カテゴリ:食事
レイチェル=カーソン 沈黙の春改版 ベジタリアンになってはや10余年。沢山の苦労がありました。 一番にはやはり周りの人の理解でした。全くありません。 特に両親とその親祖父母などは一丸となって肉を食べさせようとします。そして、まじめな人ほどその傾向が強いものでした。牛乳が体に悪いなど誰もが信じないことでした。 とにかく、10年先には必ず菜食が認められる日が来ることを信じて菜食をスタートさせました。高校3年でした。地理の先生が真剣にこの本をみんなにすすめていました。そのときの顔と声はなぜか忘れられません。それだけ真剣だったような気がします。さっそく読みました。結構長くて読むのは大変でした。 要は食物連鎖の中で農薬などは各動物達から排出されていくことなく捕食者にたまっていくということでした。 肉の最終捕食者は人間です。汚された水で育ったプランクトンを魚が食べ、それを人間が食べる。 成長促進剤を打たれた肉を食べる。 一生のうちで出せるお乳の4倍を促進され、搾り取られ、国産牛になる。 沢山の穀物を食べ、わずかな高い肉が採れる。 少し考えただけでも恐ろしいことです。 ”高たんぱく質アレルギー”といえばみんなが納得しました。あれこれ説明したところで戦後の洗脳教育には勝てません。やった者勝ちです。結果を出そうと思いました。 将来私が生む子どもは私のように虚弱なアレルギー体質で、年中鼻炎で精神不安定なんてなってほしくはなかったです。少しでも賢ければ勉強のストレスもなくなります。 菜食主義者の子どものIQが高いということも魅力の1つでした。 あれから10年以上たちました。 年中の鼻炎もすっかりなくなり、精神は驚くほど安定しました。私が生んだ子ども達は健康で私達よりうんと賢く手のかからない良い子を2人も授かりました。 周りのひとは運が良かったね程度ですが、長年の苦労を考えるとはっきりいって当たり前の結果と考えています。 やっと自身を持って言える日が来ました。 間違いなく菜食は体によいです。そして地球にもやさしいです。 しかし、最近の野菜は大量生産に伴い質が落ちていますので良質のサプリメントを探されることをおすすめします。植物が原料で加工が少なく出来れば無農薬栽培のものがよいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 25, 2008 09:55:02 AM
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