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春は萌黄色

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2007.02.21
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カテゴリ:本の話
「巨匠の自画像」青井伝の本を読んだ。
その中にレオナルドの出生の秘密というのがあった。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、今、最も興味のある人だ。

レオナルド・ダ・ヴィンチは
1452年4月15日イタリアのヴィンチという小さな村で
庶子(愛人の子)として生まれたと言われている。

父はセル・ピエロ、母はカテリーナと年表には書かれているけど、事実とは違っている。
不可解なのは、レオナルドが生まれた直後にふたりとも違う人と結婚してること。
その時、大金を手にしていたこと。

仮説だが、実はレオナルドはピエロとカテリーナの子供ではなく、
さる高貴な少女の体を借りて、この世に生を受けたのではないか?
これはかのイエス・キリストの誕生と重なる。

「処女懐妊」という信じられない事実を知った少女の親は驚き
この事実を隠蔽(いんぺい)する為、ある条件を満たすひとを探していた。
それがピエロとカテリーナだった。
だから二人はレオナルドが産まれてしまえば、役目は終わり
思い思いのまま自分達の結婚を急いだというもの。

「モナ・リザ」
彼には目に見える女性への愛はなかった。
その代わり目に見えない女性への愛は確かにあった。
それを形にしたものが「モナ・リザ」だった。

死の床に入るまで身近に置いて
時々筆を加えていたと言われる「モナ・リザ」
その愛は、時空を越えたもので、
それは「女神・モナリザ」への愛であったように思えてならないと結ばれていた。


パレット

レオナルド・ダ・ヴィンチという人物が、また謎に包まれていく。
モナ・リザにしろ謎だらけ・・。

今日はそんな感情に浸りながらの油絵教室だった。
前の風景画に少し手を入れて
今度は、神秘的なジャングルを描く予定だ。







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Last updated  2007.02.22 01:20:19
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