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カテゴリ:日々のこと
土曜ドラマ『ロス:タイム:ライフ』の第3節「スキヤキ編」を昨日見ました。 映画『フラガール』で涙腺がゆるんでいたのがよくなかった… 引き続き、泣いてしまったのです… ![]() 第1節と第2節は、ちらっと見たくらいで、おちゃらけたドラマだわぐらいにしか思っていなかった。 でも昨日は、つぼにはまってしまって。 何かで死んでしまうことが決まった人にいくらかの「ロスタイム」が与えられて、その時間に何をするかというのがお決まりのストーリー。 「スキヤキ編」では、友近扮する母親に与えられた時間が2時間29分。 成人式を迎える娘と、中学生の息子、サラリーマンの夫の4人家族の母親が、その2時間ちょっとで何をするか… 結局、彼女はスーパーでお肉が特売だったために決めた夕飯のメニュー、スキヤキを家族のために作って食べることに費やす。 そのどたばたの中で、母として家族にどうしても伝えたかったことを伝えるのだ。 頼んだ玉子を忘れた息子には「頼まれたら、ちゃんと買ってこなくちゃだめ!」と有無を言わさず買いに行かせる。 娘にはスキヤキの作り方を。 お風呂上りに自分でパンツを用意できない夫に、もう出してあげることはしない… そして家族でスキヤキを食べ、ロスタイムは終了する。 はじめは、大事なロスタイムでスキヤキの用意をする彼女に違和感を感じた。 私だったら、もっと特別な時間を過ごしたい…そう思った。 横にいた次男にも「お母さんだったら夕飯は作らないからね」と宣言したりして。 でも、泣かずにいられなかった後半を見て、「ああ…結局は私も家事をしてその時を迎えるのかもしれないなぁ…」と思った。 洗濯して干して、たたんで。 … 明日の部活に不自由しないように。 お弁当作りが楽なように、買い物して。 食事の支度して。 できるだけ家の中を片づけて … って。 そして友近のように、「これだけは」と思うことを伝えたい。 泣きべそをかきながら、「いつもお母さんがうるさく言うのは、こういうことなんだよ」って息子に言った。 お母さんがいなくなってもちゃんと生きていけるように。 子育てって、そのためにしているようなものだと私は思ってる。 「こんなドラマで泣くなよ~ ![]() ![]() せっかく止まった涙がまたあふれてきてしまった私でした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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