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「成功」について思うこと
どうしたら成功するんだろうという質問に対して思ったままに書き連ねました… 成功って目標というより、人がそれぞれの尺度で見ることであって、要は自分がどう思っているかだと思っています。 起業家が自分は成功したなんて思ったら、もう終わりかも。そうすると油断ができて、会社が安泰だと思ってても、ふと気がつくと水平飛行はもとより、高度が下がって危うく、なんてことになってしまうような気がします。人によって見方は違うでしょうが。夜寝る時に「よーし、明日はもっといい日にしてやろう!」って思えなくなりそうです。一旦、自分は成功したなんて認めたら。 身近な例で、私が所属する起業家グループで友達でもあるアメリカで経営コンサルティング会社、そしてカーアクセサリーメーカー会社を経営する社長が2人がいます。世代的にも同じくらいです。その彼らが2人とも最近、今までは会社を大きくしようとばかり考えていたけど、今はそう思わなくなってきたって言いだしました。実際の英語では「I'm settling down」です。気のせいかその2人の雰囲気は起業家にありがちなギラギラはなく、また牙もなくなったような、よいしょ!って感じに見えます。彼らは逆に旺盛にロマンを追うような旅行をよくしています。 私はいまだにそうは思えず、まだ何かって考えタイプで、そのせいで学校まで行きだしたのですが。でも、そんな旅行も楽しそうですね。 その内一人は、今度、エベレスト登頂するとかわけのわからないことを言っています。 いずれにしても、だからといって年とったとか起業家精神はいずこへ、なんて野暮なことは思いません。自分の目標は自分を最大限に表現することであって、誰かに認められるということは重要ではないからです。 彼らは思いっきり自分をしています。 きっとエベレストに行けたら成功なんでしょうね。 数値目標も大事だけど、それよりも自分のやる仕事は自分の自己表現だから、精一杯やれば結果はついてくると思っています。 お金って追っかけると逃げていくし、自分らしく一生懸命やってると向こうからくるような気がします。 折角、頑張ってベンツを手に入れて、隣の人がフェラーリにしたら不幸せを感じてしまうような… そんな比較で生きるのは、いつかガス欠になりそうです。 死ぬ瞬間にでも、「ああ、自分はよくやったなぁ」って思えれば成功だな、なんて思っています。そしてその時に周りに家族や友達がいてくれれば最高です。 だって、売上げ1000億の企業を作っても、豪邸を建てても、最後の瞬間に、日頃から自己中心で独裁的で、力まかせの事業家だったら、 その力が衰えた時に周りに誰もいないで、 「冗談だろ~、あいつもあいつも、みんな 何で来ないんだぁ~」 なんてなれば辛いです。自分の集大成の時ですから。 それよりも遅れてる論文、書き上げないと… やらなくてはいけない状況に陥ると、別のやりたいことがいっぱい出てきてしてしまう。困ったもんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月23日 16時28分49秒
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