法助動詞
前に『完全マスター英文法』を読んでいて、「法助動詞」というのがよく分からなかった。学校では単に「助動詞」ということで習った。それが分かったのは、何と日本語教育関係の本を読んでいたときだ。『完全マスター英文法』にも最初のところに短く説明があった。「法助動詞と法助動詞句で、話し手の考え方・見方などを表す。・・・」日本語教育関係の本では相(アスペクト)と法(モダリティ)を対比して説明していて、それで理解できた。相(アスペクト)は、「書く-書いている」のように、動詞の表す動きを一まとまりとしてとらえるか、それとも、その動きの一局面をとらえるかを表し分ける文法的カテゴリー。「彼は ボランティア活動を し ている らしい」という文では、「ている」が相(アスペクト)、「らしい」が法(モダリティ)ということになる。