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テーマ:今日聴いた音楽(75557)
カテゴリ:音楽(クラシック以外)
バンドネオン奏者、小松亮太さんの楽団のコンサートを聴きに、はるばる埼玉県北本市へ行ってきた。都内のコンサートは日程の都合がつかなかったから仕方ない。同行は亮太ファンのJちゃん。出産、育児でしばらくご無沙汰だったので、私にとっても久しぶりの亮太さんのコンサート。
曲目(今回は羅列します) 淡き光/ノスタルヒアス/夜のプラットホーム/エル・チョクロ/ブルー・タンゴ/ 想いの届く日/奥様お手をどうぞ/ジェラシー/碧空/ラスト・タンゴ・イン・パリ/ カミニート/メドレー(さらば草原よ~牛車に揺られて~ママ・私恋人が欲しいの~ガウチョの嘆き)/ 首の差で/バンドネオンの嘆き/オブリビオン(忘却)/アディオス・ノニーノ/ リベルタンゴ/ラ・クンパルシータ アンコール:ソリすべり 今回のツアーはタンゴの名曲を揃えた、その名もズバリ「ザ・キング・オブ・タンゴ」。昭和30年代の懐かしい曲…と言っても、私はまだ生まれていないし、そもそも亮太さんがピアソラ引っさげてデビューしてからタンゴを聴き始めた訳で、ある意味とても新鮮な感じ。 「夜のプラットホーム」の作曲者は服部良一さん。本当はタンゴではないらしいけど、どこからどう聴いてもタンゴだよ。「エル・チョクロ」はアメリカでは「キス・オブ・ファイヤー」というらしい。「ブルー・タンゴ」はルロイ・アンダーソン作曲。「トランペット吹きの休日」とか、アンコールの「ソリすべり」を書いた、クラシックっぽくないクラシックの人。「ジェラシー」はデンマークで一番有名なタンゴ。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」では、バンドネオンとよく間違えられるアコーディオンをフィーチャー。アコーディオン奏者佐藤芳明さん、すらりとした体に12キロ(!)のおフランス製アコーディオンを抱えて登場。確かに、音色は全然違う。優しくまろやかな音がする。でも、どちらも蛇腹だから、呼吸感があっていいな。後半は耳慣れたピアソラ3曲で、締めに「ラ・クンパルシータ」でメンバー紹介しながら演奏といういつものパターン。そう、これこれ!私もJちゃんも、どう表現していいかわからないくらい、とにかく楽しい!来てよかった!満載。 小さい子供連れで来ていて常識を疑う人がいたり(途中からいなくなったみたい)、隣のおばちゃんが演奏中でもお喋りしてたり、なにより香水がきつくて思わずむせてしまうくらいだったり、地方だから?タンゴだから?(クラシックじゃないから?)な人たちも見受けられたけど、でも、そういうのを差し引いても、わざわざ遠くまで聴きに行った甲斐があった。CD「碧空~昭和タンゴ・プレイバック」も絶賛発売中だよ(←宣伝してみた)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.07 11:50:26
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