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2011年10月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 「生娘」(きむすめ)という言葉がある。
 意味が分からない人はお母さんかお父さんに聞こう。

 この「生」は何だろうか。
 似た(?)言葉に「生蕎麦」(きそば)があるが、これは十割蕎麦、つまりつなぎを使わないものだという。
 ということは「100%娘」という意味だろうか。
 「男の娘」(おとこのこ)だと何%とかありそうだが・・・

 もしかしたら異性とつなぎがない・つながっていない、という意味かもしれない。
 
 生(なま)の意味だとすると、「なま」と読むはずだ。
 生ビールのように。

 男の場合も、生息子(きむすこ)という。
 あまり使われないが。

 
 で、逆を考えた。
 「生」でなければ何だろうか、と。

 「死娘」だと、ちょっとゾンビっぽい。
 「死姫」が同じようなものだろう。

 「腐娘」では、腐女子にしか思えない。
 腐女子が生娘の対義語になりうるかというと、まったく違うだろう。

 ちょっとこの件は置いておく。

 
 「処女」というのは「実家にいる女」だという。
 万葉集にも出てくるのは「処女」と「未通女」(おぼこ・おぼこむすめ)らしい。
 実家にいるのを嫁入り前だと書いている人がいるがこれは違う。
 かの頃は通い婚である。
 御簾(みす)の中に女がいて、その外から男が求愛する。
 このため、女性からアピールできるのは御簾の外に出ている部分だけだ。
 そのために、着物(十二単)や髪を外に出すために長くしなければならなかったのである。
 双方が気に入ると御簾の中に入ることを許され事に至る。
 その翌朝は後朝(きぬぎぬ)といい、歌を送らなくてはならない。
 これがお試し期間(クーリングオフ?)が2度あり、3度通うと夫婦(めおと)となるのだ。

 未通女とは通われていないという意味だろう。
 「開通」のはずがない。

 とはいえ、この「未」を外すと、大抵は逆の意味になるだろう。
 つまり「通女」なら意味が通るはずだ。
 なんと読むか。
 「おぼこ」とあてるなら、文字数からいって、当然「ぼこ」だろう。
 
 日本語的にどうかは分らないが、「生娘」の逆は「通娘」で「ぼこ」というのはどうだろうか。
 まあ、思いつきで、そういう言葉があるのかは調べてもいないのだけれど。





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最終更新日  2011年10月10日 11時02分28秒
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