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曽根スウプ

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2015.04.30
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カテゴリ:ジャンプ感想
あーまた時間が無い(>_<)でも書きたい。
ということで今回は『銀魂』のみ。
隠しませんが、パスな方はスルー願います。




『銀魂』

昔の漫画とかドラマとか戦隊ものとかでは、「悪」は揺るぎない「悪」そのもので、「善」の要素など何もなく、ただ悪虐の限りを尽くし、主人公から懲らしめられ倒されるだけの存在なことが多かったように思う。
それらを倒す時、主人公は悩まない。
相手にも言い分はあるんじゃないか、今悪だと思っているのは相手のごく一部分だけで、いい所だってあるんじゃないか、それをあっさり倒してしまってもいいものだろうか。そもそも自分にその資格はあるのか・・・?などとは悩まない。
セブンなど一部では、人間に住みかを奪われたり放射能を流されてその影響で異形のものとなり果ててしまった怪獣なんかもいて、倒すことに躊躇したりしたパターンもあったけど、結局は倒していた・・・と聞いたことがあります。(私はリアルタイムで見てないのでこれは人から聞いた話)


それがだんだん変わって来て、少年漫画のヒーローは、脇役に崇められ讃えられ助けられるだけの存在ではなくなってきて、仲間を思い命懸けで助け、悪役に対しても相手の立場を考えたりするるような人間味溢れる人物になっていったように思う(一部を除く。特にらぶこめの主人公は除く)
ウルトラマンも変わってきて、怪獣の立場を考慮したり倒さずに宇宙に還す話もあったように記憶している。
ティガ辺りからか。コスモスは完全に「怪獣を倒さないヒーロー」だったと思う。
ただしそれだと「物足りん!」とクレームを入れる視聴者なんかもいたらしく・・・難しいものです^^;人間って・・・。


時間が無いのに長い前置きを書いてしまいましたが・・・最近は「敵」側の事情も詳しく描かれる漫画が増えてきた、『銀魂』もその一つ、と繋げたかったのです。


というわけで、今週の銀魂では、万事屋や真選組の「敵」である見廻り組の佐々木さんの哀しい過去が語られました。

暗殺者として育てられた信女ちゃんの目から見た佐々木さんは、それまでの冷酷なまでに任務を遂行しようとする彼のイメージとはかなり違うようで。

真選組を「救って」いたという佐々木さん。
沖田はそうそう信じられないようですが・・・。
若かりし日の佐々木さんは、近藤さんの真っ直ぐな姿に救われたのでしょうか。
だから真選組を救ったのでしょうか。
信女ちゃん達「人を殺す為に育てられた子供達」のことも救おうとしていた・・・もうすぐ父となる身として、子供が犠牲になるのは見ていられなかったのでしょうか。

「でも」
「異三郎を救う者は・・・誰もいなかった」
「誰も救えなかった」

信女ちゃんの口から哀しい話が語られようとしています。

仕事が忙しくて、なかなか身重の奥方に逢いに戻れず、メールでのみやりとりをしていた佐々木さんですが・・・無事女の子が生まれたようで。
名付けを頼まれ、悩んだ末に名前を思いついた佐々木さん、奥方にメールを送りますが・・・送信出ず。

胸騒ぎを覚えたのでしょうか。いや、胸騒ぎなんてものじゃない。
佐々木さんは必死の形相で奥さんのもとへ走ります。
が・・・彼が目にしたのは、倒れ伏す男達と、担ぐ者のいなくなった籠の中から伸びた手と、握り締めていたのであろう携帯。
携帯は壊れて手から離れていて・・・その手は血塗れで。

籠の上には、幼き「暗殺者」信女ちゃんの姿が。

「ようやくいい名前を思いつきました」
「今度はきっと君も気に入ってくれると思います」
「こちらにはいつ着くんですか」
「近くまで来たらメールしてください」
「遠くてもいい。メールしてください」
「どこへなりとも迎えに行きますから」
「君と信女を

届かなかったメール。

「いい名前」とは「信女」だったのでしょうか。
確かにいい名前です。「信じる女の子」に育って欲しくてつけたのでしょうか。
幸せな未来を、平和な世の中を、大事な人達を。全て信じる女の子になって欲しかったのでしょうか。
でもその子は・・・。

佐々木さんに逢いにくる筈だった奥方と生まれたばかりの女の子は、籠の中でどうなっているのでしょうか・・・。
最後のコマは、何とかして明るい想像をしようとする気持ちを赦してはくれません。
割れた携帯、血塗れの手、こときれた護衛?の男達、赤子につける筈だった名前をもつ少女の存在・・・。

最初読んだ時は、この信女ちゃんを奥さんと共に迎えに行くのだと思って「優しい人だなー」と感じていた。
でも二度目に読んで・・・これって「いい名前」をつけたという我が子のこと・・・?と。
違うのかな。どっち?

この惨劇は信女ちゃんが作ったものじゃないよね?
彼女は下手人じゃないよね?信女ちゃんは逆に奥方と赤ちゃんを護ろうとしたんだよね・・・?

前回まで私は、お腹の赤ちゃんは生まれることが出来なかったと思っていた。
一応この世に生を受けることは出来たのか。でも‘成長’することは出来なかった、と・・・?
母親と共に、いきなり誰かによって続く筈だった人生を断ち切られたということ・・・?
どちらにしても、佐々木さんは子供の顔を見ることが出来なかった、のかな・・・。
それとも、信女ちゃんが守ってくれて少しは見られたのかな・・・。


哀しい想像しか出来ないけど。
わからないことも多くて。なのに二週間お預けか~~(>_<。

一刻も早く読みたいような、読むのが辛いような。
それでも読まずにはいられないんだけど。





パソさんが重くなって参りましたのでこの辺で。
他漫画についても書けるかなー。

明日、というか今日は、今度こそマガジンとサンデーが読めそうです。





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最終更新日  2015.05.01 02:39:14
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