のりぞうRacing

さあ、年始の3連休も明日で終わりです。明後日からの学校嫌だなぁ～～～。

日本の名レース100選今回は1987年のＦ3000レース、西日本Ｆ3000オールスターです。


このレース、まあ見には行ってないんですが、当時放送の『モーターランド2』で詳細な録画を放送してまして、今もたまに見てます。だから結構詳しい（笑）。
レースレポーターは和田孝夫さん！！レース出てるのに！！今じゃ考えられん（爆）。

この年のF3000第3戦として開催。今は無き西日本サーキット（その後、美祢サーキット→MAZDAが買収しテストコースへ）。
参加は17台。顔ぶれは・・
星野一義/鈴木利男/長谷見昌弘/舘善泰/Ｅ・エルグ/松本恵二/Ｇ・リース/松田秀士/Ｒ・チーヴァー/関谷正徳/中子修/高橋国光/和田孝夫/Ｋ・アチソン/赤池卓/清水正智/鈴木亜久里/真田睦明。

予選ＰＰはＧ・リース。当時のガイジンドライバー（定住型の）先駆けで1983年Ｆ2チャンピオン（JPS-IKUZAWA MARCH832/HONDA)でもありました。このレースではNOVA-EngのMarlboro-LOLA T87に乗り亜久里を下してのポールでした。

レースはスタート直後のリースと亜久里の攻防でリースがパイロンをヒット（コースにパイロンあるなんて！！）し、左ウイングを破損したリースが出遅れる形で始まった。

1周目オーダーは、亜久里-星野-利男-チーヴァー-関谷-リース-松本-エルグ-長谷見-中子。

2位に10秒近く差をつけた好調亜久里がスピンしたのは8周目。その後ろをすり抜けようとした星野はリアタイヤにヒットしてコースアウト。3番手利男が難なくトップに立つ。

再スタートした亜久里と星野。しかし亜久里は2番手につけ利男との差を詰めるが、星野は出遅れ8番手に後退。チーヴァー関谷以下の集団に飲みこまれる形に・・。

予選10番手から好ダッシュのチーヴァーだが、レースペースは遅く（当時は童夢はＤＬ）後続の関谷以下を抑える形。それをリースや松本がコース幅いっぱいにけん制を掛け『ペース遅いんだから抜かせろ！』と無言の圧力。しかし無頼者チーヴァーは意に介さず懸命のブロック。この様子は先に伝えた『モーターランド2』に詳しいが、もうえげつないブロックでした。今なら間違いなくペナルティもの！！



そしてレース24周目1コーナー。コントロールを見だしたチーヴァーをアウトから星野とリースが、アウトから関谷と松本が抜こうとして関谷とチーヴァー接触！関谷車の上にチーヴァーが斜めに乗っかる状態でSTOP。関谷はコクピットの中でチーヴァー車のシャシーとに挟まれる状態となってしまった！

掛けつける松本と松田秀士、そして続々と後続車も救出の為にSTOP。興奮した松本はチーヴァーをポカリ！なんとか無事救出された関谷はヘリで病院に運ばれる。

1時間後、残り20周で再スタート。が、亜久里のエンジンがSTOP。スタートやり直し。
続き、リースもエンスト！！スタートディレイ。ドライバー達も降りてくる。星野はマーシャル（？）を小突く、皆興奮気味だ！！

結局、亜久里、リースはPIT-STARTに、そして再度フラッグが降られスタート。利男が逃げる。追う星野・・が先の接触でペース上がらず、続く松本も勢い無く結果、利男がF3000初優勝！（この年から始まったF3000の3人目のウイナー（亜久里より早かった）となったのでした。






このサインはNISMO-FESTIVALの時に戴きました。

他には勿論星野さん。


近年はS耐にも参加する利男さん。益々の活躍を観たいもんです。