東北の携帯普及率、全国的には?
NHKのニュースで言っていた。携帯電話・PHSを持つ人は、東北地方北部3県で、初めて人口比6割を超え、東北地方では3人に2人が持っていることがわかった。報道は今日だが、東北総合通信局のサイトでは先月13日にリリースされている。東北6県のことし6月末時点の加入契約数は、携帯約618万件、PHS約23万5千件で、両者合計は、6,418,665件。平成18年6月末から1年間の増加数は327,053で、増加率は5.4%となっており、全国の増加率の5.6%を0.2ポイント下回る。なお、宮城県の加入契約数は1,922,466と、200万の大台が目前。内訳を見ると、まず、携帯電話の加入契約数は、平成18年6月末から1年間の増加数は336,755で、増加率は5.8%で、全国の増加率の5.6%を0.2ポイント上回る。他方でPHSの加入契約数は、平成18年6月末から1年間で9,702減少した。実は全国では5.3%増加しており、東北地域では4.0%減少しているという結果になった。また、人口普及率(契約数/全人口)は4%増えて66.9%に。平成18年6月末の63.0%に比べ1年間で3.9ポイント増加したが、全国平均の81.1%に対して14.2ポイントの差がある。県別の人口普及率----------宮城 82.1%福島 63.7%山形 63.5%秋田 60.8%青森 60.4%岩手 60.4%----------このうち青森、岩手、秋田の北部の3県は、それぞれ3%前後増え初めて60%を超えた。東北地方は、まだ携帯電話などの普及が遅れている。ただ各県とも毎年順調に増えており、この傾向は当分続くだろう、とのこと。東北の位置はいかに。全国的な一覧データは総務省に見つけられなかったので、まずは九州を見てみた(九州総合通信局の資料)。管内の人口普及率(平成19年6月末)----------福岡県 80.9%大分 67.2佐賀 67.1熊本 67.0長崎 65.8宮崎 65.3鹿児島 63.7(全国 80.7)----------(人口普及率を導く際に使用している数値が九州は国勢調査、東北は住民基本台帳、という違いがあるようだ。)この資料には全国の県別普及率ランキングがグラフ化されている。福岡が初めて80%を超えて全国上位に連ねていることを示す趣旨のようだが、わが東北をこのグラフで探すと...宮城県が福岡県の1つ上の第7位なのだが、何と宮城以外の5県が鹿児島県の後に、福島以下、きれいにラスト5を形成している。これには、何ともビックリした。