残念なのはモナリザだけ
グルメやブランドには興味が無いので、今回の旅行で一番楽しみにしていたのが美術館巡りでした。4日間のフリーパス(パリのほとんどの美術館に入場できます。)を購入しました。このフリーパスは本当に有難く、入場券を買うために一時間ほど並ばなければならないようなルーヴル美術館にも直ぐに入ることができ、何と言ってもとっても安いです。4日間で54ユーロ(約5400円)ですから一日で元が取れます。勿論1日や2日のフリーパスもありそちらはもっと安いです。沢山の美術館の中で圧巻だったのは、やはりルーヴル美術館でした。一日では回りきれないと言われているほどの規模ですが、その全ての作品が素晴らしいのです!私は美術館に行くといつもざっと一通りの絵を早足で見て回り、その後その中から気に入った絵だけをじっくりと鑑賞するのですが、ルーヴルの場合スルーする絵が無いのです。それに展示されている作品だけではなく建物自体が芸術で壁や天井には見事な絵や彫刻がいたるところにあるのです。ただ、一つだけ残念だったのはモナリザ。額縁だけでガラスの無い絵も多い中、モナリザの額縁にガラスがあるのは良いのですが、その絵が更にガラスで覆われて、おまけに近くで見ることができないように柵まであるのです。あれでは本物かコピーかも分かりません。それでもこの絵は一番人気で人だかりができていましたが。ただ、意外だったのはモナリザ等一部の作品以外は、あれほど沢山いた人たちはどこに行ってしまったんだろうと思うほど静かにゆっくりと作品を楽しむことができたことです。ルーヴルには朝一番に行きその後の予定も立てていましたが、この日はルーヴルだけで堪能しそのままホテルに戻りました。嬉しいことにルーヴルは写真撮影もOKでしたよ☆