テーマ:政治について(20201)
カテゴリ:東北
数日前に地方政治事情に詳しい高名な大学教授と話した。福島知事選については、「森さんの演説はガッカリした。あの話しぶりを聞くと有権者がどう考えるかネ。」というコメントだった。私は残念ながら候補者のスピーチを聴く機会がない。ニュース映像でいいから肉声を聞きたいと思っているのだが、機会に恵まれない。話をした教授も仙台のホテルでニュースで見たという。
佐藤優勢と伝えられたが、争点が不明瞭で最後どちらに流れるかわからない、かなりの接戦じゃないか、民主が本気になって争点を訴えれば党勢の拡大にもなる、などと私は話した。 さて、その最終盤の情勢はどうだろうか。福島に住んでいないから、手応えを実感として感じることができない。そこで、各新聞の報道ぶりなどから、想像するしかないが... 前職逮捕の余波もあって自民党関係者の動きにまとまりがない。業界は自主投票の建前で、動かない。公明票の締め付けがあるとしても、かなり厳しい。森候補自身の訴えの内容も、景気、教育、医療など生活に密着するインパクトが、弱いように思う。 中通りの郡山や福島の浮動票が左右すると言われるけれど、都市部の浮動層も意外と冷めているように思われる。争点対立の構図が見えにくい。高い投票率が予想される会津では、次の知事は地元の熱意を受けて佐藤候補に有利だろう。 森候補が逆転するとすれば、やはり物言わぬ見えない投票者達の底上げ。投票率にもよる。ただ、難しいように思う。 と言うわけで、何ら論理的ではないが、ズバリ当おだずまジャーナルの投票結果予想を示す。 ○投票率 65%(1,091千票) ○結果 佐藤雄平(58、前参院議員、民・社推薦) 520千票程度 森雅子(42、弁護士、自・公推薦) 450千票程度 その他候補 150千票程度 どうだろうか。実は投票率予想は、ちょっと低すぎたかと今は反省している。組織戦がないとは言っても、久々の知事選びで、70%は超えるように思う。 ■関連する過去の日記 ○福島知事選挙の情勢(06年11月6日) ○注目の福島知事選挙を考える(06年11月5日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.11 06:00:22
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