カテゴリ:農苑より
![]() ついに山菜の季節がやってきた。 4月末から朝早起きして、時間があるたびに山菜採りに出かけている。 雪解けと同時に出始めたフキノトウを皮切りに、ヤチブキ(エゾノリュウキンカ)、ギョウジャニンニク、ヨモギ・・・ 北海道はどこを歩いても山菜の宝庫。 今日は山菜博士のMさんと共に、ギョウジャニンニク採りに出かけた。 町からさほど遠くない沢。 そこにはびっしりとギョウジャニンニクが生えていた。 ![]() これは天の恵みだ。 こんな光景は初めてだ。 さすがMさん。 僕がいくら探してもこんな光景には今のところ出会えていない。 びっちり生えているとはいえ、全部は絶対に採ってはいけない。 間引く感じで、少しいただければそれでいい。 そうすれば、ここのギョウジャニンニクは守られる。 「この天からの恵みをいただきます。」という謙虚な心を忘れてはいけない。 貪欲は禁物だ。 ![]() 北海道は本当に山菜の宝庫。 ここセンターの周りでも、目に見える範囲でさえ10種類以上の山菜が生えている。 すごく距離感が近い。 春は山菜をたくさんいただいて、今年一年の体作りをする。 おかげさまで毎日山菜が食卓に上る。 この天からの恵みを体内に取り込んでいる限り、体は元気であり続けるに違いない。 たしかに、最近は朝から晩まで農作業で忙しいが、それでも体は動く。 山菜のおかげですと体はいっている気がしてならない。 昨年の体力とは雲泥の差だ。 ![]() うまく加工・保存すれば一年分の食料はゆうに確保できるだろう。 アイヌの人たちは狩猟・採取だけで畑はほとんどしなかったという。 大地は人間が生きていく上で必要なものをすでに用意してくださっているのだ。 必要なものはスーパーに行かずとも、この大自然の中にそろっている。 先人達の智慧をもっともっと学んでいきたい。 ![]() By Yasu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.05.24 05:18:27
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