カテゴリ:お仕事
パート先の医院で採血していた時のこと。
採血で検査する項目の中で、私らナースが直接、ハンディタイプの機械に差し込んだチップに血液をたらすことによって測定する…というのがある。 私と一緒に採血室担当になった同僚ナースがその機械を使おうとして、 「あれ? これおかしい…?」 検査結果が表示される液晶画面にうつる文字が不鮮明。 同僚にその機械を見せられて、 「ここ、ほら…これって電池ないんちゃいます?」 私が指差した画面の上部にはデジカメなどでも表示されているような、電池の残りを示す乾電池マークがあったが、それがすっかり薄れてしまっていた。 「そっか~、電池入れ替えなきゃ」 と、同僚は受付の奥にある文具の保管ロッカーに機械を持っていって、電池を入れ替えようとしたのだが。 戻ってきたら、 「どうしよう~?? 単3ならあるのにこれ、単4が4本もいる!」 保管ロッカーには単1~単3までの電池、そして簡易血糖測定の機械に使うボタン電池があったそうだが、単4はおいてなかったらしい。 通りかかった他の同僚が、 「上の事務室にない?」 その言葉を聞いて、上階に駆け上がる同僚。 しかし、下りてきた時には 「ない…」 その検査ができないと患者さんは診察に入れないため、頭を抱えた私ら3人。 「ウチが家に帰って、単4持って来ましょか? 4本もあるかどうかは覚えてないけど…」(←我が家はパート先から徒歩3分^^;) 「いやぁ、それなら事務さんに買いに走ってもらおう」 「事務に買い物いけるような人、いないわよ」(←私らが多忙なら、事務さんも多忙である…) あーだこーだと言っているうちに、後でやってきた同僚がひらめいた。 「(医院と同じ系列のスポーツ)ジムにないかしら?」 再び、医院から徒歩1分のジムに走る最初の同僚。 しばらくして戻ってきたら、 「あった~~!\(^o^)/」 思わず3人で大盛り上がり。 そうして、無事に患者さんの検査ができたわけだが。 電池を入れ替えてもらって、一仕事済ませたその機械を見ながら。 「いや~~、この機械もボタン(電池)やろと思てましたわ」 「私もよー」 まぁ普段 応援頂けるとありがたいです↓m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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