|
カテゴリ:2007ハイパーのんちゃんライフ
世の中は『桃の節句』で、なんとなく、心も和む一日のようだ。 私も、”おんなのこ”のはしくれ、長女だから『名前入りの七段飾り』を持っている。 何不自由なく、育ててもらった。 成人し、大人として自分の足で歩いていくようになってからの私は、砂利道だったり、急勾配の坂道だったり、そんな辺鄙な道ばかりを自ら選んで歩いてきたような気もする。 楽な道を進むことは、悪いことじゃない。 そこへ辿り着くには、楽してばかりではいられないことを誰もがわかっているから。 また、他人から見たら、どんなにかご苦労だったか・・・と思えるようなことも、楽しく明るくこなしてしまう、精神力の強い人、苦労を楽しむ才能がある人は、いる。 私は、どちらかと言えば・・・というか、はっきり言って不器用なので、人と違う方向に進みがち、選びがちだ。 そういう性分なのだから、「誰かにそうさせられた」とかは思わない。 けれど、じぶんひとりが頑張りさえすれば何とかなることばかりではないということもあるということ、また、人の言うがまま、為すがままに、半ば自分を殺して従わなければならないことも人生において、そういうシーンは時として必要だと、思い知らされたような気がする。 私の心の葛藤は、『私の思い通りにならないこと』に対してなのかもしれない。 ようは、私の単なるわがまま。 心にポッカリと開いた大きな穴は、どうやったら埋まるだろうか・・・。 例えば、お箸。 一本なくなってしまったら、ゴミとして捨てられるのだろうか? 喪失感。 もっともっと、あれもこれも、欲しい、欲しい、欲しい・・・・・ そうじゃなく、あったものがなくなってしまった。 それを追いかけることは愚かなのだろうか? そのまた答えを追いかけることは、もっと愚かなのだろうか? 誰に笑われてもいい、暗闇の中、電気のスイッチの場所を探す姿は、ひとからみればおかしな姿なんだろう。 こわいのは嘲笑でもなんでもない。 明けない夜・・・。 そして、独りの朝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.04 13:26:26
コメント(0) | コメントを書く
[2007ハイパーのんちゃんライフ] カテゴリの最新記事
|
|