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カテゴリ:アメリカ生活
土曜日の夜。
ステキな夜。 ・・のはずだったのに。 夜中、3時に火災警報、鳴り響く くっくぅ~。 どうせ、またデマだろう・・と思いつつも、一応下に降りていく。 他の人たちも、超イヤそうな顔して、下に集まってる。 もっとイヤそうな顔してる、消防士のおっちゃん達。 迷惑そうなコンシェルジェ。 結局、何でもなかったみたいなんだけど、いつまでたっても警報がやまない。 あまりにも鳴りやまないもんで、一度部屋に帰るも心配になる。 一度帰ったはずの消防車が、また来てる。 心配になって、一応下に降りてみる。 どうやら、警報が壊れてるらしい。 ・・・・ 為す術もない。 結局、警報は、朝5時半くらいまで鳴り続いてた。 はぁ~、ニャンコ先生はびくびくで冷蔵庫の上から降りてこないし、 私たちも寝ようと思ってもうるさくて寝られやしないし、 悶々と朝を迎え・・・ 当然、警報が鳴りやんでから、二度寝。 起きたら、真っ昼間になっていた。 そんなわけで、今日は何もする気ナッシング。 家で、掃除や洗濯などして、過ごすことに。 ところで、昨日、お買い物の時に、お魚屋さんにも連れて行ってもらったんだけど、 その時に、新鮮そうな舌平目を4枚、買ってきていたのだ。 普段、舌平目なんて使って料理したことないし、私の貧困な知識からひねり出す、 舌平目料理なんて、「ムニエル」ぐらい。 今日は、舌平目のムニエルかなぁ。 でも、ムニエルって気分でもないなぁ。 何か、いい食べ方無いかなぁ・・・と、ネットで検索してみると。 なんと、「舌平目の一夜干し」なるものが目に飛び込んできた。 一夜干し!!! 一夜干しですってよ、旦那さん!!! 旦那ちゃんに早速そのことを伝えると、さすが漁師町出身のオトコ、目が輝いた というわけで、早速舌平目一夜干し作り開始! 購入したのは、既にキレイに処理されているので、とても楽ちん。 4%程度の塩水を作り、ボールに入れて、その中に舌平目をつける。 1時間放置。 1時間後、塩水から引き上げた舌平目、ペーパーで良く水気を拭き取って・・・ え~と、そういや、どうやって干そう??? うちにはニャンコ先生という、強敵もいる。 まずは、ニャンコ先生が届かない場所を選ばざるを得ない。 トイレ・・・はちょっとね となると、寝室か。 う~ん、寝室か。 しかし、背に腹は替えられん。 一夜干しの為だ。 というわけで、こんな装置(?)を作ってみた。 発泡スチロールは、捨てようと思ってたけど、たまたま取っていたモノ。 網は、なぜか備え付けの電子レンジの中に入っていた代物。 網目がでかくて、魚が落ちそうだが、その辺はご愛敬。 陰干しで干す人もいるし、天日干しする人もいるよね。 その辺はどう違うのか私には分からないんだけど、 私が知ってる伊豆の干物達は、お日様ガンガンのモトで干されてた。 しかも、ウマイ。 天日干しがいいなぁ~ すぐ食べられそうだし。 結局、6時間ほど干して、夕食に食した。 今日のメニューは、ご飯、もやしとワカメの味噌汁、金平ゴボウ、舌平目の一夜干し。 日本食だぁ!日本食だぁ!!! 一夜干し、ウマイ! 舌平目、一夜干しにするとこんなにうまいのか。 これからも、一夜干しに出来そうな魚があったら、どんどん買ってきて 一夜干しにトライしてみよう。 アメリカに来て、まさか一夜干しを作るとはおもわなんだ。 日本にいて、一夜干しを作ろうなんて、思ったこともなかった。 日本で、一夜干し食べたい・・って思ったら、買えば良いんだもんね。 何か、手作りの楽しさ・・・っていうか、不便だからこその幸せというか。 う~ん、次は何を作ってみようかな。 締め出しを食らって、ちょっぴり不機嫌なニャンコ先生でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.11 12:07:47
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