楽天証券 新春講演会
昨日は朝から地震が発生。それでもパシフィコ横浜で行われる楽天証券の新春講演会に行ってきました。東海道線や新幹線も地震の影響で遅れてました。新幹線を使うほどでもないので、のんびりと東海道線で。予定よりも30分遅れで到着。既に講演会が始まっており、日曜朝 TBS系で放送されているサンデーモーニングに時々出演している寺島実郎氏の講演も途中から。でも、この人の話はイマイチよくわからない。いったい今年はどういう年なのか、どうなるのか、投資対象はどこかなど、具体性に欠けるんだよね。印象に残った「単語」は「中華圏」、「シンガポール」くらいかな。まあ、中国やインドなどの景気は相変わらずの上昇線ってことでしょうか。その後、アメリカ経済のことを中心にした講演と午後は、この人も時々テレビ出演している榊原英資氏の講演。この2つで、共通していたのは、「今の円高はもう底をつく、今年中には円安に向かう」ということ。榊原氏は、90円くらいが妥当。100円を超えることももしかしたらあるかも。でもそれ以上の円安は危険。日本経済や政治の状況は決してよくないが、欧州危機も峠を越え、投資家の対象が日本に向いているとか。「成長国家」でなくなった日本、「成熟国家」としての方向、施策を具体的に打つべきとのコメントでした。そして、野田内閣は春には破綻、解散総選挙になる?消費税率を上げるというのも今年はないだろうとのこと。今年来年が日本の正念場とのことでした。まあ、景気も急激な上昇はあり得なさそうだしね。いずれにしても、決して良くない話ばかりですが、為替相場は転換期で、このあたり注目しながら今年の投資対象を決めていきたいですね。なんて、書いたけど、ここ数年投資に消極的だったので、今年は少し目を向けてみようかなってところでしょうか。