Oakland Gardens だより

週3日という時間的な拘束もさることながら、
短編小説を読んだり、イディオムや文法を学んだり、
ビデオを視聴してディクテーションしたりと
今学期の英語クラスは盛りだくさんですが、
さらに、Listening Is an Act of Love という本を出版した
StoryCorps のプロジェクトを学ぶことになりました。

Listening Is an Act of Love: A Celebration of American Life from the Storycorps Project[... 価格：3,948円（税込、送料別）

この本は、友人や家族などの関係にある2人のうちの1人が、
もう1人をインタビューするというもので、
以前は、グランド・セントラル駅にブースが設置されていたそうです。
ブースには、机をはさんで2つの椅子が置かれ、
録音用のマイクが2つ設置されています。
机にはあまり明るくない電気スタンドと
思わず泣いてしまったときのための (？) ティッシュペーパーの箱が
用意されていました。
現在は、移動式のブースも活躍しているようです。

インタビューの内容は National Public Radio でオンエアされ、
本と CD に収録・販売されているほか、
StoryCorps のウェブサイトでも聴くことができ、
Public Radio Exchange のホームページには
full description が掲載されています。

本は、QCC が貸し出してくれるため、買う必要はないとのことでしたが、
クラスメイトが Barnes & Noble のオンラインで格安で購入できると
教えてくれたので、注文したところ、1週間後に届きました。
書籍本体が $3.99、送料・手数料が $3.99、税金が $0.70 で
合計 $8.68 で入手、定価は $24.95 ですから、激安です。

授業では、父親と娘のインタビューと母親と娘のインタビューを聞きましたが、
後者のインタビューはアジアからの移民という立場や
娘を持つ母親の気持ちも、娘として母親に対する感情もオーバーラップして
もらい泣きしそうになってしまいました。

また、プロジェクトの一環でThe National Day of Listneing が
毎年 Thanksgiving Day の翌日、いわゆる Black Friday に行なわれていて、
「私たちのクラスも何らかの形で参加したい」と、先生。
何をやることになるのか、ちょっと不安でもあり、楽しみでもあります。