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2015.01.07
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 構造的な出版不況が10数年も続いて、

 市場は先細りが止まらない、

 新刊書店は大変苦しい、

 現役の書店主が子供には継がせたくないから、

 と廃業を決めるケースは、

 2000年代に入ってよく聞く話になった、

 

 その新刊書店の怨嗟の的になっているのは、

 公共図書館の単一作品の多数購入である、

 ベストセラー作品や、

 人気作品をいちどきに数10冊も購入してしまう、

 本来、図書館は1冊ずつ揃えて、

 幅広く蔵書を充実させていくのが本筋だろう、

 破損して貸し出しに耐えられなくなったものは、

 新たに購入して欠本をなくす、

 それが同一本を40冊、

 50冊と大量に購入したらどうなるか、

 39冊、49冊異なる本を揃えるチャンスを、

 わざわざ抛っていることになる、

 公共図書館だから、

 その1冊が貸出中なら貸出中でいいではないか、

 どうしても読みたい人は、

 街の本屋さんで購入して読むだろう、

 

 同一本の大量購入で、

 例えば50冊で1冊当たり50人が借りて読んだとする、

 総計では2500人になる、

 1冊だけしか置かないとすれば、

 その2500人の大部分は待ちきれず、

 新刊書店などで購入するかもしれない、

 つまり、

 書店も出版社も、

 大きな売り上げチャンスを逃していることになる、

 公共図書館は、

 営利目的の貸本屋ではないのだから、

 単品購入でいいのである、

 同一本の大量購入をやめて、

 学術書や、専門書の充実に回せば、

 長期的には学術文化の興隆に、

 大きく貢献するに違いない、

 

 最近はベストセラー作品の電子書籍化が、

 僅かながらも増えてきている、

 公共図書館が紙の本の購入は1冊だけにして、

 同一作品の電子書籍を揃えて貸し出せば、

 電子書籍の普及に大きな役割を果たせるのではないか、

 

 電子書籍はタブレットや、

 専用リーダーの登場、

 プラットホームや、

 コンテンツの増加などで、

 売り上げが急増している、

 しかし、

 紙に比べればまだまだ微々たる市場規模だ、

 全国の公共図書館が、

 ベストセラー作品の紙版の購入を1冊にして、

 利用者にその電子書籍版の貸し出しをすすめれば、

 電子書籍普及の凄まじい原動力になるだろう、

 僕は電子書籍の普及が、

 紙の本の新たな読者獲得につながる、

 と見ている、

 電子から入って紙の本に魅せられる人は、

 多いと思うのである、

 ぜひ公共図書館が電子書籍普及の最前線に立つよう、

 切にお願いしたい。、

 

 

 






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最終更新日  2015.01.07 20:37:15
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