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カテゴリ:18禁ゲーム乙女
(C)aromarie All rights reserved. ※画像をクリックするとAmazonの商品紹介ページへ飛びます。 評価(最高★5)/★★★☆☆ H度(最高★5)/★★☆☆☆ 【システム】 ・インストール後の起動時にDisc不要 ・キーボード、マウス操作良 ホイール対応 ・修正ファイルなし ・Play環境 XP 【Memo】 ・男女声あり ・名前変更あり(defaultの場合名前呼びあり) 【概要】 ホテルのフロント係として働いてるヒロインは、客として出合った慎一郎と2年の交際を経て突然結婚を申し込まれる。 戸惑いつつも式を挙げるが、多忙な彼とのすれ違いが続く新婚生活の中で彼女を更に不安にさせる出来事が起こり、その中で見つけた彼女と彼女を取り巻く男性達の想いと答えは…。 【感想】 少し辛口感想です。 職場の先輩で年上の女性であるヒロインに想いを募らせる亮、夫、慎一郎の親友浅野、不敵なオーラを纏っている美容師の神尾、人懐っこくワンコのような配達のバイト君榛名、そしてどこか俺様で密かに独占欲の強い慎一郎と魅力的なキャラが揃っています。 年齢差も個性もあり、それぞれの愛し方を魅せてもくれます。 夫である慎一郎よりも別の男性を選んだ場合には、プチ修羅場もありどきどき感も。 ボリュームも前回よりはありますが、サクっとできる長さで。 絵も絡みの数点以外はとても綺麗なので見惚れてしまいます。 H方面もちょこちょこあり、全体的に程好く楽しめた作品でした。 キャラ的には年下の二人が頑張っていましたね。 特に亮は最初に攻略したのもあって、どきどき感があり、かつ彼の真っ直ぐさに心射抜かれました。 榛名も実はしっかりしたキャラで好感が持てました。 年上組は夫の慎一郎が思っていたよりも割とあっさり目(その分、鬼畜、3Pルートで頑張ってますが)、絶対に腹黒だと思われているであろう親友の浅野も普通にいい人だったのが意外と言えば意外ですか。 神尾に関しては雰囲気はあったものの、中盤あたりから雲行きが怪しくなり、最後には自分の眉間に縦皺が刻まれる結果となりました。 …浅野もいい人なのはともかく、“寂しさ”をテーマにするならもう少し彼の“心の虚空”を表現しているイベントが欲しかったかな。 そして個人的に一番問題だったのはヒロインの言動でした。 働く女性、大人の女性らしからぬ思考と言動の数々にはかなり頭を抱えました。 中でもプロポーズの答えを「今聞かれるとまずい」と…「困る」や「迷う」、ではなく「まずい」。 慎一郎や浅野に対しても「この人は」、ではなく「この男は」といった表現を使います。 親しさを出したつもりかもしれませんが、それ以前に感じさせる関係の希薄さからそれは逆効果なのではないでしょうか。 本当にちょっとしたことですが、そのちょっとした言葉の差が彼女の印象付けを左右します。 年下に対しても“気さく”と言うよりは“下に見ている”対応の仕方ですし、榛名だけ苗字呼び捨てなのも不思議な話で、それでも“涙”や“弱さ”を武器にしている彼女に対してとてもアンバランスな印象を受けました。 …それまでの出来事を全て吹っ飛ばすかのような「貴方は可哀そうな人」という発言も彼女のプライドの高さを表してるようで、相手を思いやる、立てるという気持ちが皆無そうなのが何とも言えない気持ちに。 んー、今回は設定から流れから、いろいろと制作側の都合が見え隠れし過ぎかな、といった感がなきにしもあらずでしたね。 何だかんだ書いていますが、前作の評価が高い中で次の作品を出すのは大変だろうな、と勝手に想像してしまいます。 それでも、これからもアロマリエさんならではの作品をお待ちしたいと思います。 ※画像の掲載に関しまして快く承諾頂きましたaromarie様にはこの場をお借りして心より厚く 御礼申し上げます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月18日 11時05分18秒
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