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ニュータウン蔵王みはらしの丘(山形市、上山市)について、都市再生機構は当初計画を変更し、17ヘクタール分を区割りしないことにしたという。分譲が計画通りのペースで進まないため、民間事業者が自由に区画を決められるようにして進出を促すようにした。(毎日新聞記事による)
みはらしの丘は、仙台のバスのラッピング広告でも見たことがある。山形ファンの私だから、住んでみたらどうなのだろうか、などと宣伝に乗せられて想像したこともある。広告を打っているのだから、仙台の人も購入層として狙っているのだろう。山形から仙台に通勤している人も含めてだろうが。 そう言えば、かなり前になるが、上山の高層住宅も仙台の人を狙ったものなどとも言われた。確かに山形や上山と仙台は近いが、どちらかと言えば私は、山形の土地が好きなので通勤するつもりはない。そこに住みたい、と言う思いだ。だからこそ、非現実であり、願望にとどまるのだけど。 みはらしの丘は、03年から当時は地域振興整備公団が約260ヘクタールの分譲を開始。当初計画は同機構、県、両市が負担する318億円。計画した全1700戸のうち分譲は298世帯にとどまっている。区割りせずに住宅メーカーなどに販売することで、上下水道や区画道路整備にかかる費用が約64億円少なくなる。また、区画整理する工事も当初計画より3年延長し13年度までとする。県と両市は計画変更に同意しており、国土交通相の認可を受ければ今年中にも手続きが完了する、ということだ。 仙台ではかつての郊外型団地から、最近では、より中心部に近くて交通の便も良い農地がどんどん宅地化している。地価も相当下がっているから、みはらしの丘に惹かれたとしても、敢えて住まいとして仙台に通勤しようという考えにはなかなか踏み込めないのではないだろうか。 良いところだと思うのだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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