カテゴリ:お仕事
パート先の医院では、春が近いこの時期、「他院への紹介状を書いてください」という患者さんが、ぼちぼち現れる。
うちに不満があって…という方も、もちろんいらっしゃるのだろうが(→待ち時間の長さですか? 私たちの接遇に、何か粗相がありましたか…???(ー∇ー;))、この時期の転院希望は、それだけとは限らない。 私は週3回・午前中にパートナースをやってるのだが、うちのパート先の医院の診察は、予約制。 私がいる午前中に予約で来院される患者さんは、大半が高齢者だ。 先日、「紹介状をお願いします」と言ってこられた患者さんは、東京に住む子供さんの元へ呼ばれて引っ越すことになったのだと言う。 「おれさ、(住むの)こっちがいいんだけど、息子が『来い』って言ってくれっから」 そうなんですか、寂しーなりますね~…。 こちらとしてはそうお返事し、紹介状が書きあがり次第、医院の方からお電話するので取りに来ていただきたい旨をお話しする。 "元気な若い人が都会へ出てそこで家庭を持ち、故郷に残った親御さんを呼び寄せる"…『よくあるお話』、ではある。 しかし。 この辺とは全く環境の違う都会暮らしを、このお年で始められるわけかぁ…。 実際の患者さんを目の前にしてみると、妙にそれがしみじみと、胸に来る。 もうすぐ… 呼ばれる方も、呼ぶ方も、新しい暮らしが始まる『春』…である。 人気blogランキングへ ↑宜しければ、クリックよろしくです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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