おぼろ二次元日記

感想を途中で休止していた「マ王」第三シリーズですが
最終回を迎えましたので締めたいと思います♪


「マた会える日を　＜終＞」



あらすじは公式からです。


有利はジェネウスの魂を無事救い出すが、力尽き、倒れてしまった。
眠り続ける有利を気づかう一同。
サラレギーは有利を救うため、神剣を使いたいと申し出る。
神剣の力により目覚める有利。


しかし有利の手を取ったギーゼラは愕然とする。
有利から魔力が完全に消えていたのだ！驚く一同。
卒倒するギュンター。
魔力を失った有利に魔王の資格はあるのか！？
しかも眞王の力を借りられない今、地球に戻る事も出来ない。どうする有利！？



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結局、神剣の力か有利にわずかに残っていた魔力が復活して
地球に無事、勝利とムラケン、三人で帰ることが出来た大団円でした。


西村監督のインタビュー回で、魔王サイドの人間関係はすでに構築されて
いること、眞王と創主という敵がいなくなったことで何に向って進めば
いいのか、方向性を決めるのが難しいとお話していたことには納得できました。


が！


有利を支え、戒めるのはやはり魔王兄弟＆ギュンターでなければ
ならないのでは・・・と私は思うので、いくら煮詰まった関係でも
それぞれのキャラと有利のエピソードが一つずつ入っての良かったのでは、と
思うんですよねー。


コンユの少なさと言ったらーーー！！！



さらに新キャラ、サラレギー、ベリエス、ジェネウス、アラゾン・・・
こちらの親子愛とレプリカ物語に重点を置きすぎて
終始、有利がサラレギーを「友達」と信じる気持ちだけで庇う、
それに皆がホイホイ付いていくといった描写の連続でサラレギーのどこに
有利が感じるものがあったのか、そこのエピソード不足も感じました。


原作を一応、「聖砂国編」まで読んでいるのでサラが捨てられた可哀相な子、
アラゾンに認められたい子というキャラになってしまったのはＮＨＫっぽいなあと
苦笑しながら見ておりました。
原作ではサラの痛いところ、毒なところも有利はちゃんと分かっていて
付き合っているんですよね。
何となく第３シリーズの有利は「ＮＡＲＵＴＯ」のナルト君を見ているような
気分になってしまいました。


ジェネウスについてですがあれだけ

勝ジェネ萌え


させてくれたんだから、勝利に救って欲しかったな、なんて思ったり。
もちろん彼は眞王ＬＯＶＥでずっと生きてきたので分かるんですけど
自分を信じてくれた人に心を開く展開になっても良かったんじゃないかな。
眞王もムラケンも有利が救うことにしなければもろとも滅びる、なんて
黒歴史を封印するみたいな思考で彼に接していましたからね。



作画も工藤さん神！な回が少なくてディーンさんとしては
二番手くらいのスタッフで製作していたのでは？なんて思う事、
しばしばでした。
萌えアニメは顔が命なのにー！



もろもろ言いたいことはありますが、それでも


コンベリ萌えと勝ジェネ萌え


はさせてもらいました♪



浅川さんと同じく「金髪ベリエス」にはガツン！とやられましたよ！
ここはさすがに萌えを追求する西村監督と面出さんの計略に
まんまと引っ掛かっりました！


それから「十貴族」のヴァルトラーナ叔父さん！
最終回でも美しいお顔＆ツンデレを拝見できて良かったです！


最後に眞王！！！


アニメでしか拝めないですからね！
（本編では外伝で、賢者との出会いとか語られておりますが。）
三木眞の


「そんなにオレを慕ってくれるなんて。」


の台詞にクラクラ！


ああ、こうして振り返ると有利と魔族兄弟のことがあまり
挙げられていないのが今シリーズの印象を表してますが
こんなに美味しいキャラの皆さんを埋もれさせるのはもったいないとも
思います。
ぜひ、単発もので復活を、と願っています。


スタッフの皆様、お疲れ様でした！





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ぐおおおお！鼻血ーーー！！！