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2022.12.07
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カテゴリ:ジムニー
林道で遊んでいて、足回りぶつけてからジャダーでまともに公道走れなくなってしまいました。
修理に出す予算もありませんので、自分でナックルのオーバーホールしてみました。(*'ω'*)

ジャダー、シミーはジムニー乗っている方なら知っている方多いかも知れませんが、
走行中、段差やブレーキなどをきっかけにジャダー(タイヤが左右に振られ走行不能に)突然始まるので、怖くて乗れませんし、
止まる位スピード落とさないと収まりませんし、後続車居たらとても迷惑です。

JB23の持病なんて言われ方もされてますが、私は、何か原因があってなる現象だと思っていますので、
必ず直るものだと思っています。

今回の交換部品は、
​​​フロントハブ ナックル キングピン周りのOHセット1台分 シミージャダー対応​​
・ナックルシーリング 2個
・キングピンベアリング 4個
・ドライブシャフトオイルシール 2個
・スピンドルオイルシール 2個
・ハブベアリング 2個
・エアロッキングハブガスケット 2個
・ハブオイルシール 2個


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せっかくばらすので、全部交換してみます。


エアーロッキングハブのボルト6本を外します。(E10トルクスソケット使用)


エアーロックングハブを外したら、サークリップとワッシャーを取り外します。
(サークリッププライヤー使用)


外しはエアーロッキングハブはこんな感じになってます。


外したサークリップとワッシャーです。
サークリップは、左右穴の大きさが違い、大きい穴の方が右側になります。


今回は、ハブベアリングも交換しますので、専用のハブベアリングナットが必要になります。

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画像では、ブレーキキャリパー、タイロッドエンド、付いたままですが、先に外しておいた方が良いかも。
ブレーキキャリパーマウント、タイロッドエンド、17mmソケット使用
タイロッドエンドプーラー使用
専用工具でハブベアリングナットを外します。
ハブベアリングナットは結構硬く締まっています。


ブレーキローターとホイールハブアッシーが外れました。
これも外す前にローターと分離しておいた方が良いです。


ブレーキダストカバー、ABSセンサーを外します。
ダストカバー14mm ABSセンサー12mm


タイロットエンドを取り外します。
カクカクして作業しずらいかと思い、後から外しました。
17mm使用
タイロットエンドプーラー使用


ナックル裏側のオイルシールカバーを外します。


キングピン上4本、キングピン下4本ボルトを外します。


キングピン上下を抜くと、ナックルが外れます。
思ったよりグリスも綺麗でオイルシールからのオイル漏れも無さそうでした。
ドライブシャフトを抜いて、ナックルシールカバー、ナックシール、ナックルシールリテーナーを外します。
ナックルを外すと、キングピンベアリング上側はそのまま残っていましたが、下側はナックルに中にありました。


ドライブシャフトを抜いて、古いグリスを取り除いて、
ナックルのオイルシールを交換します。
オイルシールで外してこんなジグを用いてはめ込みました。

​   ​​



キングピンベアリングのアウターレース上下を外します。
アウターレースは、マイナスドライバーを当てハンマーで軽くコンコン叩くと外れました。
ナックル内側から外側に外れます。


これで、今回外す予定のパーツは無事、全て外れました。
外した部品たちです。可能な限り綺麗にしてあげます。


ハブベアリング交換していきます。
オイルシールを外して、サークリップを外します。


サークリッププライヤー使用


油圧プレス機でハブベアリング外していきます。
使用した油圧プレスは格安の6tプレス機です。(笑)

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左外したハブベアリング
右新品のハブベアリング


格安プレス機6t問題なく使えました。よかった(笑)
圧入する前に、ベアリングにはグリスをたっぷり塗り込んでおきます。
友人の整備工場から頂いた、ベアリンググリス使用


新品のオイルシールに交換


キングピンベアリングのアウターレース上下を取り付けます。
ハンマーで軽く均等に叩いてあげるとはまりますが、何かあてがって叩いてあげた方が良いです。


キングピンベアリングにもたっぷりとグリス塗り込みます。
友人の整備工場から頂いたグリス使用


ナックルシールカバー、ナックシール、ナックルシールリテーナーを先にナックルにくぐらせておきます。
ドライブシャフトのジョイントにグリスをたっぷり塗り込んで、ホーシングへはめ込みます。
モリブデングリス使用



グリスを塗り込んだキングピンベアリング上を先にはめておきます。
下側のキングピンベアリングは、ナックルをはめる時にとりつけます。
グリスを塗ってあるので、落としてゴミだらけにならないよう、要注意です。

キングピンにシールパッキンを塗っておきます。



ナックルを取り付けます。キングピン上下を入れて固定したら、左右に動かして、ベアリングが正常にはまっているか確認します。
問題なければキングピン固定(締め付けトルク25ニュートン)、ナックルシールカバーを固定していきます。(締め付けトルク10ニュートン)


ホイールスピンドルのオイルシール交換。
エアーロッキングのエアー注入口からエアーガンで簡単に清掃しました。


ホイールスピンドル取付


ブレーキダストカバー取付けます。
ホイールスピンドルとダストカバーの友締めします。(締め付けトルク50ニュートン)
ABSセンサー取付ます。


タイロットエンド取り付け。(締め付けトルク40ニュートン)
ホイールハブを取り付けしてベアリングロックナットで固定します。締め付けトルク220ニュートンです。・・・が、そんなトルクレンチは持っていないので、ガッツリ締めときました。
ハブベアリングロックナットを締めたら、緩み止めの鉸めをして。ワッシャーとサークリップを取り付けます。

エアーロッキングハブのパッキンも交換して、取付け。


ブレーキディスク、ブレーキキャリパーを戻します。
反対側も同じ作業をして完成です。(^^♪
ゆっくりやっていたので、片側3時間ずつ2日掛かりました。

残念ながらジャダーは完全に直りませんでした。
次回ジャダー修理リベンジ( ノД`)シクシク…

私はプロの整備士ではありませんので、もし
参考にしてご自身で作業しようと思われている方は、自己責任でお願いします。(__)





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Last updated  2022.12.19 21:11:08
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マー1668@ Re[1]:JB23ジムニー テールランプに水が( ゚Д゚)(03/02) ジム兄さんさんへ コメントありがとう御座…

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