おもちゃ・こども・のはら・うた

今日、「試供品」として
ポストに入っていたもの。

私が仲間たちと一緒に作った
通称「JPCN」←任意団体だったころの名残り

「特定非営利活動法人家庭的保育事業者ネットワーク」
＜16周年おめでとうございます＞

というチラシと、

そのお祝いに配る用の
見本のボールペンが入っていました。



ボールペンには、
団体名と、電話番号が印字されていて。
（修正して電話番号は消しましたが）

なんだか、
「ああ、もう16年もたったのか・・・」

と、切なくなりました。



個人事業で保育をしているベビーシッターや
小規模保育室の経営者が

忙しくても、
インターネットを使って

〇仲間を作るため
〇情報交換をするため
〇悩みを吐き出せるため
〇事故防止を普及するため
〇勉強会やセミナーでスキルアップするため
〇保育士資格がない人にはお手伝いするため


無認可保育室での事故や事件が
多かったころ、
「一人でやってちゃ、だめだ！」

と思って作ったネットワークです。

メーリングリストや
チャットや
メールマガジンや
小冊子作成もしました。

助成金をもらって
セミナーもしました。


会社と同時に始めましたが、
本当にやりたかったのは、
ネットワークのほうでした。

NPO法人にするときには、
私が1番信頼していた女性が
力を尽くしてくれました。




・・・でも、私の心身の疲れ、
精神の病気によって、
最後の方はめちゃくちゃになってしまい、
私は会員からの信頼を失い、

「このままじゃいけない」
「認定保育園など、世の中は変わってきた」

ということで、

アルコール依存症の治療をして
病院を退院したあと、
NPOは解散手続きをしました。

その時も、
病気のせいで脳がうまく機能しないなか、
とても時間がかかって
やっと、解散の手続き終了までこぎつけました。



今、ほとんどのその頃の仲間は、
保育園を大きくしたり、
会社を作ったり、
幼児教育の会社に転職したり、
お母さんになったり、
保育所に勤めるようになったり、

なんらかの形で
お子様に関わっておられます。



結果としてひどい解散劇になってしまったけれど
内容としては
いろいろなことをして、
あの時期にしては
精一杯だったです。


会社のほうだけでも、
事業内容が多くて
「やり過ぎ」だったのに、

NPOのほうでも
いろいろ「やり過ぎ」で、

私は壊れてしまい、
NPOも存続できなかった・・・

でも、みなさん、
あの頃の情熱を持ち続けて
がんばっている。

やってよかった。
がんばってよかった。
私の役割は、もう終わったんだ。

なんだか、立ち上げ時期の私の
燃えるような気持ち、
最盛期の楽しさ、
などを思い出して、

涙がこぼれてきました。


あの頃の仲間たち、
お手伝いしてくれた方たち、
本当に
今更ながら、

ありがとうございました。




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