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2008.09.03
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カテゴリ:読書
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

【著】J. K. ローリング 【翻訳】松岡 佑子


 ヴォルデモートを倒すために、ホグワーツを離れ分霊箱探しの旅の準備するハリーたち。そこに、ダンブルドアの遺品が届く。死の秘宝??謎の遺品に隠されたダンブルドアの意図とは何か。秘宝と分霊箱。猜疑心と信頼。力と愛。幾多の危機を乗り越えて最後の決戦に臨むハリー。一方が生きるかぎり、他方は生きられぬ。逃れえぬ宿命を受け入れるハリーの前に、真実が次々に明かされる。無敵を希求する闇の帝王と、愛と信頼にかけるハリーに「死の秘宝」は何をもたらすか。




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 ついに最終巻を読み終えました。


 もともとハリーポッターの歴史とは、闇の邪悪な魔法使いヴォルデモートの放った呪文が母親が命と引き換えにかけた護衛呪文により呪文が跳ね返り、ヴォルデモートを倒したことでハリー・ポッターは英雄となり有名人になったところから始まりました。しかし、ヴォルデモートは肉体を失った状態で生き残り、4巻で肉体を得る儀式により復活します。なぜ、肉体を失った状態で生き残れたかというと実は分霊箱のせいで生き残れたのです。


 分霊箱とは魂を引き裂き、ある品物に収めたもの。つまり、自分の分身を作ることにより、本体が消滅しても分霊箱が全て消滅しない限りは死なない。そのために、6巻ではダンブルドアとともに分霊箱を探します。






以下、前巻のネタばれも少し含まれた文章です。










 しかし、その途中、ダンブルドアはヴォルデモートの罠にかかり、弱って無防備の状態をスネイプの手により殺害される。ダンブルドアがいなくなった今、ダンブルドアの意思を継ぎロンとハーマイオニーとともに分霊箱の探す旅をする。これが7巻の始まりです。



 もはや、壮絶な死に直面した旅が描かれ、ヴォルデモートが世界で唯一恐れていた魔法使いのダンブルドアがいないため、ヴォルデモートは大暴走♪ 魔法省大臣を張り付けの呪文にかけて魔法省をのっとり、マグル狩りをするは、ハリーの首に賞金かけるは、ハリの身の回りの人間を拷問するは、スネイプをホグワーツの校長にしちゃうなどなど・・・。そして、ハリーを護るために次々に不死鳥の騎士団メンバーが犠牲になっていきます。正直、実写化されたら子供が見る映画ではなくなるでしょうw


 ただ、今までの謎が全て解かれるので読む価値あるだろうし、今まで映画でしかみたことない人も内容把握のために最後は是非本読んでほしいですね。


 そして、本作のキーパーソンはダンブルドア、ヴォルデモート、ハリーはもちろんとして、それ以上にスネイプが重要人物です。スネイプは一体何者なのか? 彼の人生がラスト明らかになりますがかなり衝撃的です。


 そして、ラストはダンブルドア軍団 VS ヴォルデモート軍団の大魔法合戦がホグワーツで行われ、敵味方問わず多くが犠牲に。ちょっと切なかったり、悲しかったりするけど、見る価値あり。個人的にロンのお母さんやマクゴナガル先生があれほど強いとは思わなかったですw






 





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最終更新日  2008.09.04 01:34:31
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