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テーマ:彩雲国物語(445)
カテゴリ:本
昨年末に発行された「彩雲国物語」の新刊を読んでみました♪
彩雲国物語(黒蝶は檻にとらわれる) あらすじは以下のとおり。 (「BOOK」データベースより) 吏部尚書・紅黎深解任の報で朝廷が騒然とする中、吏部侍郎・李絳攸の 処分を検討するため、御史大獄が開かれることに! 絳攸を護ろうと必死な秀麗だけど、紅家の名に泥を塗られたと怒る紅姓官吏が、 なんと一斉に出仕を拒否!! しかも、紅家の力で経済封鎖が行われ、王都の物価も高騰寸前!! 大変な事態に、犬猿の仲の同僚・陸清雅と対応に追われる秀麗は!? 王の官吏・秀麗の活躍は止まらない!!人気シリーズ第14弾。 ************************************ ということで御史台編になってから、ずっと辛口感想の彩雲国ですが 相変わらず、構造改革話がメインで 劉輝と花菖蒲の二人が這い上がる隙があるのか!? と心配になってしまいます! 何度も言いますが、才能の片鱗を見せ始めた王と 才能豊かな二人がただの坊ちゃんで、自分のために 仕事をしていた、と断言されて、官吏がいかに有能かと いうことばかりを描かれることに悲しくなってしまいます。 ほんとなんで国が六年も乱れたんだろうと? 「王の官吏」・・・そう呼ばれるのが秀麗だけとはあまりにも、 ですよねえ。 茶州州牧で一年、御史台で半年、それ以外にも冗官の時期も あったのに他の女性官吏は誕生しなかったのかとかツッコンでしまいます。 こういう所がネオロマは上手いよね。 ちゃんと共感できる女性キャラの選択肢を置いてくれるから。 (十三姫はいるけれど容姿が秀麗と瓜二つでは・・・。) ただ、ライバルの旺季側の牙城がはっきりしたことでその行く末は とても楽しみになってきましたが。 キャラ中心に感想でも。 発行からだいぶ経っていますので 完全ネタバレで参ります!!! ☆来 俊臣 この巻で登場したまた新たな「有能な官吏」です。 たとえ牢の棺桶で寝ていても「悪夢の国試派」の一人で 貴族の勢力圏も渡り歩いて研鑽を積んできた人物。 黎深とも浅からぬ(?)仲のようで。 秀麗のことを認め、御史大獄でも真っ当な判断を下す、 職務においては清廉潔白な人のようです。 皇毅が実は秀麗を買っていることも知って嬉しそうでしたねえ♪ 先代王に一歩も引かなかった胆力の持ち主でもあります。 先代が残したツケを全部、劉輝が背負わされ、払わされるかと思うともう・・・。 追放された静蘭のほうが楽なのでは・・・なんて思ってしまう。 (彼ももちろん死ぬほどの苦労しているんだけど。) ☆陸 清雅 御史台編になってからの 甘甘担当!!! ずっと言いたい放題でしたが 燕青にはやられましたね! 「嫌いな女でも守ったほうがカッコイイ!」 馬車でまた秀麗、危うし!? そこはまた寸止めでしたが身体は正直で♪ 凶手から自分でも思いがけず、秀麗を身体を張って守ることになるなんて!!! お見舞いの葡萄イベントで萌えさせられた後は秀麗ごときの 実験台になるもんかと。(爆笑!) 腕輪、女嫌い・・・燕青の言うとおり、トラウマがあるようですねえ。 官吏の秀麗には興味はあるけれど、王妃になる秀麗には全く 興味が無い・・・秀麗が輝く瞬間を一番、知っていますからね。 ☆葵 皇毅 一番、この巻で美味しかったキャラ!!! 水色の瞳がどう、とか、芳しい衣とか、お姫様抱っことか! 危機一髪の時に助けに来たとか美味し過ぎですー!!! 脳内、成剣ヴォイスで! ☆凌 晏樹 胡蝶姐さんのところに通っている絵が素敵ですねえ! 藍様よりもやり手!? 色の面でも楸瑛が落とされてるー!!! まあ、晏樹も素敵なので何とも・・・。(勝手な自分!!!) 劉輝の禁じ手、後宮入りを献策して劉輝も秀麗も甘やかさないです。 皇毅は「愚かな選択」と言っていましたけど使えるものは もっと使う!ということかな。 ☆リオウ 前巻で縹家からも王が輩出できると分かって、今回も旺季にかなり 買われてましたねえ。 適切な言葉、王に遠慮しない物言い。 劉輝のライバルになるかも!? 本人は全く考えていないようですけど・・・。 ☆旺季 先代王に取り潰された貴族の子弟を匿って、官吏として重要なポストに 配置しておく。 周到でしたねえ。 羽羽様の不調を琴の琴で治すことができる・・・血筋も 王家に近いものがあるのですね。 全ての面で劉輝の上を行っていて、どう立ち向かうんでしょう、劉輝・・・。 ☆紫 劉輝 ううー・・・劉輝スキーとしては同じ針のムシロに座っている気分です! でも、「誰も分からない」 ここまではないのでは・・・。 後付設定と勝手に思い込んでますけどね・・・。 庶民感覚を買われた以外は全部、後手後手で、ついに秀麗を後宮に 召し上げることに!!! 静蘭、絳攸、楸瑛がもっと上に来ないと味方がー!!! ☆紅 邵可 復活!!! カッコ良かったですー!!! ”鳳麟”の登場で、紅家の主導権が誰にあるのか混乱状態でしたが 罷免された黎深ではもう家が立ち行かない、百合さんも拘束状態ではね。 劉輝の味方に付いてくれて良かったです! 味方といえばヤクザな管 飛翔が付いてくれるとは! それも嬉しかったです♪ ☆鄭 悠舜 まさかの”鳳麟”! 紅門筆頭姫家の生き残りだったとは!!! で、旺季もやりますよね! 悠舜、皇毅、晏樹を育てあげていた!!! 復讐のため? 劉輝には「最後まで付いていく」と言っているけど、 気になるのが消えた金、紅家の鉄の精錬技術、戦の匂い・・・。 彼の本当の主君は旺季と決まっているのでしょうか? 黎深が何とかできるレベルはもう過ぎてしまったのかしらん? ☆紅 秀麗 薔薇姫にもらった命で生きながらえているけれど、肉体の ほうが壊れてきているようですね。 それを保つために霄太子、リオウ、羽羽様が苦労しています。 ついに官吏を辞めることに。 でも、リオウ君とどこに行ってしまったんでしょう!? 璃桜パパに狙われてしまいましたかね! 【予約】 『彩雲国物語』イラスト集 目の保養になりそうです♪ 彩雲国物語 セカンドシリーズ 第13巻〈初回限定版〉(DVD) ◆20%OFF! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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