カテゴリ:農苑より
皮はぎを一旦一区切りすることになった。
明日からは農苑調整に全力を挙げて取り組まなければならないのだ。 そして、この最終日にして、ようやく「皮をはぐ」ということがどういうものが少しだけわかった。 またしてもOさんのおかげだ。 朝、切り出し場に来てみると、ログ材の一部分の木の皮がきれいにはがれているではないか! 見事にごっそりと木の皮がはがされている。 「これか!」 しかし、完璧なこのお手本を参考にやってはみるものの いざ自分たちがやろうとすると上手くいかない。 そうこうしている間にOさんが登場。 「まだちょっと時期が早いんだ。」 といいながらきれいに皮をはいでいく。 皮はぎ最終日にして、遠かった道のりの一つのゴールが見えた気がした。 たしかに以前とは違い、格段に上手くはぐことができるようになった。 何もかわらず、ただひたすら実行してみる。 ということは一見遠回りで何をやっているかわからないと思われがち。 しかし、実行すれば必ず何かしらの結果はでるのだ。 こうして長い道のりではあったが、着実に一つ体に身についたものがある。 昼、切り出したログ材に座って弁当を食べる。 芽生え始めたカラマツ林を見ながら、そして、うぐいすの鳴き声を聴きながら。 こういう瞬間は、他に何もいらないと心底思えるんだよなあ。 なかなかずっとというわけにもいかないのだが・・・。 はぎとったログ材の切り口にブルーシートをかけてやる。 しばらくのお別れだ。 次回はいつになるのかは未定ではあるが、 人数がそろい次第、そして農苑調整が少し落ち着けば、またいつでも実行する予定。 by Yasu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.23 08:19:50
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