7時起床。なでしこジャパン、優勝おめでとう!とひとしきり盛り上がったところで朝食。ホテル最上階のレストランでバイキング。朝はパン派だけど、せっかくだから鮭のアラ汁など飲んでみた。いい出汁だねぇ。函館の牛乳も濃くて美味しい。窓から港をぼんやり眺めながら、今日の予定を考える。といっても、11時過ぎには函館を離れなければならない。ホテルのチェックアウトは11時だから、それまで部屋でぐずぐずしていてもいいんだけど、それじゃ勿体無い。お土産も買わなきゃいけないし、近場となると港にある摩周丸だな。
摩周丸は、青函連絡船の記念博物館。青函トンネルの開通で1988年に廃止になってしまったのだけれど、私は4回(2往復)乗ったことがある。受付の切符もぎりのお兄さん、多分連絡船に乗ったことない(=1988以降の生まれ)に違いない。船内を回りながら、そうそう、椅子はこんな感じだった、波間にイルカも見えたっけ、なんて思い出した。じゅうたん敷きの升席では、中学の修学旅行で青森に渡る時、グループの皆とトランプで遊んだなぁ・・・懐かしいなぁ。展示物や模型はそこそこに、ただひたすらノスタルジーに浸っていた。おっと、もうこんな時間!出口にあったドラをコーンと鳴らして(オーケストラのドラみたく派手には鳴らないらしい)摩周丸とお別れしてきた。
バタバタとお土産を買い、ホテルに戻って荷物をまとめ、チェックアウト。帰りは特急「白鳥」、新幹線「はやて」を乗り継いで東京へ。ま、気ままな一人旅もたまにはいいもんだ。