カテゴリ:恋人のこと
この小説を読んで、僕には納得するというか、共感できる部分がたくさんあった。
登場する直子の気持ちも、緑の気持ちも、よくわかった。 なにかずれているという実感。 偏見とか、そういうつまらないもの。 性に対する、色々とめぐる思い。 恋人よ、 僕が病院で治療してもらわないのは、 治ったらあなたとセックスしなければならない気がするからです。 今のままなら、 僕たちはずっと、触れ合うときの温もりだけで生きていられるけれど。 僕はそれがとても愛おしいのだけれど。 あなたは違うね。わかっているけれど。 病院にいくと、その美しい関係が嘘になってしまいそうで怖いよ。 僕が産婦人科に行かなければならない状態、といっても、 それはよくある感染症で、性病ではないので安心してほしい。 子どもからお年寄りまで、体質によって起こる症状があるというそれだけのこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月14日 12時59分10秒
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