おぼろ二次元日記

先週立て込んでいたし、前後編だったのでまとめて
感想を書きますが・・・
うーん・・・某ＭＳアニメではないけれど、ゲスト・キャラを
こんなに極端にしないと物語が作れないですかねー？


先に感想サイト様を回って、原作をかなりつぎはぎして
ぶっ飛ばしていることは良く分かりましたが・・・。



あらすじは公式からです。



「てのひらのたいよう　前編」


夜明けの森で出会った少女ララウェル。
少女の住む村は鳥葬を行う不気味な村であった。

ララウェルの父ジェンフープが運営する小さな宿屋に
宿泊した三人は、宿屋に泊まる事を快く思わない村長から忠告を受けるが…。

ララウェルの事を「化け物」と呼ぶ村の少年たち……。
ジェンフープとララウェル親子に隠された秘密とは……。


続いて６話。


「てのひらのたいよう　後編」


村長の息子が謎の死を遂げた。

犯人と疑われるジェンフープ。
彼の宿屋に村長を筆頭に村民たちが血相を変え押し掛けてきた。

「ジェンフープを殺せ！」と騒ぎ立てる村民。
ララウェルとジェンフープの親子を守る為、手を貸すラゼルたちだが
暴動に巻き込まれて…。

そして、ララウェルの出生の秘密とは……。




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



黒魔術の正体、村人が死ぬ事件の犯人はジェンフープだった。
自分を裏切って別の男との間に子供が出来た妻を許せずに・・・。
けれども手に掛けた妻の腹の子には罪は無い。
墓場で拾った子供がララウェル。
身代わりに彼女を何が何でも守ろうとしたのですね。


ジェンフープは自害して、事件は終わったかに見えた。
けれどもラゼルは真犯人は別にいるという。
ジェンフープが命を掛けて庇ったのはララウェル！！！


彼女こそ、ささいなことで自分に仇名す相手を殺してきたのですね。
７人も！？
それを墓場に捨てていたのがジェンフープ。


「気持ち悪いと思いますか？」


血まみれの自分の手を・・・。
ララウェルの問いにラゼルは自分の過去を重ねる。
なぜなら彼女もまた心を病んだ母親に殺されそうになって
必死で母親から身を守ったのだから。
その結果、父親に捨てられるはめになったラゼル・・・。


ろうそくの炎で囲まれる部屋。
ラゼルの手を取らずに消えるララウェル！


「差し伸べてくれた手がお日様みたいに

温かかったから・・・。」



「なんで、なんであたしの手は、

肝心なときに何も掴めないのかな。」



空に飛ぶ風船に思いを乗せて、ラゼルはアルゼイド、ひーたんと
一緒に歩いていく！
なお話でしたが・・・。



子供を殺されて身代わりを作ってしまう座長とか、
人と上手く付き合えない娘とか、ラゼルの親のように
娘を捨てる親とか・・・まともな大人が出てこないっすよー！！！



トラウマを持たせて掘り起こすのも、キャラ立ちの一つとは
思うのですが、それならシリアス一直線、「ハガレン」とか
「Ｄグレ」みたいにドツボな作風にすればー？なんて
思うんですよ。


ラゼルが言う生きることの素晴らしさ、人間が胸を張って生きていくことの
楽しさみたいなのを表すために救いの場面がもっと入っていると良いんですけどねえ。
それを表現できる素敵キャラが側に二人もいるんですから！！！


重い、軽いのバランスをもう少し上手く加減して
三人の強い絆のほうを描いて欲しいと思いましたわ。


それからどんな理由であろうと「ＤＥＡＴＨ　ＮＯＴＥ」風に
言ってしまうとストーリーが成り立たないですねー。
善悪はきっちりして欲しいとも思いました。
ああー！！！辛口ですみませーん！！！




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