|
テーマ:DVD映画鑑賞(13961)
カテゴリ:まあまあかな?系の映画
逃げる、逃げる・・目的地はデンマーク。少年のサバイバルドラマをメインに、美しい風景をバックに5カ国に渡る少年の旅が始まります。
「アイ・アム・デビッド」 2004年 アメリカ 監督 ポール・フェイグ 出演 ベン・ティバー、ジェームズ・カヴィーゼルほか あらすじ ↓ 同名タイトルの世界的ベストセラー小説の映画化。 主演はこれが映画初出演となるイギリス人少年、ベン・ティバー。 ブルガリア、ギリシャ、イタリア、スイス、デンマークと5か国に渡るロケで カメラが収めた美しい風景も必見。 第二次大戦直後のブルガリアでは、罪のない人々が強制収容所に隔離されていた。 ある夜、12歳の少年・デビッド(ベン・ティバー)は看守たちの隙をつき、 収容所から逃げ出すが…… 感想 ↓ 途中まで、とっても面白かったです。スリリングな要素があり、謎もありで。 主役のベン君は、収容所育ちが故の人間不振感を、旅の途中で出会う人々との触れあいによって徐々に溶けてゆく感覚を繊細に上手に表現していました。 共演のカヴィーゼルも出番は少ないながら、存在感のある役どころでした。 なので、後半それまでのサバイバルっぽい雰囲気から一転してファンタジーな路線になって しまったのが、ちょっと・・もったいないというか~ イージーに映るエンディングは、涙を誘うどころかちょっと冷めてしまいますね。 そこらへんが非常に残念です。 ↓ネタバレあり 反転表示 石鹸ひとつの重みを、もっと表現できたのでは?なんだかちょっと 軽いというか、あれほどの想いのこもった石鹸。 途中で捨てていいのか~?! それと・・オチがあまりにも安易なハッピーエンドだったような気がしました。 本まで出版しているような著名な母親、自分の子どもの安否が納得できなかったら、 私だったら命がけで探すけれどな・・死んだと言われて納得できたのでしょうか? それにあの感動の再開のシーン・・のんびりしすぎてませんか? 死んだと思っていた息子が生きていたら、普通あんなにのんびりと歩みよってこれるでしょうか? 私だったら走りながら号泣しちゃいますけど。なんかわざとらしい穏やか過ぎる演出でした。 ハッピーエンドは良いのですが、ちょっとイージーな感じは拭いきれません。 まぁまぁって感じではないでしょうか? 景色は美しいので、最初からファンタジーとして見るのならもっと感動したかも・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.15 08:13:14
[まあまあかな?系の映画] カテゴリの最新記事
|