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午前、
村井知事が運動団体と、浅川ダム建設予定地を現地調査する ダムサイト付近、浅川水位観測地点、集水井、ダム建設予定地上部の線状凹地、トレンチ箇所、地附山地すべり地などである。 説明者の浅川・千曲川等治水利水会議役員が、丁寧に知事に説明をしている。 マスコミと同行者などで車は20台ほど。 知事は説明者の説明に、首を振り振り真剣に聞いていた。 明日から、県議会がはじまるが、浅川治水問題について、県の考え方を発表すると言う。 知事は、ダムなしからダムありまでを選択肢としている。 今日の建設予定地の現地調査をどのように受止めてくれたか。 地すべり地帯で、危ないところでありダム建設にはふさわしくない地帯であることなど、賢明な判断をし、明日の県議会開会の知事施政方針に反映してもらいたい。 午後 国土交通省河川局幹部と懇談。 参加者は中野さなえさん、石坂県議はじめ県議が4人、市議は原田、野々村、永井市議の3人と佐藤市議予定候補。 石坂県議は ・明日県議会が開会され、知事が浅川治水の河川整備計画が提案される予定である。 今日は、知事はダム建設計画地を運動団体の案内で現地調査している。 穴あきダムなど県との調整はどのようになっているのか。 質問をした。 国交省関東地方整備局 渡辺河川調査官 ・県との協議については、アンバランスな問題点など技術的な面で行ってきた。 ダム案を軸にしての協議はしていない。知事が「ダムあり、ダムなしまで選択肢」としているが県の案を待っている。 石坂県議 ・下諏訪ダムは、当初計画とはテンポを変えて、20年間で安全度を高めていくこと、安全度は当面50年確率で整備計画が認可され整備の実施に移っている。 浅川も同じ考え方で、20年から30年間で安全度を高めて行く整備計画を県が作り、技術的に整合性が取れれば認可されるはずだがどうか。 渡辺河川調査官 ・浅川の場合、450トンをクリアーできる20年間の計画であるならいいと思う。 ただし、アンバランスな整備計画はだめですね。・・・(檀田の取水口問題や30分の1、60分の1の安全度の違いなど) ・・・問題は住民の意見、首長の意見を聞いて県が主体的に判断し、整備計画を作成し国にあげ、整合性があれば国は認可する。・・・と言うことが明確となった。 全国で河道内遊水地はあるのか。 「島根県益田市に益田川ダムがある。水は流しっぱなしのもの。つまり穴あきダム。 穴は2~3m×4~5mのものが2本あり、水は常時流れている。 遊水地の使役権による土地買収費はおおよそばいばいかかくの30%位だと言う。 基本高水450トンを前提に、前知事時代のつくった整備計画のうち、国が指摘しているアンバランスの部分については検討し、遊水地や森林整備計画の充実など検討を深め、専門家、住民の知恵を寄せ合えば立派な計画はできるはずである。 長野市が技術的な面で県と協力するというのであれば、積極的にやってほしいもの。 安全度100、基本高水は450トンびた一文負けられない、これに沿ったすべての計画を示せなどと言っているようでは、‘97年に現状を踏まえて、国が改正した河川法にそぐわないことになる。新幹線用地売買に協力しないなどと言って居ては笑われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月07日 10時12分53秒
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