ミステリー1・2・3
私が読む本はほとんどが小説なのですが、そのなかでも1/4くらいは海外ミステリー小説です。気楽に読めるし、息抜きに~。と思って読み出すと、結局睡眠不足になってしまうこともしばしば・・・。この2週間ほど、立て続けにミステリー小説を読んでしまったために、またまた睡眠不足になってしまいました・・・。立て続けに読んだ3作品とは2007年「このミステリーがすごい!」ランキング1位の『ウォッチメイカー』。2011年「ミステリが読みたい!大賞」海外編1位の『ラスト・チャイルド』。2011年「このミステリーがすごい!」海外編1位の『愛おしい骨』。どういう基準で私がこの3作品を選んだのか、一目瞭然ですねミステリーというジャンルに入るくらいなので、もちろん誰かが死んだりするのですが、こういうランキングに入る作品は、殺人事件の謎解きよりも、ストーリ展開や登場人物たちの人間模様の描き方が面白かったりするのです。どれも甲乙をつけがたい作品ですが、いわゆるミステリーを読みたい!というポイントからだと『ウォッチメイカー』>『ラスト・チャイルド』>『愛おしい骨』ストーリテラー的作品を読みたい!というポイントからだと『愛おしい骨』>『ラスト・チャイルド』>『ウォッチメイカー』かなぁ。どの作品も初めて読む作家だったので、はずれたらどうしよう、と思ったりしたのですが、みんな大当たりでした『ラスト・チャイルド』ジョン・ハート著、ハヤカワ文庫決して明るい作品ではないし、最後も明るく終わるわけではありません。最初もなかなか小説のなかに入り込めませんでした・・・。けど読んでいくにつれて、双子の妹を誘拐されたお兄さんと、残された母、事件の解決にあたる刑事たちの人間ドラマに引き込まれていく作品です。【送料無料】ラスト・チャイルド(上)価格:840円(税込、送料別) 『ウォッチメイカー』ジェフリー・ディーヴァー著、文春文庫どんでん返しのどんでん返し。これで終わり?と思ったときに、まだ下巻の半分が残っていたので、なにかあるとは思ったのですが・・・。これだけどんでん返しがあると、最後まで読んでも本当に読み終わったのか不安になります・・・。ウォッチメイカー 上 (文春文庫) (文庫) / ジェフリー・ディーヴァー価格:770円(税込、送料別) 『愛おしい骨』キャロル・オコンネル著、創元推理文庫アメリカの小さな町で20年前に起きた15歳の少年の失踪事件。一癖もふたクセもある住民たちの過去を紐解いていくと、少年失踪の犯人がわかってくる・・。弟の失踪以来20年ぶりに町に帰ってきた兄が周りの人に導かれて弟失踪事件の真相を解明していくのですが、事件そのものよりも、街の人たちの人間模様にひきつけられていく作品です。【送料無料】愛おしい骨価格:1,260円(税込、送料別)あっという間に3作品読んでしまったので、ミステリーのストックがなくなってしまいました・・・次の作品を入手しないと!