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日本共産党 原田のぶゆきです。

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2006年07月05日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 20年ほど前から知り合いの、重度の障害者Tさんから電話をもらう。
 市報に障害者在宅介護料についてお知らせがあったので、担当課へ連絡したが「微妙なところで対象から外れてしまう。」といわれた、とのこと。
 話があるので家に来てほしいという。
 急遽飛んでいった。
 障害者住宅に住んでいる。
 新潟から母親もきて、介護に当たっていた。
 市報には、年間6ヶ月以上在宅で介護をしていれば、対象となる。
 と書いてあるのになぜ微妙なのか、と言うことなのだ。
 早速、役所へ行き担当の職員に聞いてみた。
 6ヶ月以上の介護者が対象となるのは、「そのとおり」。
 しかし、Tさんの場合は時には1週間以上も一人で自活できている。
 その場合は、自活できる状態があればかなり判定が難しいのだそうだ。
 当局は先ず、担当課へ来てほしい。
 聞き取り調査をしたいとのこと。
 このことをTさんに伝えた。
 Tさんは、2歳のときに難病が発症。
 骨がやわらかくて、ぼきぼきと折れてしまう病気で、17歳まで生きていれば骨は折れなくなる。 と医者の診断。
 医者は、2歳ぐらいでこの子の命はないだろうと宣告されていた。
 親は、日本中の大学病院を駆けずり回り診察を受けた。
 珍しい病気で、どうせ2歳までの命だから、研究のためにおいていって。と医者に言われたが、親は、その都度つれて家に帰ってきた。
 ところがなんと、奇跡が起きた。
 2歳で絶命すると言われていたのに、17歳を過ぎ現在は56歳。
 内臓の具合も悪く、体調的にはいまいちだが、がんばらなければとしたたかに生き抜いている。
 母親は、82歳。
 それでもこの母親に、頼らなければならない。
 母親も一生懸命わがこのために、労力と少ない年金の一部を費やして協力している。
 話を聞いていて、そのご苦労に頭の下がる思いである。
 役所と掛け合って、助けてやりたいが・・・。
  
 





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最終更新日  2006年07月05日 23時11分21秒



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