Ambivalence,

昨日、真夜中の3時にタクシーで彼の家に行くことになった。
彼がぶちぎれてた。
あまりに怖くて、混乱状態に陥った。

そこまで寒くないのに震えが止まらず、
手首から血を流しつつ、
泣きながらタクシーに乗った。


彼の家について、あまりの疲労感ですぐに眠った。
昨日の昼まで眠った。

おきてから彼と話をした。
「もう愛していない」
といったけれど、「駄目」といわれた。

ありったけの不満を一つ一つ伝えたが、
「これからは家事もしなくていいし、面倒くさかったら毎週こなくていいし」
「それで変えてやってみよ。3ヶ月たって、やっぱり駄目だと思ったらそこで別れればいいじゃん」


・・・阿呆くさい。

なんでだよ、と思ったけれど、しぶしぶうなずいた。

解放してほしい気持ちだった。



帰宅して、元浮気相手と電話した。
本当は、彼と別れて浮気相手についていこうと思っていた。
でも、さすがにはっきりしない態度をとりつづける僕に、あきれてしまったらしい。
「昔は、絶対に彼氏から取り戻そうと思ったけど、
　今は・・・好きだけど、そこまで思わない」

結局、この相手ととりあえず縁を切ることにした。
これからはメールもしない。電話もしない。
さよなら、だ。

悲しみより寂しさだ。
あの男にだけは苦しみの全てを明かしてきた。
いつでも僕の苦しみを受け止めてくれた。

今、もうあの男はいない。
僕はこれから問題を全て抱えていくのだ。


恋愛は疲れるだけ
僕にはそれにかかわることだけで、十分疲労を味わえる