カゲキ隊長のブログ

　イチロー選手がマーリンズと契約合意にこぎつけたらしい、

　年契約で年俸約２００万ドル、

　日本円にして約２億３５００万円、

　契約延長などのオプションも含まれていないという、

　大リーグでのイチロー選手の実績からすれば、

　少し安く値踏みされた感もあるが、

　そのことを本人は意に介していないと思う、

　これで大リーグに残れた、

　とほっとするよりも、

　足がかりを得たぞ、

　と独りほくそ笑んだかもしれない、

　常に万全の体調と意識で試合に臨んできた彼からは、

　足がかりさえ得られれば、

　必ず結果を出すという自信と気迫が伝わってくる、

　層の厚さでは定評のあるヤンキースで、

　外野手で５番手と位置づけられながら、

　昨季はやるべきときは期待に応え、

　１０２本の安打を放ち、

　２割８分４厘の打率を収めた、

　準レギュラーと言える活躍ぶりだった、

　全盛期ほどではないにしても守備にあまり衰えはない、

　41歳、

　という年齢に二の足を踏んだ球団は多いだろう、

　でも、マーリンズに働き場を得て、

　彼はしめたと思ったに違いない、

　マーリンズの外野陣は、

　史上初の3億ドルプレーヤーとなった、

　ジャンカルロ・スタントンをはじめ、

　平均年齢24歳と若き俊英揃いで、

　大リーグ屈指の強力トリオだ、

　イチロー選手は、

　与えられた出番できっちり仕事をして、

　ヤンキース時代よりも出番を増やし、

　存在感をアピールしよう、

　と野心をふくらませているに違いない、

　指名打者制がないナ・リーグだからこそ、

　なおさら意気込みを強くしている、

　と僕は見る、

　メジャー3000本安打まで後１５６本、

　イチロー選手は、

　今季と来季でそれを達成するだろう、

　マーリンズはえらくお得な買い物をした、

　と思い知るだろう、

　イチロー選手の自信と気迫に、

　若い人は勿論だが、

　事なかれであればそれでよしとする、

　現代のわれわれ日本人が、

　大いに学びたい。