カテゴリ:農苑より
25日(水)午前11時。 戻ってきた。 苫小牧港に降りた時、まったく雪が残っていないことに驚いたが、 北上するにつれてだんだんと雪の量も増えていき、 やはり美深町に着く頃には、1メートル以上も雪は残っていた。 同じ北海道とはいえ、季節がまるで違う。 道南の方はもうフキノトウなんかもちらほらし始めておりすっかり春だが、 こちら道北はまだまだ冬景色。 まさに北海道を象徴するような気候なのかもしれない。 ![]() 1ヶ月ぶりのセンターであるので、懐かしさというより 出稼ぎから故郷に帰ってきた感じ。 外は-3℃。しかし、寒さは気にならない。 幸いに、工務店の方が何日か前に雪はねをして下さったので(またしても!!ありがとうござざいます!) 玄関先を少し雪かきをしたくらいで、難なくセンターに入ることができた。 夕方から、そして26日は挨拶回りで一日が終わったが、 27日は名寄農苑に埋もれていたユンボを救出することに。 本当は前回のログハウス材切り出しの後、美深町に引き上げたかったのだが、 タイミングが折り合わずに、ユンボには大変申し訳なかったのだが、 切り出し場の横にシートをかぶせて置いておいたのだ。 さあ、エンジンはかかるか。 バッテリーがもはや限界に近づいていた為、今回は新しいバッテリーを購入して、 それを車の入れるところから現場まで約1キロの道のりを歩いて運ぶことに。 ![]() バッテリーは非常に重い・・・。 2人でやっとのことで運び、ユンボと感動の再開。 変わらない姿が、なんともいとおしい。 元気だったか?? おかげさまで、遅いよ。 まずは、旧バッテリーでかかるかどうか試す。 かかった!しかも一発で。 これには非常に驚いた。都合のいい考えかもしれないが、この名寄の土地から祝福されているのように感じた。 前回の木の切り出しで、距離が近くなったユンボ。 本当に本当に大事にしなければならない。 ![]() 前回と同じくらいに雪の量があるので、スムーズにユンボを出せるか少し心配したが 雪の質が2月とは少し違うのだろうか、排土板を使いながら比較的スムーズにユンボを前進させることができた。 雪はサラサラではなく、カタくてスカスカ、つまり溶け始めている感じがする。 ![]() 前回、道を作りながら前進し、足掛け2日かかった道のりも、 30分ほどで出口まで着く。 日に照らされて雪が溶け出してきてテカテカと光っているユンボはまた美しい。 美深町への運び出しはまた工務店の方にお願いしなければならないので、今日はここまで。 夕方からは引き続きの挨拶回り。 今年は美深町の皆といろいろな場面で一緒になって過ごして、盛り上げていきたい。 そんな意味では、素晴らしい出会いのあった一日だった。 美深町にはかくも素晴らしい人材がいるのだろうか。 今年の農哲学院は、4月19日(日)白樺樹液まつり参加及び樹液取り体験から始まって、5月2日(土)~5月下旬の山菜取り体験。大豆の種まき農体験、ログハウスの皮はぎ、組み立て体験・・・。春だけでもイベントが目白押し。 北海道、ひいては美深町、そして農哲学院の魅力を伝えていければと思います。 どうぞよろしくお願い致します。 by Yasu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.28 07:41:59
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