マンハッタンで考えてみた

舞台はこのような明るい和のイメージで設営されていました。
　昨年に続き、今日２回目のJapan Day @ Central Parkが開催されました。このイベントは日本の文化を楽しんでもらおう・・ということで、書道・折り紙・将棋・フェイスペイント・ヨーヨーなどの日本の遊びを体験してもらうコーナーと、ヒューマンロボットの展示や着付け・お神輿の展示、そして日本食試食コーナーのテントが張られました。朝８時からは"Japan Run"と銘うった約６ｋｍくらいのマラソンも行われました。今年はゲストで北京オリンピック代表の土佐礼子選手が走られたようです。



お天気にも恵まれて、イベント日和となりました。
開場1時間前からフードコーナーでは列が出来始めていました。

　今年は昨年と違い、広々としたEast Meadowで開催されました。お陰でどのブースも広々とテントを張り、疲れたら真ん中の芝生でゆっくり休んだりピクニックをすることもできます。

　日本文化を知ってもらうと同時にＮＹに住んでいる人たちに何かをしたい・・ということも趣旨にあるそうです。主催がどことか、企業間で寄付がどうのという政治的なことはよくわかりませんが、
"Japanese Woman in NY"の１人として、ＮＹに住んでいる人たちが楽しんでもらえるなら・・と昨年からボランティアとして参加しています。



今年も牛丼コーナーで奮闘してまいりました。
キーボードを打つ指から牛丼の香りが未だにします・・(笑)
　今年は出来上がった牛丼をお客さんに渡す係りでしたが、なかなか楽しかったです。知り合いや友達が何人も来てくれて嬉しかったです（日本語教えている友達も牛丼食べに来てくれた！）。最初は日本人以外の人には英語で接客していたのですが、「アリガトウゴザイマス」「イタダキマス」と話しかけてくれるので、敢えて日本語で応えるようにしました。きっと日本に触れたくて足を運んでくれるんですもんね。

　牛丼の隣では餃子、麻婆豆腐丼、讃岐うどん、カレーライスが配られていたのですが、うどん好きの私は讃岐うどんが美味しそうに見えてたまりませんでした。彩りも素敵で、シフトが終わったら食べようと思ったら、長蛇の列で断念。代わりに伊藤園のお茶をいただきました。

　「GYUDONってポークですか？」と真剣に聞かれ（宗教的か嗜好で豚肉が食べられないとみた）、庇のローマ字を見ながら「GYUDONって豚だっけ？」と一瞬考えてしまいました。その位暑かったんですっ。やはり「牛丼」と漢字で書いてくださらないと・・。



ステージでは"How to Cosplay"の時間でした。アニメ好きの盛り上がりようは日米共通でした・・。
隣の特設ステージでは太鼓演奏やフラダンスなどのデモンストレーションが行われていたようですが、観る余裕が無かったのが残念。耳で楽しんでいました。

今年も進行はNY1のリポーターのサンドラ・エンドウさん。助っ人としてPilates on Fifth(日本語サイト)のオーナー、キャサリンとキンバリー姉妹が登場。１度街でお会いしたことがありますが、どちらにお会いしたかわかりません。



コスプレ率が最近上昇中の日本のイベント。
先月末のブルックリンの桜祭りでも凄いコスプレだったそうです。

　ステージ後方にはピクニックエリアもあり、日本文化渦巻く中で普通に日焼けしているカップルや、いつもの日曜日を楽しんでいる人が多く、そこがニューヨークっぽくて面白かったです。


　アメリカ人の奥さんをジャパンデーに連れてきたという知り合いは「妻が本当に楽しんでいたんだよねぇ。習字や折り紙とか。また連れていきたいな」と話していました。