おぼろ二次元日記

呂布に政は似合わない。
「純粋戦士」は曹操に殺されることに意味がある！


前回はパソ不調のため、二話まとめて感想を♪


「純粋戦士」あらすじはこちら♪

「呂布伝説」あらすじはこちら♪



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「呂布か・・・あれは絶世の美女だ。」

「抱きとめてやらなければ止めようがない、

まさに美しい女そのものだ。」


まず声優さんについてですが、曹操＠マモは頑張っている！とは
思うのですが、この台詞に限って・・・というか円熟味を増して
くる曹操にはまだ若々しい、甘い印象のほうが前に出てしまう感じが
しましたねえ。

艶っぽさを感じるほどの度量が表現できる声優さんがいいなあと
思いましたが挙げろ、と言われると悩んでしまいます。


劉備たちは投獄されてしまい、頭がハゲにーーー！！！
殺されなかっただけでもマシですが、プライドを傷付けられても
劉備ならやり過ごせそうな刑かなと思ってしまいました。
それだけの図太さ、ここでくたばるはずもなく。



呂布の性格、戦闘力を考えて陳宮は討って出る作戦を考えますが
自分を軍師としてくれたはずなのに陳珪・陳登親子を用いる呂布！？
一度は凹む陳宮ですが前向きに考え方を改めるところが柔軟です。
ここまで惚れこむとは呂布も果報者！と思いたいですが、問題は
戦が仮に終わったとして・・・その後ですよねえ。


篭城することに決まったのに


単騎討って出る呂布！！！


兵士たちの串刺しがどんどん出来ていく！！！
槍を持って付いていく兵士が面白かったです。
陳宮は確信したでしょうねえ。
呂布がいれば天下は取れると！
士気も高揚し、高順・張遼も力が入る！


が、ここから曹操軍の荀攸が水攻めの策を取る。
荀イクは曹操にとって徐州がどういう場所なのか知っているだけに
民意を慮って進言できなかたのかな。
涙しながら荀攸は正しいと言ったシーンが印象的でした。


そして水攻めが始まる。
冷たい水にとり残される兵士たちの怨嗟の声が呂布に集まっていく。
そこを脱出した劉備は曹操に下ることを煽動し始める。


劉備を助けた門番のお爺さんに涙・・・。


呂布は戦士としてはすごい、けれどそれに巻き込んで兵も民も
殺してはいけない、というのが劉備らしい。
戦士としては弱いけど。


「陳宮、策を言え。」


ここに来て呂布が陳宮を頼る場面を見ると、この先も
やっていけるのでは・・・と思ってしまいます。
けれど、今はもう生き延びるのが精一杯。
眼前には曹操軍、城の中には劉備！


呂布は動かず曹操軍と一人対峙する。
陳宮は投降を考えるが、最期まで戦う決意の同胞に口を槍の柄で
ふさがれてしまう！


劉備も呂布は政が出来る男ではないと見抜いていた。


「呂布は一人にしておいてやりたいよ。」


孤高の美しさを持った戦士。


曹操を見出した呂布は突入！！！
人が飛ぶ、飛ぶー！！！
が、愛馬・赤兎馬を貫かれ、その首を持って天空を翔ける呂布にも
最期の時が！



鎖で絡め取られる呂布！
ここまでの戦闘シーンはアニメとして見ればガッツが入って
ましたねえ。
でも、呂布と陳宮をここまで美しく描いたならＢＧＭでもっと
劇的に演出する方法もあったのでは・・・なんて思ってしまいました。


涙が止まらない劉備！

「呂布を楽にしてやってくれ！」


その言葉のとおり、曹操は呂布を鎖で吊るし上げる！


「呂布・・・お前はこの曹操に殺されてこそ意味がある。」


捕縛された陳宮に曹操は自分に仕えろと言うが主君の三つの条件を
曹操は満たしながらも、


「その実、何も必要としていない。」


と糾弾する！
この言葉にあっという感じの軍師団の表情が興味深かったです。
「劉備であれば仕えるか？」
劉備に必要なのは有能な軍師！
それを痛感した劉備は返答を待ち受けるが・・・「誠に鬱陶しい男だ！」
と言い放つ陳宮。


最期の問答の礼を言う陳宮。
鎖は引かれ、呼応するように呂布から一匹の龍が天へと翔けていった。


武を極めた存在と呂布の亡骸を見上げる張遼。
呂布に留まらず「最強の武を求めよ。」
曹操軍に下る張遼！



ということで呂布の最期の戦いは終わりました。
周りのキャラから見ると突出した存在の呂布。
彼が最期になって陳宮を頼り、そして陳宮もまた彼の下で
最高の軍師でありたい、という絆が良かったです。


反対に何も求めていないと言われてしまった曹操。
呂布のターンは終わったので主人公として人を惹きつける
才あるところを見せて欲しいなあと思います。




日本テレビ系アニメーション::蒼天航路 オリジナル・サウンドトラック



蒼天航路2