美しい！　　肉眼で見る景色とは雲泥の差だが・・こんな眺め　ドナウ川の向こうにスロヴァキア国が見える！　マリア・バレリア橋　ハンガリーとスロヴァキアを繋ぐマリア・ヴァレリア橋の付近にあるレストランで、本物のグヤーシュにありついた。（昨日食べたのは僕の想像上で作ったグヤーシュもどき。やっぱり全然違った。反省。）本物を味わった後、あの橋を渡ってみることにした！そう。橋の向こうはスロヴァキア。戦争末期にナチスに破壊されたこの橋は、２００１年にＥＵの援助により復活。ビザなしの日本人は橋を渡ることは許されなかったが、２００２年にビザが免除になったのだ。てくてくと橋を歩く。　マリア・ヴァレリア橋から大聖堂を望む　徒歩６分。パスポートコントロールの小屋がある。ＥＵ人はパスポートやＩＤカードをちらりとかざしてどんどん通過して行く。僕達はやはりそうは行かなかった。「どこの熊？」と聞かれたかどうかは不明。何しろ、ハンガリー語とスロヴァキア語だったから。念入りにチェックをされて、入出国のスタンプをきちんと押されて、無事通過。徒歩で国境を越えたぞ！生まれて初めての経験だ。ヨーロッパの中での移動でも、今までは車や電車や船だったから。なんだか不思議な感じだなあ。　スロヴァキアから見るエステルゴム大聖堂　スロヴァキアは元々ハンガリーの一部だったから、表記はスロヴァキア語だが、街並みは変わらない。　スロヴァキアの町　物価は日本の１／５ほど。一時間程度散策して、ハンガリーに戻る。一時間でスタンプ４個。ごめんなさい、入国管理の人たち。　次はヴィシュグラードという古都へ行くつもりだったが、スロヴァキアに道草を食ってしまったため既に午後３時。あきらめて、ブダペスト行きのバスに乗った。ブダペスト駅には世界一美しいマクドナルドがあると聞いていた。（あのファーストフード・ハンバーガー店だよ）喉も渇いたし、物見遊山で覘いて見ることにした。この中で飲んだベタ甘なライムシェイクの味は一生忘れないだろう・・。　世界一美しいマクドナルド店内　ケイトがどうしても行きたいと言うので、マルギッド橋近くのアンティーク街へ。ヘレンドの食器、絵画、家具、レースなど。アンティークドールは無いに近い。欲しい家具が山ほどあったが、しょせん配達不可。しかし、良い目の保養になった。　もう足が棒きれのようだ。部屋につくと、ソファーにどっと倒れこんだ。明日は船に乗りたいなあ。

July 11, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記５

　昨夜はひどい雷雨。今日は１日中雨の様子。朝市で夕食の材料を仕入れて、出かけずに、ホテル内のスポーツジムへ。ミストサウナ、サウナ、スイミングプール、ジャグジー、マシンジムがある。誰もいなかったので、ケイトと２人の貸切状態だった。２つのサウナに入って、プールで１００メートルだけ泳ぎ、ジャグジーの泡で洗濯されて部屋にもどった。　昼食を済ませると、晴れ間が出てきた！それでは、３日目のリベンジ！タクシーで王宮の丘にあるブダペスト一美しいとされるマーチャーシュ教会へ。外観はネオゴシック様式。中はビザンチン様式だそうだが、壁や柱から天井までびっしり唐草模様のようなものが絵描かれていて、イスラム教のモスクのような印象を受けた。（歴史としては、１６世紀にトルコに占領され、モスクに改装されたが、１７世紀にバロック様式に改装。何度も改装されている教会なのだ。）ステンドグラスが見事だ。マーチャーシュ教会は、かの有名なエリザベート皇妃が、ハンガリー王妃となる際、戴冠式を行った所だ。　教会を出ると、ヘレンド直営店へ。ハプスブルグ家御用達の柄「ウィーンの薔薇」のティーカップを手に入れた。ケイトの念願だったようで、大事に大事に背中のリュックに入れていた。　背中に壊れ物を入れたまま、僕が止めるのも聞かずに、ケイトは丘にあるラビリンス（地下洞窟）に入ると言う。この洞窟は個人所有とは思えないほどの規模で、深さ１６ｍ、１．２Ｋｍの迷路のような道がある。色々趣向が凝らしてあって・・寒いし、広いし、怖かったーーー。是非お勧めします。　ラビリンスの後は国立美術館へ。王宮がそのまま美術館になっているのだ。あまりの膨大な量に途中でリタイア。カフェで一息ついて、路線バスに乗ってデアーク広場に戻り、地下鉄で帰宅。僕が朝仕込んだ特製グヤーシュ（ハンガリー２大料理のもうひとつ。牛肉と野菜をパプリカで煮込むスープ）を早い夕食として、僕は疲れてダウン。明日こそ郊外へ行ってみよう。

July 10, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記４

　ケイトが、なぞのアラブ人の格好は目立って嫌だと言うので、（しかし、暑い国の理にかなった断熱方法だと感心した）ブダペスト最大のショッピングセンターに向かう。近くの店では帽子は見かけない。こんなに日差しがきついのに、地元の人は誰も帽子も日傘も差していない。ケイトは日傘を差したがったけど、それこそ目立ってしまう。白地にマリンブルーの花柄で、陶器のような趣のつばの広い帽子を購入。なかなかヨーロッパ的だ。（え？帽子被る時は僕たち熊の耳は中に入れるのさ。帽子に耳を出す穴なんて開けないよ。）ショッピングセンターはどこの国の都市によくあるデパートタイプ。ブランドショップがいっぱい入っているあれ。ケイトはブランド品にあんまり興味ないので、帽子が手に入ると嬉々として退場。　帰宅して昼食を済ませ、午後はヨーロッパ最大規模のセーチェニ温泉へ。２人で５２００フォリント（３５００円位）。水着着用で混浴。硫黄泉で、温泉と野外プールがある。温泉は様々な温度で、１０箇所くらい。プールは野外に３つ。プールは真ん中のひとつを除き、なぜか３８度くらいあって、熱くて泳げない・・。プールの中にチェス盤があり、誰でもプレイできる。だが、野次馬がうるさい。４時間硫黄に浸かって萎びれた体を外に出し、ハンガリー産のシャルドネのスパークリングワインを買って帰宅。　市場で買ったキャベツの酢漬けの千切りを入れたパプリカのスープと、アムステルダムで買ったスモークサーモンで乾杯。食べ終わってもまだ外が明るい。明日は郊外へ足を延ばそうと思う。

July 9, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記３

　夏の週末しか運行していないという船に乗って、エステルゴムという街に行こうと思ったが、満席でチケットとれず・・。まだ出発１時間前だというのに・・。１日１便しかないなんてふざけてる！僕は船に乗りたかったので、愕然とした。　ドナウ川船着場　すでに王宮の丘の目の前に来ているので、くさり橋を渡って、世界遺産王宮の丘に行くことにする。１０００フォリント（７００円）もする　あっと言う間に終わるケーブルカーから下車し、早朝には思えない灼熱の王宮の敷地の中を歩く。　王宮敷地内展望台あまりの日差しのきつさに、ケイトはスカーフを頭に巻き、サングラスをして歩くから、なぞのアラブ人みたいに見えるらしく、とても注目される・・。　王宮から国会議事堂を望む　王宮はベルサイユ宮殿みたいな形をしている。城砦だけではなく、政治としても使用されたからだろうか。ここにも沢山の悲劇の歴史がある。敷地内には軍事歴史博物館があって、騎馬民族マジャール人を先祖に持つハンガリーの８９６年から１９５６年までの軍の資料、武器、兵器、軍服、絵画などが展示されている。３８口径の銃や銃剣の実物を触れるように置いてある。銃剣はケイトの力では持ち上がらない。この重さを恐怖心からの守りとして戦うのだな、と僕は思った。リアル過ぎるほどの迫力で、ケイトは気分が悪くなったようだ。しかし、こうしたことに目を背けてはいけない。戦争の悲惨さは後代に伝える必要があるのだ。重たい博物館だった。　王宮の丘にあるマーチャーシュ教会は日曜午前はミサのため観光客は入れない。ケイトのお目当てのヘレンド磁器直営店も休日。観光客相手の土産物をちらりと見たが、お腹も空いてきたので、丘を降りて、ハンガリー二大料理のひとつ、ハラスレーを食べに行く。パプリカ（ピーマンとか唐辛子の仲間）で煮込んだ魚のスープだ。大して辛くはないが、カプサイシン（唐辛子に入っている体脂肪を燃焼させる成分）は大量に入っているようで、食べると汗だくになる。なまずのハラスレーがお勧め！（鯉は少し泥臭い）　食後、デアーク広場近くの聖イシュトバーン大聖堂へ。約５０年費やして建てられた大理石をふんだんに使った、絢爛豪華な聖堂だ。初代ハンガリー国王聖イシュトバーンの右手が宝物殿に保管展示されている。　両替店がみつからず、手元に現金がなくなったので、今日の観光はおしまい。市場も休みなので、部屋で夕食を作り、のんびり過ごした。

July 8, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記２

　朝はまずアパートの中庭の散歩。手入れが行き届き、なかなか綺麗だ。画像左側にスポーツルームがある。　６時から開いている市場へ。近所の駅前の市場ももうやっている。肉、野菜、雑貨など色々な店がひしめいている。野菜は日本のとほとんど同じ。肉が安いぞ！僕たちは２人とも子供のようにはしゃいだ。　地下鉄に乗って、中央市場まで行く。鮮度は特上だ！地物のさくらんぼが５００ｇで１４０フォリント！（約１００円！）両手ですくえないくらいの量だ。さくらんぼは色はアメリカンチェリーに近いが、日本のさくらんぼのように透明な感じで、食感は日本のさくらんぼのように軟らかい。酸味があり、ジャムにしたら尚のこと美味しいわね～とケイトは気に入ったようだ。肉や野菜も買い込んで帰宅。　冷蔵庫がいっぱいになると一安心。午後は時差調整のため、昼寝。空気が乾いているので、風が心地よい。夕方はひんやり寒いくらいだ。　食卓テーブルをベランダ側に移し、テラス窓を全開。夕焼けを眺めながらワインを傾ける。ワインはハンガリー名産トカイワイン（貴腐ワインの一種）だ。金色のワインが日ごろの喧騒を忘れさせてくれる。至福のひとときだ。（オーナーのバカ犬のことは忘れよう）

July 7, 2007

コメント(0)
★クラウドの日記１

　オーナーの犬がモデル達に重傷を負わせ、店は休業になり、僕らは無理やり休暇を取らされた。いまいましい犬め！・・・でも休暇は楽しむのだ。　僕たちは１５時間以上飛行機に乗った。アムステルダムで乗り換えがあったが、ケイトは既にお尻にあせもができていた。ハンガリー　ブダペストに着いたのは夜の９時だが、ちょうど夕焼けの景色だった。　今回はアパートメントホテルを１０日間借りることにした。部屋に入って持参したインスタントスープを飲んで、すぐに横になった。今はサマータイムなので、日本との時差は７時間だ。早く時差に慣れなくては・・。ベランダからの眺め。２１時が夕焼けだ。

July 6, 2007

コメント(0)
★帰国

ホテルのパソコンの調子が悪く、昨日は書き込みできませんでした。３日の日は有名な激安スーパーとローカルレストランに行ったのですが、中国庶民のあまりのパワーに圧倒されて疲れ果てました。スーパーでは、巨大カーゴで激突されまくり、通路は押し合い圧し合いで、とても前進できず、店内入口付近で挫折しました。ローカルレストランはトイレにドアがないタイプで、サービスや衛生面なども問題ありで、日本人は「高級」とついたレストランにした方が無難だと思います。ただし、チンタオビール工場はとてもいいです。案内係りも日本語堪能な方がいますし、１日賞味期限の無ろ過のビールと生ビール、これ、最高です。日本では飲めないんですよね～。昨日は前日のリベンジ。今度はカルフールへ行って、お土産をたんまり買い込みました。中国の今年の干支は豚なんです。豚の形に彫られたアメジストがついているストラップ。（可愛いの！）それから乾物・乾物・乾物。ドライフルーツがほとんどです。いちじく、キウイ、柿、生姜（砂糖漬け）。それから梅！これがめちゃくちゃ美味しいんです。中華街で売っている白い粉をふいた硬い梅とは違うんです。完熟した梅を乾燥したものなのですが、フルーツとしかいいようがないです。「雪梅」と書いてあります。あとは調味料。岩海苔。インスタントスープ。旦那さんは何故か？スリッパ。室内用シューズ。まあ、お互い満足のいくお土産が買えればいいです・・。水着を折角持ってきたのに・・ぶちぶち。と言う旦那さんのために、午後はホテル内にある室内プールに行きました。プールサイドで本でも読んで、カクテルでも頼んでのんびりしようなどと思っていたのでしょうが、そこはスポーツクラブのプール、そのもの。水温も２８度。２８度って冷たいんですよ。５分ほどガシガシ泳いだら（泳いでいないと寒くて大変）旦那さんが寒いからもう帰る、と。ナニ？まだ５分しか泳いでいないでしょ！私の水着を濡らさせたからには５分なんかじゃ許されません！もう５分泳いだところで引き上げました。旦那さんはその後、近くの足マッサージ屋さんに行きました。まじめに泳がないから体が冷えて凝ってしまったようです。夕食はチンタオ一大きいという海鮮レストランへ。生簀から魚介を選んで、料理法を指示するシステムです。注文いｓたのは、あわびに、ウニ、海老、シャコ、蛙の脂肪（多分コラーゲン）。それから蛇　食べちゃった・・。鶏肉よりもアッサリしてます。日本語も英語も通じません。身振り手振りと筆談で。これがまた楽しい。若いスタッフが寄ってたかって　あ～だ　こ～だ。一生懸命コミュニケーションをとろうとしてくれます。こういうのがとても嬉しいですね。最後の夜がとてもハッピーに過ごせました。今日はのんびりラウンジで朝食とって、荷造りして、飛行機乗ってきました。横浜に住んでいるのに、成田空港から自宅までが飛行機乗っているより長い・・。チンタオは建築ラッシュでした。大きなマンションや、商業ビル、サッカー場・・。道路も広く、街全体がエネルギッシュでした。２００８年は北京オリンピックですが、一部はここチンタオでやるそうです。チンタオに行ったら、チンタオビール　是非飲んでね！

January 5, 2007

コメント(6)
★母様温泉旅行その４

　朝一、朝市。　６時半の朝食を終え、地下鉄を乗り継いで、景美駅の朝市へ。　　　アジアの朝市は庶民の生活が見えるところ。活気があって、生き生きとしている。とり立て野菜や口をパクパクしている魚や丸ごとぶらさがっている肉。お菓子にバッグに靴に洋服。大きな天津甘栗を買ったり、父へのお土産の小銭入れを買ったり。筆談で値段交渉したり、とにかく楽しい。母も初めてのアジアの朝市に色々物色している。　残念だけどあまり時間がないので、もっとゆっくり見たいところだがここで切り上げ。さあ、駅に戻ろうとしたけれど・・お買い物に夢中になってしまって、どうやら道に迷ってしまったらしい。巡回しているガードマンのような人に聞いたが、言葉があまり通じなかったようで、駅ではなく全然違う所に案内されてしまった。仕方ないのでタクシーに乗ろうと手を挙げたが、乗車拒否。足元を見ると赤い線が引いてある。ここで停車は出来ないのだ。　「う～ん、どうしようかあ・・。」と　つぶやいて、ふと横を見ると、顔面蒼白　脂汗だらだらの母がいた。　「あのね、そんなに大げさに驚かないで欲しいんだけど。いかにも観光客が道に迷ってます、って顔すると詐欺のいいカモになってしまうのよ。」母はスリルやハプニングに慣れていない。（慣れても困るが・・。）ちょうどバス通りだったので、台北駅までバスで行こうかと思案していたところにトラックの運転手が荷降ろししているのが目に入った。こういう人なら地理に詳しいだろうと思って駅を尋ねると、親切に駅までついて来て案内してくださった。母と私はとても感激して、何度も謝謝とお礼を言った。今回の旅で出会った沢山のご親切に　親切をしてお返ししようと　母と話した。　　昨夜のうちに荷造りしておいたので、ホテルに戻ると、すぐにチェックアウト。空港に向かう。４日間の旅行もあっという間だったけど、今回はちょっと遠出も出来たし、お天気も上々で、本当に楽しかった。置いてきぼりの男性陣はどんな４日間だったかな。　母との珍道中記はこれでおしまい。母様、楽しかったかな？

September 30, 2006

コメント(2)
★母様温泉旅行その３

　今朝も早起き、６時半に朝食を取ったが生憎の大雨。二重サッシの部屋の中まで雨音が聞こえてくる。晴れ女の私は滅多にないこういう場面に当惑していた。どうしようかな～。のんびりお茶を飲んでいると、ほ～ら晴れてきた！天の助け。ありがとうございます！　地下鉄に乗り、台北駅で乗り換え、中山駅まで行く。まずはお目当ての御茶屋さんへ。ここのお店は自分の茶畑を持ち、いつも品質の良いお茶を提供してくれる。沢山の高級茶の試飲をさせていただき、母も私も大満足。それぞれ気に入ったお茶を買い込む。　今日はリベンジ。迪化街までタクシーを飛ばす。そうよ　そうよ！これ！これ！山と積まれた乾物の問屋街。お茶、漢方薬、海産物などなど。細い道の両側にぎっしりお店が連なっている。ローズヒップとリンデンを５０元分ずつ包んでもらい、八仙果を細かく刻んでもらい瓶に詰めてもらった。あちこち吟味して３００ｇ近いカラスミをだーさんのお土産に購入。それから海産物店で小海老の干したものも２８０元分包んでもらった。いや～満足満足。母も初めて見る問屋風景を楽しんでいる様子。やっぱりお買い物は楽しい。　そこからまたタクシーで最寄駅近くの茶葉料理店に行く。スープ鍋にはクコの実や朝鮮人参なども入って、薬膳料理風。スッポンを初めて食べた母は興奮気味。台湾宮廷料理人だった方が作った金木犀の蜜のかかった柔らかい上品なお餅のようなデザートをいただいて、二人ともとっても幸せ。苦しいお腹をかかえて、忘れない内に職場や近所のお土産を買いに行く。　月餅や柿餅など沢山のお菓子をぶらさげて、ホテルに到着。　間もなく、マッサージ店のお迎えが来た。芸能人御用達というこのお店は、雰囲気も良く、中も綺麗で落ち着いている。個室に通され、２時間たっぷり・悲鳴を上げることとなった。何故か？美顔エステと足ツボマッサージと腕マッサージを同時進行で行う。本来美顔マッサージなど気持ち良くうっとりするところだが、足のツボが痛くてそれどころではない！ぎゃーぎゃー叫ぶ私に「ここは寝不足」とかいちいち説明してくれる。足の角質取りもいつの間にか終わっていて、つるつるの赤ちゃんの肌のようになった足裏と取った角質を見せられ、またぎゃーぎゃー。かなり体格の良い女性に全身台湾式マッサージをされ、声も出ない。長いような短いような２時間が終わった。　今日こそは夜の外出を！で、世界一高い１０１台北タワーに出かけた。５０８ｍのタワーは竹をイメージして作られ、スラッとして美しい。フードコートで台湾式ラーメンを食べたあと、展望台に昇ってみることにした。受付で、エレベータ料金が３５０元と知ると、母は思いっきり拒否。　「エレベーター乗るだけで１，０００円以上なんて　私なら乗らない！」　「無料だったら？」　「乗る」　「・・・・・。」母を引っ張って、私が２人分のチケットを買い、エレベータの列に並ぶ。たったの４６秒で展望台だ。　「うあー！！！綺麗！！！」　先ほどまで後ろ向きだった母はガラスにへばりつき、眼下に広がる非日常的な夜景に釘付けだ。夜景モードの設定もフラッシュオフの操作も知らないと言うのに、「お父さんに見せてあげたい」と言ってデジカメのシャッターを押し続ける。見かねて、あちこちいじくりまわして、操作の仕方がわかり、東西南北の夜景をカメラに収めてあげた。　これは私の携帯の画像。　　「う～ん　１，０００円以上の価値はあったわ！」　「そ、そう。よかったでしょう。」（心の声；この旅行にいくらかかっているのか知っているのかなあ。千円ケチってどうするのだろう・・）　今日は３回食事が出来た！目出度い！

September 29, 2006

コメント(0)
★母様温泉旅行その２

　２日目。　現金がないので、ホテルで両替をしてもらう。　母は元気よく、「これお願いします！」と５千円札をフロントに突き出す。　「えっ？５千円だけでいいの？クレジットカードは使えない所もあるわよ。」　「ええ５千円でいいの。私　お菓子買うだけでいいから！クレジットカードなんて元々持ってないわ！」　「・・・・・。」（心の声；これから市外の温泉に行くんだけど・・。交通費はどうするのかなあ。食事は？入場料とかは？？ううんん・・。きっと何も考えてないな。自由旅行は全部自分で負担するのよ　お母様・・。）　旅行前、飛行機・ホテル代を出してもらったから現地のお金は任せて！と　ニッコリのたまった母の顔が脳裏に浮かぶ。現地のお金って・・自分のお土産代・・か？）　台北は東京都心のように地下鉄がよくできている。　台北駅を中心にして９本の路線がある。　今朝　４時に起きて腹筋した母は６時半に山盛りの朝食を食べ、早々に地下鉄に乗り込んだ。　日本のＪＲの「スイカ」のようなカード「ヨウヨウカー」をホテル近くのコンビニで購入しておいたが、切符を買う手間もなく実に便利。これで地下鉄もバスも乗れるらしい。　台北駅で乗り換え、新店線終点の新店まで行く。烏來行きのバス停を見つけ、乗り込んだ。例のヨウヨウカーだけで良いと思っていたのに、バスでの引き去りは１５元のみであと２５元の追加料金を現金で払って欲しいと言われ、困ってしまった。昨夜到着したばかりで１００元札しかない。一旦降りて　小銭を作ろうか・・。顔面蒼白になりかけている母に同情したのであろう、入り口付近に座っていた女性がニッコリ笑って５０元硬貨を２枚差し出してくれた。おお　天の助け。台湾の人は優しい！　そこから烏來まで路線バスに揺られること３０分。東京都心のような台北市内を離れると奥深い森の中になっていく。大きな川の美しい流れ。黒部峡谷のような景色だ。都心からほんの少し離れただけでこんなに素晴らしい風景が広がるなんて！水が透き通って周りの緑が写りこんでいる。　烏來は原住民族タイヤル族の故郷であり、特定風景区に指定されている。ウーライとはタイヤル語で温泉の意味だそうだ。川沿いを歩き、土産屋の通りを抜け、橋を渡る。トロッコの乗り場に到着。小さな小さなおもちゃのようなトロッコでガタンガタンと更に奥へ進む。遊園地の乗り物に乗ったような気分。トロッコが止まると、心臓破りのような階段を上がり、ロープウエイで更なる上を目指す。　山頂には雲仙楽園という公園がある。　　　自然の地形を活かして作られた公園で、散策するには素晴らしい所だ。　母とゆっくり美しい景色と自然を堪能する。　　心地よい風と清らかな川。飛び交う蝶や綺麗な蜻蛉。まあ　なんて美しい所でしょう！　ゆったりとした時を過ごし、下山する。　この景色を眺めながら入れる露天風呂がある温泉ホテルをさあ目指せ。　烏來一番のスパ施設というホテルに日帰り入浴を頼む。　泡風呂、ジェットバス、寝湯、打たせ湯、サウナ、ミストサウナなどあるが、やっぱりお目当ては　露天風呂！　　うわあ～っきもちイイ～♪　首筋を撫でてゆく森の香り。川の音。ヤシのそよぐ姿。　ハ～生きててよかったあ～と大手術をしていない私さえ思うひと時だった。　ゆで豚２頭が出来上がる前に　名残惜しいが湯船を出る。　髪を乾かし、お腹もぺこぺこ。さてどこで遅い昼食を・・と思いきや　またもや母が、お昼はいらないから、早く市内へ戻りたいと言う。何か口に入れたいと思ったが、渋滞を避けたいこともあって、台北駅行きのバスに乗った。歩き疲れたのか、美しい景色を見る間もなく、眠り込んでしまった。ああ　もったいない。　台北駅から迪化街（テキカガイ）へタクシーを飛ばしてもらった。駅から近いはずなのに、やけに時間がかかる。やっと着いたと思ったら、？？以前の面影はすっかりなく、整然とした街並みのナウイ町になってしまっている。バリ島でもこういう経験をしているので、時代の流れを感じながら、饅頭や豆花（トーファー）、サンラータンを食べる。　さてタクシーをまた拾おうかとふと通りの名を見上げると、地図と全く違う名前だ！！！慌てて近くのオフィスビルのお姉さまに訪ねると、なんと　西のはずれにいるはずが、東のはずれのホテルの近くであることが判明。降ろされた通りの名は「通化街」・・・・。どおりで面影ないはずだわよ・・。がっくりしたと同時に可笑しくなってきた。もうここまで来てしまったし、迪化街は明日にしましょう。　今日はかなり歩いたし、昼食も夕方だったので、お風呂に入ったらもう眠い。　母も私も夕食には行かず、パジャマに着替えて　ＢＳを見始めた。こんな旅もあっていい。　コポコポと沸騰したお湯でジャスミン茶を入れ、のんびり夜を過ごす。　明日は足ツボ＋全身マッサージ＋美顔エステ。美容に大敵夜更かしはしない、しない。　お休みなさ～い。

September 28, 2006

コメント(0)
★母様温泉旅行その１

　昨年の今ごろは　母の手術のことで頭がいっぱいで、家族で重い日々を送っていました。　今　母は高血圧も直り、見事に体重がリバウンドするほど食事も摂れるようになりました。　それでは！術後１年の元気を祝して温泉旅行としましょうか！　午後４時２０分の便で台北までひとッ飛び。　台北空港から市街地まで遠いのが難点だけど、東の端に取ったホテルは５つ☆　リバークラウンホリデイインプラザ。　１４階のエレベータを降りると小洒落た廊下がある。　　部屋は広々として使いやすそう！アメニティグッズも確かニナ・リッチだったはず。　ピンクのボディシャンプーがいい香り。　「さあ、夜市でも行きましょうか？」と母を誘うと　「夜は怖いし・・今日はいいわ。」　そうら　出た。母は日が落ちると絶対外出しない。　あ～台北に来て夜市に行かないなんてえ・・。　お腹も空かないらしく、夕食もいらないと言う。　夜市は諦め、仕方なく私は部屋のフルーツをかじって空腹を満たした。　そそくさと寝る準備をした母に明日はどうするか尋ねるとおまかせする、と言う。　それでは持ってきたガイドブックを見せてもらおうとしたら　「えっ！？ガイドブック！？読んでおいてって言われたから読んだけど、家に置いてきた！」　「・・・・・。」　（なんのために買ったのォォ！？ツアーじゃないのよォォっ。←口には出さなかった。私、大人だから。）　たった１冊の本をめくって明日の計画を立てる私。　「うーん、それでは　明日しか天気が良くないようだから、風景地区の烏來（ウーライ）の温泉まで行ってみましょうか？」　「そうね、それがいいわ。お休みなさい！」　ああ・・きっと楽しい明日のために　リンゴ１個の夜が更ける・・。　　

September 27, 2006

コメント(0)

全34件 (34件中 1-34件目)

1

ジャンル別一覧

人気のクチコミテーマ

ワンピース・ドレス

【レディースファッション】冷たいワ…

(2024-06-15 22:26:52)
★福袋特集★

ゲリラSALE！訳あり半額ワンコイン☆…

(2024-06-16 20:00:12)
アクセサリー大好き！

激カワアクセサリー

(2024-06-15 07:00:13)

© Rakuten Group, Inc.