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カテゴリ:相馬・浪江の情報
土曜日に相馬と南相馬に行ってきましたが、相馬へは6月以来のおよそ4ヶ月ぶりで、津波の被害が大きかった相馬漁港と原釜海水浴場付近も車で通ってみました。
変わっていたところもいくつかあって、海水浴場には護岸用のテトラポットを作るための型枠が沢山並んでいて、壊れたトイレやシャワーは撤去されていました。 相馬港の東側、津波に流された住宅地は、いくつか残っていた住宅跡もすべて取り壊され、雑草が生い茂る平地となりつつあります。その付近には砕石が山のように積み上げられていたりしますので、相馬港の工事に使われるのか?それとも1段高い土地を作り上げるのか? それから115号線をたくさんのダンプが走っていました。工事の目的は相馬=福島間の高速道路建設だと思われますが、相馬・南相馬のライフラインは北進する国道6号線以外の東へ向かう115号線、丸森方面への113号線、どの道も冬場に安心して大型車両が通れるとは言いがたい状況にあり、東北中央自動車道の早期開通は相馬復興の大きな鍵になるでしょうね。 一方南相馬ですが、今回初めて相馬=南相馬間の常磐自動車道(現在無料開放中)を走ってみました。国道6号線よりもかなり山側を走るこの道路も南進に向けて工事が進んでいるようです。中心市街地から少し離れた場所にあるICは南相馬だけでなく、飯舘など阿武隈高地に点在する町村へのアクセスも考えて立地したのではないかと思いますが、今となっては南へ向かうよりも先に相馬から福島への道路が開通してくれたほうが便利だと思えるかもしれませんね。 南相馬市内は震災前と変わらない雰囲気でした。駅前について言うと、歩いている人はほとんどいない・・・これは震災前も同じようなシャッター通りだった気がしますが、初めて訪れる人からすれば「やっぱり震災と原発事故の影響か・・・」と思うかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.15 10:35:46
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