最近2商店を訪問した。どちらも同じ商店街にある。
ひとつのお店は、女性経営者。OL時代からブランドが大好きで自分でブランドリサイクルのお店をはじめた。紆余曲折しながらも今では日本では滅多に手に入らない限定品や輸入品をとり扱っている。ネット販売にも力をいれ2割程度にもなっている。海外買い付けも多く、月に1度はスタッフに店を任せ出張している。シャネルとかグッチとか(このくらいは聞いたことがある)の話をし出すと目を輝かせる。
もう1店は自転車屋さん。かなり大きな店舗(約20坪)を一人で運営している。マウンテンバイク、ロードバイク、ママチャリなど揃っているが、ロードバイクで集客している。もちろん自分自身も大会で疾走し、チームのメンバーから優勝者が出るなどなかなか強い。従って、チューンナップが売り。外国の大会にも参戦したいが、今でも休店しての活動であり、長期間の休店ができないのが現状である。しかし、長く店を休むと大会情報を聞きにお客さんがやってくるらしい。
さて、この2店の共通点はというと、好きなことで創業している点である。もちろん、決して平坦な道ではなく、全然役に立たないFCと契約したとか苦労も多い。しかし、好きなことを仕事にしているとそんなことはへっちゃらということか。好きではないことで苦労すると耐えることができない。逃げだしたくなる。
もう1点は、情報を積極的に取りに行き、ネットワークを作っている。大きな催事や大会には出店し、同業者との関わりを積極的に作っている。その中で、仕入ルートの開発やチューンナップ技術を習得を行っている。
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