カテゴリ:宮城
先日登米市内を走っているとカーナビに「本吉街道」と表示が出た。帰宅してから道路地図を見てみると、栗原市若柳や登米市石森を経由して、米谷から水界峠を経て志津川に至る道に本吉街道と付記されている。 少し詳しくいうと、次のようだ。 (1)まず、国道4号の栗原市沢辺地区から、三迫川沿いに下流に下り若柳の川北に至る。この区間は、現在の県道4号(中田栗駒線)の南に並行する感じで川沿いに繋がっている。沢辺町の集落や大林地区の街村をつなぐ。かつての栗原電鉄が寄り添って走っていた。 (2)次に、若柳(川北)からは現在の県道4号(中田栗駒線)で、東北本線石越駅の南を通り、登米市役所石越支所付近を経由して、登米市石森の中心部を経て国道346号に出る。 (3)交差点を渡る(国道346号をクロス)と、道は国道398号になり、浅水から米谷大橋を渡って、一路のぼって水界峠(新水界トンネル)をめざし、越えると入谷、志津川に出る。 こんな感じだ。県道4号(中田栗駒線)は国道4号の西側にも続いて岩ヶ崎に至るのだが、この道路地図では、国道4号の西の部分には「本吉街道」の語がないから、奥州街道(陸羽街道)から志津川で東浜街道と合流するまでの区間を、本吉街道と呼ぶ趣旨なのだろう。 ■関連する過去の記事 歴史ある水界トンネル(2012年10月20日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.12 08:46:59
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