RIKIにっき

…なんである。
あ、これは昨日受けてきた『CTガイド下肺生検』のこと。
平たく言えば、「CTでがんの場所を確認しながら、がんの組織に針刺してすいとって検査に出す」というものだ。

私のがんのできかたから、背中の方から今回針を刺すことはすでに決まっていて。
うつ伏せに寝かされたのだが、問題は頭の向き。

「検査が始まったら20分は動けません。動かれると内蔵を傷つける恐れがあります、そのつもりで楽な向きを考えてくださいね～」

初対面の、放射線科の医師がいう。

うつ伏せ自体は嫌いじゃないけど、首も動かせずにずっとそのまま…ってのは今まで、やったことがないな～。

マッサージ店ではいつも、うつ伏せになるときは顔の部分に穴の空いたそれ用のベッドに寝てるし、全く苦痛はない。

しかし、今回私はCTの機械に付属の細いベッドの上に寝ているわけで、そんなベッドに穴なんか空いてない。
だから息できなくなるので、真下を向いて寝るわけにはいかず。

右か左か、それとも首をそらせてあごで頭を支える、真っ直ぐとするか？
全部試させてもらって、結局真っ直ぐがまだマシか…と思い決定。

顔の左横にデカいウレタンスポンジを置いてもらい、あごとスポンジの二点で頭を支え。
『動かざること棒のごとし』で、どうにか検査は無事に終わった。

あー終わった！
針刺された肩も痛いけど、あごもちょっと痛くなったわ。(苦笑)

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