妙見の森ケーブルと能勢妙見山
妙見の森ケーブルとリフトが廃止になる新聞記事を見て、初めて妙見の森ケーブルとリフトに乗りました。電車で2時間もかからない所に、ブナの原生林が有る自然豊かな場所がありました。車では以前行った事があると思うのですが、電車で行くのは初めてでした。ブナの原生林がある標高660.1mの妙見山の三角地点まで行きました。朝、09:20 の電車に乗って出かけました。JR宝塚線に乗換えて川西池田駅で下車、連絡デッキを通って能勢電鉄川西能勢口駅に行きました。ここで「のせでん妙見の森フリーパス」を購入しました。能勢電鉄+妙見の森ケーブル+妙見の森リフトが1日乗り放題のチケット¥1,200です。阪急電車大阪梅田駅から来る友達と合流して、能勢電鉄に乗換えました。日生中央行を山下駅で妙見口行に乗換えました。昔ながらのレールの継ぎ目の振動と音と山間の景色がローカルな雰囲気の路線です。乗換えた後、マスマス山の中に入って行きました。短いトンネルをいくつか通過しました。川西能勢口駅から1時間妙見口駅に到着しました。山が近くに見える駅です。妙見口駅に大阪府最北端の駅と表示されていました。妙見口駅ケーブルカーの駅までのバスの発車時刻をすっかり忘れていました。駅構内でスタンプを押したり、写真を撮ったりしてからバス停まで行きましたが・・・バスは出た後でした。次は20分後・・・歩いても20~30分で到着するので駅前の観光案内所で地図をもらって歩き始めました。妙見口駅から「花街道」を歩いてケーブル黒川駅まで行きました。季節ごとの花が植えられている道です。山からの細い流れを渡る橋とひまわりがたくさんある坂道を上がっていきました。ひまわり緩やかですが、上り坂が続きました。午前中から夏の日差しが照りつけて暑い坂道です。持ってきたペットボトルはぬるくなってしまったので、途中の自動販売機で冷たいお茶を買いました。国道477号線にたどりつきました。妙見の森ケーブル黒川駅まであと少しです。大阪府と兵庫県の府県境を超えて豊能町から川西市に入りました。国道から駅に向かう道を曲がると、駅舎から山の上に伸びる線路が見えました。急な傾斜を登っています。妙見の森ケーブル妙見の森ケーブル黒川駅についてすぐ、休むまもなく山上駅行きのケーブルカーの発車時刻でした。妙見の森ケーブル黒川駅ケーブルカーにはエアコンはありませんでした。坂道を登って息が上がったまま乗り込みました。同じ電車に乗っていたカメラバッグを持った人が山全体が見下ろせる一番後ろの席に陣取っていました。予想通りケーブルカーの写真を撮りに来ていたようです。ケーブルカーがブナ林に囲まれた急な傾斜をゆっくりと上がって行きました。ブナ林軌道の真ん中で降りてくるカーブルカーと交差する所がありました。下りのケーブルカーがすぐ横を走っていきました。後で写真を見ると、真ん中でケーブルカーがすれ違うところに野生のシカがいました。野生のシカケーブル山上駅のエアコンの効いた待合室でしばらく涼みました。途中で買ったペットボトルが空になりました。持ってきたお茶はぬるくなってまずくなっていました。待合室の自動販売機の値段は下界より高かったです。標高と飲み物の値段は比例していました。妙見の森リフトまでのいろは坂を登りました。登るという表現がぴったりな急な坂でした。両側に桜が植えられていましたが今は濃い緑に覆われていました。いろは坂妙見の森リフトふれあい広場駅でまた休憩です。坂道を上がるとすぐに息が上がります。運動不足を実感しました。ふれあい広場には廃止になった「シグナス森林鉄道の駅や線路が残っていました。乗ってみたかったとちょっと残念です。ふれあい広場リフトに乗るのは何十年ぶりです。最近あまり見ない、昔のスキー場にあった一人乗りタイプです。風が吹いて暑さがすこし和らぎました。リフトに乗って能勢妙見山を目指しました。リフトの下はアジサイがいっぱい咲いていました。アジサイ涼しいので日陰ではまだきれいに咲いていました。結構長い時間リフトに乗って、妙見の森リフト妙見山駅に到着しました。リフト横の展望台から霞んでいますが、大阪湾まで見えました。ここまで来ると気温が大分下がりました。林を渡ってくる風も涼しいです。まだまだ坂道は続きます。ブナの原生林のなかの道を登っていきました。ブナの原生林駐車場の手前の急な階段を登ると・・・能勢妙見山の入口にたどりつきました。能勢妙見山は入口に鳥居があるお寺です。江戸時代までの神仏習合の名残だそうです。能勢妙見山鳥居を入ってすぐに、このあたりに勢力のあった能勢頼次公銅像と神馬の像がありました。神馬の像が多いのは、能勢氏が馬を奉納した名残だそうです。山門への道は石段が続きます。山門への石段途中参道の石段をそれて妙見山660.1mの山頂三角地点に行きました。妙見山ハイキングにも行かない私が初めて実際に見た三角地点です。日露戦争の彰忠碑が有りました。山門の手前に展望台と星嶺という建物がありました。星嶺の中はコロナ前までは休憩所などが有って入れたそうです。展望台からブナ林を超えて見える景色はきれいでした。靄がかかってたので大阪湾までは見通せませんでした。山門のところでまた府県境がありました。山門山門をくぐると階段を下って鐘楼・梵鐘・寺務所、開運殿(本殿)が続く参道が有りました。参道絵ハガキと切手を寺務所で買って、本堂の開運殿にお参りをして、境内のすぐ外の郵便局でハガキを投函しました。平日のお昼過ぎ・・・郵便局の中が暗いので開いているか心配になりましたが・・・入口から中を覗くと明かりが1つついていました。局員さんが1人だけいました。郵便局から境内の外側の道沿いに下って、鳥居の近くまで戻ってきました。またブナ林の中をリフト乗り場まで降りました。ブナ林の中帰りは距離がわかっているので、短く感じました。リフトの外側に遊歩道があるらしいですが・・・下りでも歩ける距離ではないので帰りもリフトに乗りました。リフト地上に降りてきたら・・・暑い!!!ふれあい広場に湧き水が出ている水場がありました。手を洗うと冷たくて気持ちがよかったです。いろは坂も短く感じました。ケーブル山上駅まで降りて来ました。発車時刻までエアコンの効いた待合室にこもっていました。違う色のケーブルカーが待っていましたケーブルカー下りは先頭の乗務員席の隣に座れました。ツアーで行くのと違って、ガラガラのケーブルカーで眺望を独占しました。妙見の森ケーブル黒川駅からまた「花街道」を歩いて能勢電鉄妙見口駅に行きました。途中のバス停で時刻表を見ると、ちょうどバスが運行していない時間帯でした。今日はバスにご縁が無いです。また途中の自動販売機でお水を買いました。持ってきたお茶は山の上で飲んでしまいました。午前中に回れるように家を出たのですが・・・山歩きの人達とはケーブルカーを降りたところで帰って行くのにすれ違いました。夏のお出かけは早朝からが良さそうです。川西市と豊能町のマンホールを見つけました。マンホール好きの友達の影響で、絵柄を観察する習慣がついてしまいました。15:00梅田まで戻って遅々の昼食を食べました。今日のお出かけは終了です。昼食今回のお出かけで使った費用の総合計は ¥3,627です。交通費合計 ¥1,860 1日乗車券 ¥1,200 能勢電鉄+妙見の森ケーブル+妙見の森リフト JR 伊丹-川西池田 ¥190 阪急 川西能勢口-大阪梅田 ¥280 JR 大阪-乗換え駅 ¥190昼食 ¥1,100コーヒー ¥407お茶 2本 ¥260妙見の森ケーブルと能勢妙見山#能勢妙見山#妙見の森