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カテゴリ:趣味の映画
先日、石原慎太郎大先生がどれだけすごいのかやっぱり確かめておかねばと「太陽の季節」を買ってしまったんですよね。
【送料無料】太陽の季節改版 まんまと罠にはまった感じもあるのですが・・・。 芥川賞受賞作の宣伝に乗じて、自分の古典も一緒買わせようなんて策略だったのか?って思ったりする部分もあります(笑) ついでに同名の映画の方も観ました。 【送料無料】GREAT 20 NIKKATSU 100TH ANNIVERSARY 19::太陽の季節 HDリマスター版 端役でも裕次郎さんが出演しているし、長門夫妻のなれそめの共演という意味では日本映画史の中では大きな意味のある作品だと思います。でも、この時代の作品は、今の映画と比べると表現技法も原始的なもので物足りなさもあります。 今の芥川賞の受賞作と比べて、何がばかばかしいと言わせるのかよく理解できないので突っ込みません・・・(笑) 女遊びで、孕ませて中絶で死亡という衝撃的な題材で当時は問題作扱いになったそうですが・・・。そういえばこんな様な話の映画があったなと、モヤモヤしてなかなか出てこなかったのですが、タイトルを思い出しました。 衝撃度から言えばこの映画の方が上を行くでしょう。なぜなら背徳という要素が加わるからです。 【送料無料】アマロ神父の罪 R15指定です。性的な描写があると言うことではなく、宗教的な価値観から子供にはふさわしくないということなのだと思います。 ソニーの試写会に妻と一緒に見に行った記憶がよみがえります。 キリスト教的価値観に基づく背徳という概念は日本人にはあまりなじみがなくても、共通する道徳観から理解できる部分もあります。内容が内容だけにヒットの予感もなく、案の定ひっそりと上映してましたね。 最後は悲しい結末なんですよ。その悲しさの表現は『太陽の季節』みたいにあっけらかんとしたものではないのです。おいらの世代は往年の長門さんのイメージが強くて渋いという先入観で観てしまいますが、このころはお若くて・・・。 基本的に痛快活劇が好きなので、こういう後味の悪い映画はちょっと好きにはなれません。 ↓ポチッとクリックして応援してくださいね。どれか1つでOKです。↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは~
まずポチ。 やはり過去の映画なんかは描写とかが幼稚に写りませんか? おいらは気になって仕方が無い。 韓国ドラマってこんな感じかなと勝手に想像してます(見たこと無いので)。 NHKは完全民営化するべきですよ。 今のままじゃ、いつまで経っても改善できるはずが無い。 (2012年02月03日 20時41分34秒)
>こんばんは~
>まずポチ。 > >やはり過去の映画なんかは描写とかが幼稚に写りませんか? >おいらは気になって仕方が無い。 >韓国ドラマってこんな感じかなと勝手に想像してます(見たこと無いので)。 > >NHKは完全民営化するべきですよ。 >今のままじゃ、いつまで経っても改善できるはずが無い。 ----- 確かに幼稚と言えば幼稚と言えますが、まだ技術もないモノクロの時代ですから贅沢を言ってはいけないと思うのです。今の映画と比較すること自体がナンセンスかもしれません。 今回は映画ではなく原作の方がどうなのかという話だと、当時衝撃的な内容だったという意味ではすごいと思うのですが、今の作品と比べてとりわけ優れているかどうかというと、ただの思い上がりではないかと。 審査員にこびへつらって賞をとるくらいなら要らないと思う田中さんの本音?も正解でしょうw 韓国ドラマと言っても軍隊ものとかバイオレンスとか、日本映画にはない迫力がありますね。そこは国民性の違いでしょうね。モノクロの時代の日本映画よりはよっぽど進化しているとは思いますよ。所詮外国の真似ですけど。 個人的にはもう風景を見ただけで何となく見る気が失せるので・・・。西洋かぶれなもので。 (2012年02月06日 10時16分11秒) |