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にゃほやま イン ログカフェ マタタビ

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2017.12.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
11日の月曜日にマタタビから駄菓子屋へ移動。
久しぶりにまっちゃまちへ仕入れに行って、
いつも立ち寄る喫茶店にも行くことができた。
半年ぶりである。
今年の漢字は「北」となったが、
わたしにとって、この一年を一字で表すならば
「生」だと思う。
病を得て、生きることの意味を再認識できたからだ。
正直なところ、
「生きているのもめんどくさい」という気持ちもいまだにある。
今後何年か生き延びてもたいしたこともできないだろうし、
むしろひとさまに迷惑をふりまきそうだが、
結局「生きる」ことを選択したのだから、
今後は今までよりいっそう、
ひとさまに迷惑をかけないよう、
まっとうに生きていかなければならない〜
と、思う。
生きるには覚悟が必要だ。
最近は編み物に没頭している。
技術も根気もないのにやたら難しい作品に挑戦中。
何度も間違えてはほどき、編み直しを繰り返したので、
オフホワイトの毛糸がズズ黒くなってしまった。
そこで思うことだが、
新しくことを始めるよりも、
失敗を修正する方がしんどいということだ。
なんでもやりたがりで、自分の適性や能力を顧みず、
手当たり次第に手を出しては失敗ばかりしている…わたし。
トライ&エラーの繰り返し。
だけど、作りかけた作品は仕上げてしまわないといけないだろう。
どんなにズズ黒くなってしまったとしても。
ちなみに、今編んでいる毛糸は高校生の時に購入したものである。
なんと40年以上も完成の日の目を見ることもなく眠らせてしまった。
予定では年内にはズズ黒いベストが仕上がるだろう。
編み物以外にも自分の尻ぬぐいはあちこちに散らばっている。
だから、まだとうぶん、この世からはおさらばできそうもない。
今日、駄菓子屋さんをしていると、
ある人物からお電話をいただいた。
小学5年生と6年生の時に担任をしていただいた先生からである。
一昨年、ネットで先生の消息を捜したところ、うまく見つけることができ、
お手紙を出して以来、何度かお電話でお話ができた。
驚くべきことに、先生はわたしのことを覚えていてくださったのだが、
まぁ、それくらい悪童だったからだろう。
今日のお電話は、すぐ近所の喫茶店からである。
わたしの駄菓子屋からは直線距離にして200メートルに満たない。
懇意になさっている本屋さんにいらした帰りだとのことだ。
「ぜひ、お立ち寄りください」と懇願して、
駄菓子屋に来てくださるようお願いした。
すると数分後、先生が駄菓子屋の店先に来てくださったのである。
44年ぶりの再会である。
お歳は70代かと思われるが、お元気で、
今も宮沢賢治の研究を続けておられるとのことだ。
思えば、わたしがブンガク少女になったのは
この先生との出会いがあったからだ。
小学5年生になったばかりの時のことだ。
国語の時間に本読みを指名されて音読した時、
「うまい‼️素晴らしい‼️」と
手放しに褒めてくださった。
それまで先生に褒められることはまったくなく、
ケンカぱやくって、気が強い悪童、としか、
級友も自分自身も認識していなかったのだが、
その瞬間から、「わたしって、ほんまはカシコイんちゃうん?」
と、誤解しはじめた。
「ブタもおだてりゃ木に登る」というやつである。
以来、その誤解のおかげで急に勉強ができるようになり、
大学に進学、就職するまで、
「ニャホヤマ(その時はまだニャホヤマになっていなかったが)はカシコイ」と
自分も周囲の人間も皆誤解し続けていた。
ま、ともかく、誤解のおかげで今のわたしがあるのだろう。
てなわけで、
その先生のおかげでわたしは読み書きが好きになり、
それは今も変わらない。
宮沢賢治も大好きである。
小学6年生の時に、その先生が黒板にお書きになった
「強く正しく生きることは
銀河系と一体になることである」という言葉を写し取ったノートは今も持っている。
中学一年生の時に初めて自分のお小遣いで買った本は
岩波文庫の「銀河鉄道の夜」だった。
「銀河鉄道の夜」といえば、
これまでに何べんも読み直したが、読むたびに解釈が変わってくる。
今、ふと気づいたのだが、
わたしは今すでに銀河鉄道に乗っているのだった。
恥ずかしながら、こんなことに遅まきながら気づいた。
この世とおさらばしてから銀河鉄道に乗るのではなかったのだった。
一期一会。
今日も、出会いに感謝。
今日も佳い日でありました。
そして、
Tomorrow is another day.
明日も駄菓子屋さんで精進します。
駄菓子屋さんで夢を売ります。
ありがとうございます∞





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Last updated  2017.12.16 00:52:25
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