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2012.09.08
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 9月5,6の両日、

 宮古市田老町を読み聞かせ慰問で訪れた、

 盛岡からは車で現地に向かったが、

 山中に入ってまもなく、

 降りしきる雨の出迎えに遭った、

 雨は激しく降ったり、

 小雨になったりを繰り返しながら、

 宮古市街地を抜け、

 田老町に入るまで止むことはなかった、

 この日は田老保育所を、

 明日は田老第1小学校を慰問する、

 途中、

 万里の長城と謳われた大堤防の外側を走り、

 街が消え、

 各家々の土台を覆うように、

 一面の雑草の原と化した光景に、

 胸を突かれた、

 しかし、

 左手彼方に目をやってほっとした、

 高架の三陸鉄道北リアス線が走り、

 童話の中の光景のように、

 田老駅が浮かんでいる、

 20代の終わりに、

 保険調査員として、

 この街を訪れたことがある、

 宮古で乗り換え、

 田老駅に降り立ったとき、

 海を水平線近くまで遮る、

 大堤防の内側の家並みを見て、

 要塞に守られている街のようだ、

 と思った、

 その街が跡形もない、

 仮設の田老保育所は、

 グリーンピア三陸みやこという、

 総合運動レジャー施設内にあった、

 震災前、

 グリーンピア田老と言ったこの施設は、

 110万坪という広大な敷地を持ち、

 震災直後は宿泊施設、

 体育館などは、

 被災者であふれかえった、

 今でも施設内の仮設住宅には、

 千人を超える被災者が、

 避難生活を送る、

 田老保育所も、

 津波で流されるまでは、

 X字型に大堤防が交差する内側に建っていた、

 仮設の保育所では、

 現在、

 50人弱の子供たちが保育を受ける、

 みんな元気のいい子供たちだった、

 屈託なく笑う、

 津波禍から1年数ヶ月を経て、

 子供たちの心に、

 たくましい意思と、

 余裕が戻ってきたのだろう、

 みんながおとなになる頃には、

 世界へ渡って活躍するのが普通の時代になる、

 世界のどこへ行っても、

 この田老のことを話そうね、

 子供たちは力強く頷いてくれた、

 これからの田老は恵まれている、

 この子供たちがいる、

 この思いは翌6日、

 田老第1小学校の子供達に、

 同じことを頼んだときの反応に、

 さらに強いものになった。

 

 

 

 田老保育所 みんなで.jpg


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最終更新日  2012.09.10 22:59:44
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